ソフバの優勝ビールかけを『TVはしご』しながら観ていた。
そんな中、選手の皆さんから喜ばしい声が次々と聞こえてきた。
「あとはアジアシリーズです。応援してください」、「アジアシリーズも全力で勝ちます」、「台湾でもウチの野球を見せつけてきます」
お~~、さすが大陸系の孫オーナー、王会長が育てたソフバです。
今年で第5回を迎えるこのアジアシリーズ、過去出場した日本チームが4連覇してますが、ガチでこの大会に挑んだのは第一回大会に出場したロッテのみです。第二・三・四回大会の日本チームは1軍半っていう構成でした。
韓国チャンピオンチームも毎回、数名の主力を欠いての出場でした。
しかし今年のソフバは違うはず・・・・信じてました。
ましてや今年の大震災で世界で一番義捐金を出して頂いた『国』、それが台湾でした。
※台湾は一つの国家です。決して中国の一部ではありません。チャイニーズタイペイと言う国はなく、正確には『タイペイ』以外ありえません。これは私の信条であり、信念です。
ソフバの選手達が日本一になったこと、アジアシリーズに出場できること、これに対し素直に喜んでると思ってし、監督・選手もインタビューで口々の震災の話をしていたハズ。
それが今年のアジアシリーズは偶然にも台湾で開催される。そして日本を一番助けてくれた台湾への恩返しの一つとし、日本のチャンピオンチームであるソフバがベストメンバーで全力プレイをお見せすることでしょう。
悲しいニュースが続々と飛び込んできます・・・・・小久保に続き松中までもが欠場。Wエースの杉内・和田までもが欠場って、アジアシリーズを下に見過ぎてる。
貴重な国際大会はメリット・デメリットだけじゃ計り知れないものがあるハズです。
確かにアジアシリーズは現状、価値観の低い大会かもしれない。
一流の選手が高い志を持って参加するから、その大会が一流の大会になるんです。相手のチームもベストメンバーじゃない?そんなこと関係ありません。
自分たちがどうするかです。
日本人が野球というスポーツの未来をどう考えるか・・・・です。
松井秀喜は第一回WBCを辞退する時に「WBCはアメリカでは盛り上がっていない。サッカーのワールドカップなどとは違う」と言いました。サッカーのワールドカップの第一回大会は現在と同じように三次予選があったんですか?全然そんなことはありません。松井選手の志が低いだけです。
大した大会ではないので出ない、と言っていたら、いつまで経ってもその大会のステータスは上がりません。参加する選手の本気度こそが、その大会のステータスを上げるんです。
WBCは、あのイチロー選手が本氣で世界一を目指し、本氣で戦っていたから日本中が熱狂し、そして歓喜の渦に包まれたわけで、WBCが凄い大会だったから日本中が盛り上がったわけじゃありません。
ソフバが日本シリーズと同じメンバーで戦うことこそが、温度が低い国際大会のファンを熱く燃やす力になる、というのが私の主張です。
WBCでイチロー選手とともに先頭に立った王会長には期待していたんですが、正直さびしすぎます。
王会長の母国でのソフバVS統一(台湾)戦で、とりあえず潘威倫投手がびしっと抑えて、張泰山選手がどかーんと打ってソフバがやられたら
、彼らの目もちょっとは覚めるんじゃ・・・・。
それにしても大王製紙の会長は、ある意味ホントの借金大王だ。