アホ社長のブログ

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ビル経営管理士。

2014年04月19日 | 資格・検定

突然ですが本日(4月19日・土)は「資格試験合格体験記」の第21弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php

第21弾は「ビル経営管理士」試験です。ビル経営管理に関する知識及び技術の審査・証明事業として行われる「国土交通大臣認定」の公的資格試験です。今後受験を予定している方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この試験は(財)日本ビルヂング経営センターが旧建設大臣告示によって行う「国土交通大臣認定」の公的試験です。

私(KOBA)がこの「ビル経営管理士」試験を受験し、合格したのは平成26年1月の事でした(登録は同年3月)。
受験資格は、年齢・性別・学歴・職歴等に関わらず誰でも受験する事が出来ます。合格後の登録申請に関しては何時でも自由にする事が出来ますが、合格前後の実務経験等が2~5年以上無ければ登録する事が出来ません。
試験は3科目(企画立案業務・賃貸営業業務・管理運営業務)各科目17~20問(択一マークシート方式・各科目制限時間1時間)と記述式筆記試験(制限時間1時間)が出題されました。合格点は記述式筆記試験を合わせた300点満点で今のところ60点前後です(合格点は毎年変動しています)。相対試験のように上位から何%が合格という一種の競争試験です。解答時間の半分で終了出来たならば合格圏内です。

最近の合格率は約60~70%前後のようです。当然なのですが、受験者のレベルは高い方です。プロ用試験ですが1年以内の合格で標準と考えられます。私の場合は択一式(学科3科目)試験のみで記述式筆記試験は免除です。「企画・立案業務」科目の計算問題は時間が無いので他で点数を取れるのであれば捨てても良いかと思います。記述式筆記試験の免除方法は、高額ですが試験団体で毎年開催している「ビル経営管理主任講座」という通信教育とスクリーング(又はCD購入)に修了する事で免除に出来ます。殆どの方がこれを利用して記述式筆記試験を免除にしています。

私の場合は運良く1回目の受験で「ビル経営管理士」試験に無事合格する事が出来ました(合格通知書はA4縦型です)。私の勉強期間は約1.5ヶ月間(独学)でした。実務経験の中身にもよりますが、後学者の方には最低でも6ヶ月以上の勉強期間を確保して欲しいと思います。
因みに、「ビル経営管理士」試験合格後の登録費用として(財)日本ビルヂング経営センターへ21000円の手数料を納付すると「登録証書」(A4縦型)と「ビル経営管理士登録証明カード」(携帯カード型・5年更新)が送付されて来ました。更に、独立開業(不動産投資顧問業等)される場合は、「一般不動産投資顧問業」等の申請書+登録手数料を国土交通大臣に納めて営業登録(5年更新)を取得する事になります。基本的に営業登録は自由(任意)ですので、営業登録を取得しなくても仕事は出来ます。

私の場合は業種上の知識として必要であり、更には試験科目の知識も必要でした。15年以上前に受験予定だったのですが、優先順位の関係上長らく先送りとなっていました。既に実務上は勉強済の科目や他の国家試験と重複する科目もあったので、バックグラウンド的には恵まれていました。3年分の過去問のみの勉強で何とか合格しました。今のところ過去問は書籍としては入手困難です。試験団体からのダウンロードになります。

道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

続きは次回に。