説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

2017年3月12日 説教要旨

2017-04-01 22:52:08 | 説教要旨
3月12日 説教要旨 
ローマ人への手紙13章11~14節

(11)クリスチャンは今がどのような時かを知っています。イエス・キリストは私たちの罪のために十字架にかかって死んで、よみがえってくださいました。そしてその後、再びこの地上に戻って来られる再臨の時がきます。「救いが私たちにもっと近づいているからです。」とは救いの完成の時、私たちが完全に変えられることです。つまり、私たちはキリストの再臨までの時代に地上に使命を与えられて生かされている者です。ある方々は輪廻のように、何回でも人生が巡ってくると思っています。しかし、人は一度きりの人生でやり直しができません。そして罪の解決、救いが必要なのです。私たち一人一人はこのイエス様の素晴らしい救いを伝えるという使命が与えられています。それを行う事、選ぶことは重要です。神様に従って福音を伝える使命が
与えられていることを覚えて下さい。
(12)この「昼」というのは暁(あかつき)という意味で、夜明けの時のことです。夜明けの前が最も暗いのですが、キリストの再臨に向かって時代は悪くなっています。しかし、それは夜明け、キリストの再臨が近づいている、しるしでもあります。当時のローマは栄えていましたが、社会的に性的に、様々な面で堕落していました。「やみの業を打ち捨てて、光の武具をつける」という決心、信仰が必要な時代でした。今の時代と似ていますが私たちも問題の解決や神の約束の成就の前に、困難や、試練が許されることがあります。ヨセフの人生はまさにその通りでした。しかし、神の時がきます。そしてそれは完全です。困難は素晴らしい神の栄光の前触れなのです。
(13~14)この箇所はアウグスティヌスが神さまと出会い、明確に救われたみことばです。キリストを着るとは、キリストが成してくださったこと(救い)を受け取り、信仰によって歩む歩みです。信仰を用いる時に私たちは解放され、恵みの中を歩み始めます。