説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

2017年4月2日 説教要旨 

2017-04-21 19:58:34 | 説教要旨
2017年4月2日 説教要旨 
ローマ人への手紙8章28節、
Ⅰテサロニケ5章16~18節

聖書は誤りない神のことばであり、どの個所も真理ですが、今日の箇所は私たちの信仰生活にとって特に重要なみことばで土台です。「すべてのことに感謝しなさい。」とあり、悪いことも感謝することが語られています。悪いことの中に良いことを探して感謝するのではなく、悪いことそのものを感謝することがポイントです。なぜなら悪いと思うことの背後に神の最善の計画があるからです。また、「神を愛する人々」にはすべてのことが益となると約束されていますが、「神を愛する」とは従うことであり、私たちが神に聞き従って行く時に、悪いことや、失敗さえも益に変えられていきます。
ですから、私たちは神から良いことで恵みを受け、また、悪いことでも恵みを受けるのです。何一つマイナスは無く、かえって悪いと思う事の中にこそ、良い事にまさる祝福があります。
今回のキャンプでは、私たちはある事に関してはすべてが益になっていない事があり、その理由について語られました。神のことばに偽りがあるのではなく、それはまだ時がきていないからです。完結していないのです。私たちは近視眼的になってはなりません。長いタームで見る必要があり、そして永遠のタームで見る必要があります。
「神はすべてのことを働かせて益としてくださる」というみことばは真理であり、必ずそうなります。神がいかに誠実に益にしてくださったかを見るのです。私たちにわかる時が必ずきます。ですから、私たちはまだ見ていないことについても、信仰を働かせ、感謝と賛美を捧げ、主をほめたたえていきましょう。
神は私たちを愛して下さっており、十字架の愛をもって愛して下さっています。人間でも愛する者には「幸せになって欲しい、祝福されて欲しい」と願いますが、神は私たちが幸せになることを願っておられ、私たちの目に悪いと思う事を通しても神は私たちを祝福し、幸いを与えていかれるからです。