説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

2016年3月27日 説教要旨

2016-04-10 08:19:41 | 説教要旨
2016年3月27日 説教要旨 
使徒の働き27章1~20節

パウロはローマへ護送される旅が始まります。海路2700km、陸路180kmの大旅行でした。ルカはその様子を細かく書き遺しています。それはいかに神が働かれたかという証しでもありました。パウロの旅にはアリスタルコという人がお世話のために同行します。この人はローマでパウロと共に囚人になっており、パウロと共に使命を果たした人でした。長崎の二十六聖人も最初は24人でしたが、付き人であった二人が共に殉教することを自ら申し出て26人になったのでした。神さまの働きはこのような忠実な人々によって成し遂げられていったことを見ることができます。。
「かなりの日数が経過しており、断食の季節もすでに過ぎていたため、もう航海は危険であったので、パウロは人々に注意して、『皆さん。この航海では、きっと、積荷や船体だけではなく、私たちの生命にも、危害と大きな損失が及ぶと、私は考えます』と言った。しかし百人隊長は、パウロのことばよりも、航海士や船長のほうを信用した。」とあります。パウロは神さまに示されて忠告をしますが、百人隊長はパウロのことばよりも船長や航海士のことばを信用してしまいました。そして穏やかな南風が吹いてくるとこの時とばかり出航してしまいます。その結果、大あらしに会い、積荷を捨てたりしますがますます激しくなり、太陽も月も見えず、助かる最後の望みも断たれてしまうところまで追い込まれてしまいました。
神は私たちに語られます。また、前もって忠告を与えたり、多くの事を示して来られます。それをないがしろにしてはなりません。プロの方の意見を聞くことは重要ですが、ポイントは神が何と語っているか聞く事、従うことにあります。
しかし、この中で神がパウロに語られた、「ローマに行って証しをしなければならない」ということばのゆえに全員が助かる事になります。神は私たちもパウロのように、困難な状況や困難な時代の中にあって多くの人々の希望と救いのために召しておられます。神のことばによって歩む歩みをなしていきましょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿