俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

奥秩父

2019-02-06 16:00:45 | 観光地
テレビでその景色が時々放映されたので、先週の木曜日に奥秩父の「三十槌(みそつち)の氷柱(つらら)」へ行ってみました。雨や雪が降ると道はツルッツルに凍ると観光協会に電話で聞いていたので車のタイヤをスタッドレスタイヤに代えたのは当然です。

セメントの材料となる石灰岩を切り出して山塊を大きく削り取られた武甲山を左手に見ながら秩父の市外を抜け、山肌を縫うように作られた山岳道路を慎重に進むと、深い谷となっている荒川の対岸の嶮しく聳える山の急斜面の岩場からしみ出た地下水がこの時期の寒さで氷り付き巨大な氷柱となっているのが見えてきました。谷底の河原に下りて見る景観は圧巻でした。


このサイトの上流側に更に大きな氷柱群があり感動して見ていたのですが、よく見ると斜面に長く引いた白いホースや赤い蛇口が丸見えでした。旅慣れた風の観光客が“地元のゼネコンが人工的に創作した”という話をきいてしまって興ざめしました。

観光協会のパンフレットに、他にも「あしがくぼの氷柱」や「尾ノ内氷柱」など「秩父・三大氷柱めぐり」とありましたが、これらも人口の氷柱だというので行くのをやめました。

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秩父多摩甲斐国立公園に属する奥秩父もここまで来たら三峯神社に参拝せねばなるまい・・・、ということでつづら折りの山道をさらに走ること30分、市営駐車場に着きました。参道にはミツバツツジ並んでいて春には咲き誇って出迎えてくれるでしょう。

三峯神社の神様はイザナギニノ尊・イザナミノ尊で、日本の国や日本民族をお産みになられたと伝えられる夫婦の神様で、1900年ほど前の昔に日本武尊(やまとたけるのみこと)がお祭りしたのが始まりです。


三峰山の山頂には日本武尊の像がすっくと建っています。


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三峰山は、本来は妙法が岳(1332m)、白岩山(1921m)、雲取山(2017m)の総称なのですが、三峯神社のある頂きを三峰山(1100m)とも呼んでいます。

雲取山の頂上付近が白っぽくなってきました。雪かもしれません。
大急ぎで麓の市内まで戻ろうっと・・・