日をそれほど跨がずに行われた昨日の総理記者会見…。
夜7時のNHKニュースを狙って行われた(この時間のNHKニュースは視聴率が高いからか)この会見で何か緊急のメッセージがあるのかと思いきやこれまで伝えられていることばかりで、只々繰り返し同じことを言ってるだけでした。
ウクライナ侵攻に対するロシアへの制裁措置や石油製品の値上がりでの補助額を25円にするとか、コロナ対策だとか聞いたことがある様な内容ばかりで、何のために開いた記者会見(それもライブ中継の)なのかよく分かりません。
こんなんだったら通常の官房長官会見で充分だと思った方は多いでしょう。
もっと重要な中味でやらないと国民は「狼少年」(何度も何度も同じことで騒がせる)を見てる様な気分になっています。
以前の記者会見の際に会見の間が空き過ぎだと批難されたから、それほど言うこともないのにワザと国民の前に顔を晒して、さして押し迫ったことを言うでもなく、ただ滑っているという情けないものでした。
総理から重要なメッセージを伝えるというのなら、会見の間隔なんて気にせずにやればいい。
何もないなら国民は幸せな生活を送っているはずだからやらんでもいいし…。
それに、国会中継もあるから毎日のようにノラリクラリとした総理の答弁を聞いてるしね。
野党議員の質問に答弁する姿が毅然としてれば、国民は安心するのです。
しかし、その答弁が酷いもんで内容もなく対策もなし、野党の言うことをただ否定するような発言ばかりでは今一ピンとこないし、安倍さんのような人を食ったような話しぶりより少しマシなくらいです。
国民に最高指導者から国民にどうしても伝えなければいけないこと、どうしても国民に協力を仰ぎたいこと、どうしても国民に苦難を与えてしまうことなど、総理の口から国民に向けた重要なメッセージだけを伝えればいい。
聞いたような内容の話を総理から聞いたって「また同じことを喋ってら~、あのおじさんは」と虚仮にされるだけということを側近が教えてあげて欲しい。
もしかしたら頼りにならん側近で「総理が話せばカッコいいですよ」なんて踊らされているのかもね。