安全保障法制に反対する人々3万人(主催者発表)が昨日国会を包囲して抗議活動を行いました。
1960年に岸信介首相がアメリカとの安保条約を改定する際にも日本中で多くの人々が反対運動しましたが、その因果が孫の安倍首相に及んで集団的自衛権の行使容認と安全保障関連法案に不安を抱く人たちから非難の声を浴びせられています。
安倍首相は、多くの人々が反対した安保条約改定が今の日本の繁栄を生んだと思い、政治家は時として国民の声を無視して活動しなければならないとじいちゃんから教わったのではないでしょうか?
当初の安保条約は、それこそアメリカの言いなりで不平等な条約でした。
締結した吉田元首相は「防衛はアメリカに任せて、日本は経済復興に集中しようと考えた」と述べています。
安倍さんのじいちゃんがアメリカの意思のもとで行った日米安保の改定は、ソ連の大陸間弾道弾の開発の成功で後れをとったアメリカが、日本を極東の最前線基地として核武装化させるために行ったものです。
この安保改定も、結局はアメリカの思惑のもとで行われたもので、だからこそ多くの人々が反対運動に参加したのです。
敗戦国の日本は「平和憲法」を押し付けられて何の防衛力も持たない(骨抜きの自衛隊はあったけど)国で、アメリカとソ連の冷戦の狭間にあって、アメリカの問答無用の姿勢を受け入れるしかありませんでした。
さて、孫の安倍首相が今やろうとしていることは、ある意味で「信介じいちゃん」がやったこととよく似ています。
つまり、アメリカとの強固な軍事同盟を築くことです。
それも今回は、日本が積極的に米軍の軍事行動を補完していくという「日本国憲法」に反する手法で・・・。
アメリカ政府も「世界の警察」と揶揄された時代から一国で「世界平和を守る?」には、何ともならない経済状況を抱え、多くの友好国を巻き込まなければ「自国(多くの国の協力を得るが実はアメリカだけ)の利権」が保てない状況になっています。
安倍さんが成立を目指している安保関連法案の裏側には、必死にやってる?アベノミクスでも容易に立ち直ることのできない日本経済をアメリカとの軍事共闘によって、アメリカの利権のおこぼれを頂戴して立て直そうという意図が隠されてでもいるんでしょうか?
そのためなら「憲法違反」も「自衛官の殉職」も関係ねぇと思っているのか・・・。
将来の「世界平和」のために日本が今しなけりゃいけないことは、「戦争に向かう」ようなことじゃないはずです。
アメリカに押しつけられたとはいえ、戦後70年間「不戦を誓いあった日本人の心」を「世界中の人々に伝え、紛争を無くすことに奔走する」ことこそが安倍さんに与えられた使命じゃないでしょうか?
「自衛、自衛」と叫んでいますが、近隣諸国ときちんとした話し合いもせず、またうまくやれない意固地な安倍政権のどこに平和を願う志があるんでしょう。
軍備を使って「自衛」する前に、対話という「自衛」があることを忘れないで政治をしてほしいと思います。
1960年に岸信介首相がアメリカとの安保条約を改定する際にも日本中で多くの人々が反対運動しましたが、その因果が孫の安倍首相に及んで集団的自衛権の行使容認と安全保障関連法案に不安を抱く人たちから非難の声を浴びせられています。
安倍首相は、多くの人々が反対した安保条約改定が今の日本の繁栄を生んだと思い、政治家は時として国民の声を無視して活動しなければならないとじいちゃんから教わったのではないでしょうか?
当初の安保条約は、それこそアメリカの言いなりで不平等な条約でした。
締結した吉田元首相は「防衛はアメリカに任せて、日本は経済復興に集中しようと考えた」と述べています。
安倍さんのじいちゃんがアメリカの意思のもとで行った日米安保の改定は、ソ連の大陸間弾道弾の開発の成功で後れをとったアメリカが、日本を極東の最前線基地として核武装化させるために行ったものです。
この安保改定も、結局はアメリカの思惑のもとで行われたもので、だからこそ多くの人々が反対運動に参加したのです。
敗戦国の日本は「平和憲法」を押し付けられて何の防衛力も持たない(骨抜きの自衛隊はあったけど)国で、アメリカとソ連の冷戦の狭間にあって、アメリカの問答無用の姿勢を受け入れるしかありませんでした。
さて、孫の安倍首相が今やろうとしていることは、ある意味で「信介じいちゃん」がやったこととよく似ています。
つまり、アメリカとの強固な軍事同盟を築くことです。
それも今回は、日本が積極的に米軍の軍事行動を補完していくという「日本国憲法」に反する手法で・・・。
アメリカ政府も「世界の警察」と揶揄された時代から一国で「世界平和を守る?」には、何ともならない経済状況を抱え、多くの友好国を巻き込まなければ「自国(多くの国の協力を得るが実はアメリカだけ)の利権」が保てない状況になっています。
安倍さんが成立を目指している安保関連法案の裏側には、必死にやってる?アベノミクスでも容易に立ち直ることのできない日本経済をアメリカとの軍事共闘によって、アメリカの利権のおこぼれを頂戴して立て直そうという意図が隠されてでもいるんでしょうか?
そのためなら「憲法違反」も「自衛官の殉職」も関係ねぇと思っているのか・・・。
将来の「世界平和」のために日本が今しなけりゃいけないことは、「戦争に向かう」ようなことじゃないはずです。
アメリカに押しつけられたとはいえ、戦後70年間「不戦を誓いあった日本人の心」を「世界中の人々に伝え、紛争を無くすことに奔走する」ことこそが安倍さんに与えられた使命じゃないでしょうか?
「自衛、自衛」と叫んでいますが、近隣諸国ときちんとした話し合いもせず、またうまくやれない意固地な安倍政権のどこに平和を願う志があるんでしょう。
軍備を使って「自衛」する前に、対話という「自衛」があることを忘れないで政治をしてほしいと思います。