チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

ないた赤おに

2009-08-01 | 本と食べ物
子どもができたら本好きな子にしたいと思い、本の読み聞かせは2歳からスタートした。

当時の発達では難しかったけど、小学校の頃は本好きな子になっていた。

少しでも言葉が増えて、少しでもこころが成長すれば...という打算もあった。

風邪で喉が嗄れても続けていた本の読み聞かせも、中学校に入った以降から、ほとんどしなくなってしまった。
本人がそれほど楽しまなくなったのもある。
わたしが楽しようとしたのもある。

こころを入れ替えて...昨年、娘に読ませたい本として「ないた赤おに」(浜田廣介作)に挑戦してみた。
結構長い文章で、内容が娘に理解できるかどうか分からなかったが、読んでみると何か考えている様子。
青おにの赤おにへ宛てたメッセージに感じるものがあったようだ。

繰り返し読み続けるうちに、この本を読んでいるとき娘の目から涙が流れないか...と思う。
もし、流れたなら...大事なものが育ったということ。
いつか...そうなるかもしれないし、そうならないかもしれない。