チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

原発は怖いよ~

2010-10-24 | チョコハナ
昨日のチョコハナ、とても少人数でスタート。
途中で3名参加し、参加者が増えて...主催する側としては、ほっ。
一度、雪浦ウィークで自宅を訪れた際お顔を拝見したことがある藤田先生ですが、今回初めてお声を聞きます。

「田舎暮らしのわけ」をパワーポイントを使って説明。
「僕のことはネットで検索すれば書いてあるから」と調べて筋金入りの原発反対者であると知ったので、自己紹介にそういう説明があるかなと思っていました。
しかし、それが雪浦移住の理由だなんて驚きました。

2007年、大学退職し、雪浦へ移住したのが67歳。
先に雪浦へ移住した娘さんのところへ訪れ、水も自然もいっぱいの魅力ある土地だと気に入ったようですが、それ以上にふたつの恐怖のためでした。
神奈川、東京しか住んだことがなかった藤田先生が移動のため67歳で車の免許を取ってまで950km離れた場所に来たわけというのは...

①原発震災の恐怖
②食糧難の恐怖

住んでいたところに浜岡原発がある。東海、東南海、南海の南海トラフ、ここは政府作成の資料に30年以内にマグニチュード6以上の地震が起きる可能性が書いてある。自分自身も調べるとここらは70~80年周期に地震が起きている。85パーセントの可能性。地震が起きていない地域...ブルー色で塗られていたところ、その中に雪浦があった。東京にいたときは頻繁に地震があって慣れていたが雪浦に住んでからは地震に遭うことがない。
もし都市部で原発事故があれば、数千万人の難民が出る。ボートに乗って近くの韓国、北朝鮮へ上陸しようと思っても、その前に彼らから殺されるだろう。(確かに...)

今回は「お話のプロ」とあって、とても楽しいひとときでした
笑いもあったけど、とても心に残りました。
被爆者は、お金お金といわないで、放射能の怖さを知っているなら、それで苦しんでいるなら先頭に立って「原発反対」と訴えるべきなのに...と思います。
自分も原発は不要だと思っていましたが、藤田先生のお話とチェルノブイリの被害にあった女の子の顔が眼に焼きついて身近なこととして考えはじめました。
できたら、子どもや孫がいる方々、特に考えてほしいですね。

長崎・広島での「死の灰」はおそらく600gだろう。原発は1tになる。ソ連のチェルノブイリ原発は、600kmの被害。原発で被害にあっているのは、下層の日雇い労働者たち。原子炉の放射能を拭かせるために大量に1日いくらで雇い、使い捨てにしている。防護服は、身体に放射能がつかないだけで、鉛5センチ以上で出来た服を着らない限り、放射能は通過してしまう。日雇い労働者は身体を壊し、ホームレスへ。
この話には怒りが込み上げました...何でいつも弱いものを使い捨てなんだ~

この原発、何で次々造りたがるのでしょうか?
日立、三菱...と電力会社と政府と何か裏であるのでしょうか。
そういえば、三菱といえば、電器や車や船だけでなく兵器も作っているんですよね。
三菱財閥って...昔からそれで財を成しているのでしょうか
怖いですね

藤田祐幸先生、とても深いお話有難うございました 



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2 コメント

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原発発電は怖いよ~ (りんだ)
2010-10-25 11:04:07
深刻過ぎる位のお話でした。逃げ場がないって・・・人間はなぜ学ばないのだろう?
ネットを開くとペットの商品化  これでもかこれでもかって「命」を弄ぶ人間・・・ストップできるのは 私たちオトナ少数でも頑張りたいと思っています。
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ぞっとする話でしたね.... (Hirayama)
2010-10-26 11:25:47
広島・長崎の被害もすごいと思っていましたが、原発はそんなものじゃないと知って怖くてたまりません
今回で「原発反対」というのが、よく分かりました
少数派でも「微力だけど無力じゃない」...どこがで聞いたことば...で頑張りましょう
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