ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

中国軍艦の領海侵犯???

2016-06-16 10:18:03 | 日記
 中国の軍艦が日本の領海を侵犯したというニュースが流れています。

 鹿児島県の口永良部島周辺の領海に入ったということで日本政府は中国に厳重抗議をしたということです。

 なぜ、中国軍艦が領海を侵犯してきたのか分析を急いでいるようですが、中国側は「日本のから騒ぎ」だと表明しています。

 防衛省幹部は中国の狙いについて「10日から同海域で行っている日米印共同訓練『マラバール』に参加しているインド艦艇2隻を追尾した可能性もある」との見方を示してます(ネットニュース引用)。

 中国としては、アメリカ、日本に加え、隣接するインドが共同して軍事訓練をするのを黙って見ていることができなかったのでしょう。

 中国軍の最近の動向を見ると「アメリカの核の傘」の下にいる日本は今後の安全保障をどうしたらいいのかを考えない訳にはいきません。

 領土の拡張による資源確保を狙う中国に対して「対話だけ」で良好な外交ができるのか、抑止力として軍備の充実も考えて行かなければならないのか。

 そして、アメリカとの安保条約をどうしていくのかなどなど、日本は早急な対応を迫られています。

 トランプさんは「米軍を日本に駐留させるなら全ての費用を払ってもらう」と言っていますが、聞くところによると日本は「思いやり予算」という奴で現在ほとんどの駐留費用を出しているとか…。

 払ってないのは、軍人や軍属の給料ぐらいということです。

 まさか、米兵の給料まで日本政府に払わせる気でしょうか?

 アメリカにとっても、中国にとっても、お互いに最大の貿易国同士であり、良好な関係を保っていきたいはずです。

 そこに、日本という「邪魔者」がいるというのが中国の考え方でしょう。

 安倍政権は、アメリカに見放されないように必死になって安保法を整備し、「集団的自衛権行使の容認」で世界中どこにでもアメリカの言うままに自衛隊を派遣し、その庇護のもとで中国から日本を守ろうとしていますが、本当にそんな対応でいいんでしょうか?

 日本人は、原爆によって大量虐殺されたのに文句を言うでもなくアメリカを受け入れているのに、戦勝国の中国(と言ってもアメリカに助けられただけ)は、やれ「南京大虐殺」だとか、「満州の併合」だとか70年経てもグチグチ文句ばかり付けてきています。

 おまけに、首相が「戦犯が合祀されている靖国神社」でも参拝しようなら「鬼の首をとった」かのごとく攻撃してきます。

 安倍政権の中国政府を逆なでし、アメリカべったりの政策がいいのか、中国の要求に屈して?「平和な解決」を望む方がいいのかは分りません。

 凶器を突き付けながら迫ってくる中国に丸腰の日本が対抗できるとは思いませんが、やっぱり「武力衝突」が起きないように「対話による平和的な解決」をすることが一番の方策ではないかと思います。

 そのためには「憲法第9条」の2項の改正は必要でしょう。

 日本は、自衛隊をきちんと軍隊として認め、独自の抑止力を持つことによって中国と「平和的な対話外交」をすることが必要なんじゃないでしょうか。

 ただ問題なのは「海千山千」の中国外務省に比べ、「特権意識しかない日本の外務省」が太刀打ちできるんだろうかという不安感が残る所です。

 もう一つ不安なのは、自民党の憲法草案にあるように「有事の際には政府権限を優先させる」というような条項を加えることで、戦前のような政府と軍の暴走を助長してしまうような「憲法改正」が国民への説明がないままに行われてしまうのではないかということです。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする