ayameじいちゃんの日記かな?

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接続海域への中ロ軍艦の航行…

2016-06-10 11:54:03 | 日記
 中国とロシアの軍艦が尖閣諸島の接続海域を航行したというニュースが流れています。

 これまでロシアの軍艦は、この海域を何度か横切ったようですが、何が問題かというと「尖閣列島は中国の領土」だと主張している所です。

 接続海域には、航行の自由が認められていて勿論軍艦が通っても国際法上は何の問題もありません。

 但し、日本政府がなぜロシアには抗議しないで中国だけに抗議したかというと、お互いの領土に接する海域を航行した時に偶発的に何らかの戦闘行為が発生しかねないからです。

 これまで中国の軍艦がこの海域を航行したことがなかったのに、なぜ通ったかという所に今回の問題があります。

 中国は先日行われた「アジア安全保障会議」でアメリカなど各国から南シナ海での「人工島整備」を強く非難され大反発していました。

 米軍がフィリピンから撤退するとすぐにこの海域の領有権を主張して、国際法を無視して「軍事拠点化」しようと岩礁を埋め立て軍事施設を整備してしまいました。

 まったく困ったもんです。

 なんでそんなに領土や領海、領空を拡大したいのでしょう。

 世界第一位の人口を抱えて資源が欲しいのは分りますが、世界の秩序を乱すようなマネをしないで、ちゃんと貿易で欲しいものを手に入れれば問題ないのに???

 中国・北朝鮮・ロシアは、国際秩序を乱すという意味では、世界の鼻つまみ者です。

 もちろん、欧州や中東、東南アジアでテロ事件を起こしているイスラム教系のテロリストたちも困ったもんですが、自分の主義主張を果たすために軍事力や爆弾などを使うというのはいい加減ヤメにした方がいいんじゃないかなぁ~。

 中国の今回の行動も「沖縄から米軍が撤退したら、すぐに行動を起こすぞ!」という威嚇かもしれません。

 米軍に守られている日本は「米軍の撤退」どころか、トランプさんが言ってるように「米軍の駐留費用を全額負担せよ」という条件を飲んでも「米軍の力に頼らざるを得ない」ということになるでしょう。

 沖縄をはじめ日本各地で「日米地位協定の見直し」や「辺野古移設反対運動」、さらには「米軍の撤退要求」などの活動が起こっています。

 もし、本当に「米軍が撤退」してしまったら、中国の言うように「尖閣諸島は中国領土」というのを認めてしまうんでしょうか?

 そんなことにならないように「自衛隊の活動範囲を日本の領域だけに限定し、日本防衛のためだけに軍備を持つという憲法改正」だけは必要になってくるでしょう。

 「自国の国民と領土は自分で守る」という精神に欠ける現行憲法の弱さは是正しなくてはいけないかもしれません。

 ただし、集団的自衛権や特定秘密など「国民の知る権利」は守らなきゃいけません。

 米軍が撤退したら「米軍との情報交換は極秘」なんてのは外れますから「自国を守るために自衛隊がどんな活動をするのか、国民に全ての情報を公開して全国民が命と領土を守るために何をするのか」を決めればいいんです(本気で決めれば、中国への抑止力にもなるでしょう)。

 今の自民党の憲法改正草案は、国民の「知る権利」や「情報公開」への道を閉ざし「国家のために国民の自由を奪う」ような内容になっています。

 こんな憲法改正は最悪です。

 アホな自民党の政治家に支配されるなんて、まっぴら御免!

 大事なのは、日本人が自分の命をだれに託すのか(もちろん命を掛けて戦ってくれる自衛隊員です)決めることです。

 自衛隊員は「自国民と自国の領土を守るために戦う」ことを誓っています。

 そんな貴重な自衛隊員の命を世界中の紛争地帯へ送り込んで失くしてしまうような集団的自衛権の行使なんて、もってのほか!

 中国艦船が「尖閣列島」や「沖縄」に乗り込んでくるのを阻止したり、日本に向かってくる北朝鮮の核兵器を打ち落としたり、北方海域をロシアから守るためだけに、自衛隊員に働いてほしいのです!
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