母校の校長、暴行される…

　じいちゃんが卒業した中学校の教諭が悪さばかりしています。

　今年に入って報道された「大阪府泉佐野市の公式キャラクター「イヌナキン」のマスクを盗んだとして停職３カ月の懲戒処分を受けた教師」（依頼退職）、そして昨日は「校長の胸ぐらなどを掴むなどして逮捕された教師」…。

　逮捕された５７歳の教師は校長（５７歳）が「体調が悪そうだった」ため授業を休ませるという判断に腹を立て、無断で帰宅。

　校長を自宅に呼びつけて暴行したというものです。

　暴行教師は「授業をさせてもらえず腹が立った」と証言しているようで、暴行については「覚えていない」と言ってるようです。

　校長と暴行した教師は、同い年…。

　「自分はタダの教師なのに、アイツは校長」という忸怩たる思いがあったんでしょうか。

　「少し体調が悪かっただけなのに、なんで、なんで、なんで…」なんて思いこんでしまったのかもしれません。

　今の教師の仕事は、本当に大変です。

　じいちゃんの友達も何人か教師がいるし、三男坊のkenも教師です。

　kenの生活を見ていると朝は６時頃に家を出て、帰ってくるのは夜９時過ぎ…。

　通勤にかかる時間は車でたったの１５分…。

　学校での様々な仕事だけでなく、児童の家庭環境にも気を配りながらキツイ仕事をしているようです。

　先日電話で話した友達の教師も「凄くきつい」と漏らしていました。

　そんな環境の悪さが教師関連の事件を引き起こしているような気がします。

　世間は教師の能力や指導力を単純に見て非難していますが、彼らを取り巻く環境がどんな実態なのかを調査して改善する必要もあるんじゃないでしょうか。

　事件を起こした教師を擁護するつもりはサラサラありませんが、もっと教師を取り巻く環境を整備しないと精神的ダメージを受ける先生たちがドンドン増えて行くような気がします。