説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

山上の説教

2013-08-25 23:43:17 | 説教要旨
2013年6月23日  説教要旨  マタイの福音書7章1~12節
マタイの福音書はユダヤ人たち(律法的に歩んでいた)に対して書かれたものです。
(1~2)神は私たちの人間関係を注意深く見ておられます。誰かをさばくとき自分がさばかれることになります。①神が自分の大きな罪を赦してくださったので他の人の罪を赦す。
②他の人にしたことは自分に返って来る。
私たちは人をさばきやすい者です。神との交わりなしに歩む時、律法的になってしまいます。さばきたくなる時、感謝し赦しましょう。けれどももしさばいてしまったらすぐに悔い改め、感謝することが重要です。神が直接介入してくださいます。(3~5)兄弟の目のちり(小さな罪)より自分の目にある梁(罪)に気付きなさい、と言っています。兄弟の目からちりを取り除くためにはまず自分の問題(自分と神との関係等)を解決してからです。自分と神との関係が中心であることを覚えましょう。(6)「聖なるもの」、また「真珠」とはみことば、福音のことをあらわしています。犬、豚は汚れた動物とされています。神に反している人に与えてはいけないと言っているのです。もちろんパウロのようにクリスチャンを徹底して迫害していた人が素晴らしい働きをする伝道者になることがあるので、神に聞き従って福音を宣べ伝えていかなければなりません。(7~8)“求め続けなさい。捜し続けなさい。たたき続けなさい。”という意味です。神はすべての必要を知っておられますが、あきらめず、根気よく、熱心に祈り求めなければなりません。神は私たちの信仰に働かれるので、求め続ける、祈り続けることが神の答えを受けるカギとなります。これまで求めてこなかったこと、無理と思って置いていたことなど神に心を開いて何でも祈っていきましょう。今年『奇蹟』と語られ、栄光をあらわすと神は言っておられます。不可能と思えることも祈り続ける時、その祈りを神が聞いてくださいます。祈れない時は教会で共に祈りましょう。祈る者は確かに神の奇蹟、栄光を見るのです。〔信仰の対応〕祈り、感謝、悔い改め、告白、聞き従い、踊る、賛美、喜ぶ(9~11)忍耐が必要ですが、徹底して感謝し続け、信頼して歩んでいく時、神は確かに良いもの、最善のものを与えてくださいます。マイナスと思うことも益となり、語られたことは必ず成就します。(12)自分にしてもらいたいことを他の人にする。これは積極的なことばです。しかし決して肉ではできません。神を信じ従う中で律法を完成させてくださるということを覚え歩んでいきましょう。(文責・木本)