雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

入院 小道具編

2008-12-23 14:39:07 | Weblog
股関節を人工関節に置換すると
行動が少し制限される。

身体と足を90度より曲げてはいけない。
正座はOKだが、三つ指突いての
お辞儀は出来ないという訳・・・。

手術した足の先には
手が届かない・・・ことに。

また、
足を組んではいけない。
膝を身体の中心より内側へ向けてはいけない。

これらは、
脱臼を避けるための鉄則で
絶対に忘れてはいけない。


まだ個室にいた頃、
小柄のY看護師が
とても真剣に
話して下さった。

脱臼したらどうなるのですか?

バチン!といったら
そのまま二つ折りで動けなくなる!

エーッ!
そんな時は、どうするんですか?

そのままの姿勢で
大至急一階の処置室へ運びます。(整形病棟は八階)
先生が、もう一度嵌めるんだけれど
上手くいかなければ
再度、緊急手術になります。
そんな人を何人も見てきました。
 
オーッ!!
恐ろしい 恐ろしい ハ・ナ・シ 




そう、ならぬタメに
いろいろ小道具が工夫されている。


その① 火挟み。 ¥294
下に落ちた物を拾う、
パンツほか足に履く物は
これを使う。
ちょっと離れた手の届かぬ物も
取るのに便利。
入浴時も必携、
なかなかの優れもの 


その② 靴下履き器? ¥500
つま先に手が届かなくても
ソックス、ストッキング、膝サポーターが
履けてしまう。

その③ ボディブラシ
入浴時のつま先洗い。


その他、
様々な工夫で
日々を暮らしている。

まず、三ヶ月
隠忍自重が必要  

一年以上経つと
かなり安定するらしい。

病棟で
10年くらい前に手術したという方に会ったが
何でも出来ると言って
身体を二つ折りにして見せてくれた。
付き添いで来られている70代の方だった。

私も
期待しよう 

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