昨日、国会でゼレンスキーウクライナ大統領のオンラインによる国会演説が行われました。
ロシア侵攻により苦難の道を歩む大統領の言葉は、一つ一つが胸に迫るものでした。
不毛な議論ばかりしている日本の国会議員さんたちは、この演説を聞いてどう感じたのでしょうか。
まずは、自らが国民のために何をしているかを考えてください。
誇れる実績がありますか?
何のために国会議員になったのか、選んでくれた人々に何ができるのか、もう一度よく考えてほしいですね。
特に、世襲議員と呼ばれている政治家さんたちは、家業だからやってるのかい?
そして、世界平和のために日々努力しているのかどうかを問うてみてほしいです。
いつの間にか、自身の周りのことだけを考える利権主義者に成り果てていませんか。
山東昭子参議院議長は、この演説後の挨拶で「人々が命をも顧みず祖国のために闘う姿を拝見し、その勇気に感動している」と言ったそうですが、図らずも戦闘して亡くなった人に向かって、そんな次元の低いことがよく言えるもんだと思ってしまいます。
国会議員ならば、国民の命が第一…。
「祖国のためなら闘って死ねばいい」と聞こえてしまいます。
こんな思想の持ち主ばかりが自民党に蔓延っていて、何としてでも「憲法9条」の改憲に尽くしたいと考えています。
つまりは「国民の命は国家のために使え」ということですよね。
「国会議員の命を国家のために使え」と言いたいですよ、まったく!
国民がいなけりゃ~国家なんて成立しないのに、国のために命を投げ出せというのはおかしな話です。
一体何のために政治家はいるのか。
国民を無駄な戦争に巻き込むために存在してるのか。
実際に戦争になったら、自分たちは絶対に戦闘地域なんかに行かないくせに!
まずは、ロシアのウクライナ侵攻のような事態が起こる前に、外交交渉によるwinwinの話し合いが行われれば、こんなことはなかなか起きません。
政治家同士が誠意をもって話し合いすることが一番大切なことです。
喧嘩したって何の解決にもならないでしょ。
「一部の頭のおかしな独裁者が引き起こす事態があるかも知れない」からという理由はあるでしょうが、そこを乗り越えていくのが政治家の使命でしょうに…。
中国なんかは、日本が戦争のできる国に早くなってほしいと思ってるんじゃないでしょうかね。
憲法までかえて軍隊を作った国が攻めてくるかもしれないという口実をデッチ上げて、先に戦争を仕掛けるのが流行のやり方(プーチンさんがやったように)ですからね。
「日本は戦争を放棄してる国」という事実と歴史があるから、簡単には仕掛けられないというのが彼の国の本音でしょう。
それを崩せば、もうなし崩しに、彼らは海を渡ってきそうです。
俳優だったゼレンスキー大統領の演説は、さすがに人の心を手玉に取る上手さを感じます。
国それぞれの歴史・文化・経済を見据えながら、あれだけの訴えかけをできる日本人政治家なんて皆無でしょうからね。