~ 夢の途中 ~

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氏原さんの言葉。

2012年04月19日 | 日記

野球のライターで私が大好きな氏原さん。

その氏原さんとフェイスブックでやり取りさせて頂いてるが、今日の言葉にはシビレました。


氏原さんのウオールに書き込まれた言葉が深かったんで紹介させて頂きます。

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1点ビハインドの八回裏、ソフトバンクは遊撃手に今宮健太を入れた。

ポスト川崎に指名されており若手のホープだ。

しかし、彼は八回一死満塁の場面で飛んできた打球を処理すると本塁へ悪送球。

これね、この試合だけを見ると大きなエラー。

しかし、これは今宮とソフトバンクにとって大きな財産。

当たり前の話やけど、出さなければエラーは起きないわけで、1点ビハインドでも打順が遠かったとはいえ、

松中を下げてシートを変更して今宮を入れたんだ。

エラーのあと、今宮は泣いていたけど、すごいなと思ったのはそのあとのソフトバンクベンチ。

誰も怒ってなかったね。

あの守備がダメだったってことは、本人が一番わかってることだから。

試合後、鳥越コーチは『指導者が悪いって書いとけ』って報道陣を笑い飛ばしていたが、

この姿勢は指導者にとって大事だと思う。

そりゃ選手伸びるって!! こういう指導者たちに囲まれてるから選手がどんどん出てくるんだよね、ソフトバンクは。

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あれだけ選手が流出しても上位争いしてるソフトバンク。この辺が強さの秘密ですね。

鳥越コーチが言われた言葉で『指導者が悪いって書いとけ』・・・カッコ良すぎる。

こういうコーチの下で野球が出来る選手って最幸ですね。

指導者が選手を信じ、それに答えようと必死に頑張る選手達。この信頼関係が選手が成長できる場所を作ってるんですね。

失敗やミスをするのは当たり前、その原因を追究しそれを次にどう活かすか!ですね。

そして・・・「同じ失敗を何度もするな!」こんな言葉を聴く度に切なくなる・・・「同じ失敗を何度もするような事を教えてるから同じ失敗をする」、ましてや同じ失敗を2度としない人間っているんだろうか?

そんな選手がいたら、同じ失敗を繰り返さない天才的な選手なんていません。もし、いたとしたら打率10割、守備率10割、防御率0.00です!

ある高校の監督さんの言葉で『練習とは成功確率を上げること。そして理想の試合は5-3で勝つこと。だって相手を0点で押さえようと思ったら余計なプレッシャーがかかるでしょ!ミスが出ないのが理想だけど、まだまだ未熟な高校生がプレーしてるんだから、そりゃミスがでますよ。私の役割はそのミスをした選手に原因を追究させ、ミスをする確率を少しでも下げるように考えさせることですね!』

こんな監督さんだからこそ何度も甲子園に出場されてるんですね。

人間形成の場。それが野球です。 良い言葉です。


今日はオマケのレア画像です。
この写真を見て違和感に気付かないのは・・・・・ちなみにソフバ・松中選手の社会人時代です。(勿論、画像に加工は一切加えてません)