ウクライナへの侵攻を続けるロシアが、中国へ戦闘物資などの提供を求めていますが、中国政府はどのような対応をするのでしょうか。
バイデン大統領は、ロシア軍の民間施設への攻撃を見て「プーチンは戦争犯罪者」だと断定する発言をしています。
国連でも大多数の国々がロシアに停戦を求めていますが、気が狂ったとしか思えないプーチン大統領は、何が何でもウクライナを制圧するまで戦闘を続けるつもりです。
多くの民間人が逃げ込んでいる劇場をロシアが空爆し、多くの犠牲者が出たと発表されるとウクライナ軍がやったと逆に発表したり、自分たちが攻撃したことを嘘の情報で撹乱するなどしています。
ロシアの将官が戦死したという報道もあり、ウクライナ軍は必死の抵抗を続けています。
ロシア国内では、これを見かねたメディア関係者が次々と離職したというニュースも流れています。
こんな状況の中で、中国がロシアを援護するような態度を取ったら、世界中から非難の声を浴びることは間違いありません。
中国政府は、ロシア政府に「オリンピックの開催中はウクライナ侵攻をやめてくれ」と言ってたようですが、オリンピック期間は自粛してたのに、パラリンピックが始まるとウクライナに攻撃を仕掛けました。
中国政府もさぞかし怒っているでしょうが、専制主義国家？同士で堅く手を結びあっているロシアの要求を簡単に断る訳にもいかないのが現実でしょう。
プーチンさんも習さんも、もっと短期間でウクライナに親ロ政権を作ろうと考えていたようですが、ウクライナ軍はよく頑張って持ちこたえています。
ウクライナ大統領は欧米各国に援助を求め、アメリカをはじめ多くの国々が兵器や食料などを供給しています。
プーチンさんもロシア軍がこんなにも弱く、指揮官まで戦死するとは思ってもみなかったでしょう。
中国はロシアの要請をきっぱりと断り、和平への道を模索するような外交活動をして欲しいですね。
武力で台湾や東南アジアを牛耳ろうという計画は、簡単にはいかないことを習さんも思い知ったことでしょう。
そんなことをする暇があったら、世界の国々と手を組んで平和な世の中に貢献することを選んだほうが、中国のお株が上がるだろうし、国民も安心して暮らせるんじゃないかと思うのですが…。
