~ 夢の途中 ~

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精神論だけじゃ・・・て言うけれど。

2011年11月07日 | プロ野球


まだCSシリーズネタで引っ張れそうなんで第二段です。

すっごく気になった選手がいます。Ys藤本敦士選手です。

御存知の方もいらっしゃるでしょうが藤本選手は一昨年、FAで阪神からヤクルトに移籍。

攻・走・守揃った、いいプレーヤーで好きな選手の一人でしたが、鳥谷の入団でそのポジションが脅かされだした。

本人としては新天地を求めてヤクルトに移籍した・・・・そんな感じだったでしょう。

それがツイてないというか、ケガもあって思うようなプレーが出来なかった。

その間に、ヤクルトも若手が台頭してきた。川端にポジションを奪われ、日ハムから移籍の川島にも抜かれた。

それどころか、中日から移籍の森岡が先に起用されだして・・・・これで4番手。

挙句に、2年目の荒木にまで抜かれて、首脳陣の評価は、『内野の控え』で5番手ぐらいの選手になった。


もう普通だったら、不貞腐れて引退orトレード志願してもおかしくないところでしょう。

そりゃ~そうでしょう。 かってはあの阪神でレギュラーを張り優勝メンバーになった選手である。

森岡や荒木に恨みはないけど評価がそれより下になったら、「何のためにFAして来たんじゃろう?」そうなりますよね。

だけど藤本選手はここからが強い!!

阪神時代も、メチャクチャ逆境に強い選手で、尚且つしつこくて打ち取りづらいバッターでした。

そういう選手って結構います。 反対に逆境にメチャクチャ弱い選手もいる。短期決戦に弱い選手も・・・・。


当たり前だけど野球に限らず世の中、上手くいかない事のほうが多い・・・。

いちいち落ちてたら、どうにもならない。勝手にイジケてる人間を助けてくれるほど世間は甘くないし、仮に助けてくれる人がいたとしても結局他力本願だし、自分自身が変わらなきゃ、また不貞腐れて落ちるだけ。


その点、藤本はかなりプロ向きの性格な選手だ。

憶えてるって言うマニアックな方もいらっしゃるかもしれませんが、2003年、優勝した年。 

あと1本、ヒットを打てば打率3割達成という状況にあった藤本選手は、シーズン最後の試合の最後の打席で、ものの見事にヒットを打って、3割を達成した。


「ここ一番に強い性格」と言ってしまえば、それまでなんでしょうけど、やっぱり、集中力、気持ちの強さ、切り替え・・・・、そんなものが、人一倍あったり、上手かったりするんでしょう。

体は大きくないけど、時々みんながビックリするような大きな仕事をやってくれてた。


それから、もうひとつ・・・。

藤本選手が、大きな仕事をやってのけられる理由は・・・、藤本の準備のよさにもあると私は思う。

自分がどんな状況にあろうとも、藤本はいつもいい準備をして待っていた。(小早川さん、江本さん、江川さんがベタ褒めです)

言葉で言えば簡単な事・・・・ですが「藤本は、いつもいい準備をして待っていた!」

これなんですね!この準備力が重要なんですね!!

だけどこの簡単な言葉を実現する事は、とてつもなく大変だし、物凄く固い意志が必要でしょう・・・・まして、4人の後輩に抜かれた状況では・・・。 

普通、普通無理ですよね。


それを藤本選手は大変な精神力で続けて、尚、己を信じて待っていた。

私のブログの中で、過去に何度か野球の神様の話をしたことがあった。

この手の話をすると、イヤな顔をする人がいるのも分かる。

「何でもかんでも、神様かい?」 「 精神論はごめんバイ」 そう言いたいのは分かる。


だけど私は、野球というスポーツを曲りなりにもここまでやって来て、あるいは観てきて・・・、

「神様はいるよなぁ」と思う瞬間に幾度も出会った。

って言うか、そう思ったほうが自分の気持ちの中にストンと落ちる時がある。


『正直の頭に神宿る』


「 正直な人には必ず神様の御加護がある」 という意味なんでしょう。(間違ってたらごめん。で・・・御加護で思い出したが、加護ちゃんのAVの話はどーなったんだろう?)

藤本選手の場合、何が・・・?、あるいは、何に正直だったのか?


それは、『野球』に対し正直だったんだと思う。

どんな時にも野球に正直に藤本選手はいい準備をしてきた。


そして、野球の神様は藤本選手に御加護を与えた。

VS鯉、最終戦。 

マエケンがノーヒットノーランまで、あと二人になった9回、1アウトから、藤本選手がツーベースヒット。

それまで誰一人打てなかったヒットを今年・・・地獄を見ていた藤本選手が打つ。

CSファーストステージ・・・・澤村から同点のタイムリーも打った。

スライダーが絶対来ると信じて、それを狙い撃ちできる技術と度胸。

それを「野球の神様が打たせてくれた」と言うと・・・・「ま~たアイツの神様が始まった」・・・おっしゃる意見はもっともです。

でも、あえて言わせて頂く。批評を恐れずにハッキリと言わせて頂く。



「打ったのは、あくまで藤本選手が野球に正直に取り組んできた結果であり藤本選手自身の力だと思う。

でも・・・そんな舞台に藤本選手を立たせたのは神様の御加護だった・・・・。」

私はそんな気がする。


『正直の頭に神宿る』・・・この言葉を信じたい。


麻雀で負けてお小遣い無くなり、それを取り返そうとしたらパチンコで返り討ちにあった。

正直に遺憾の意を表明し、愚直なまでに頭を下げればきっと許してくださるはず。

だって・・・・アメリカ合衆国の初代大統領、ジョージ・ワシントンは少年時代、

父親が大事にしていた桜の木を斧で切ってしまったのですが、正直に「僕がやりました」と告白。

逆にその正直さに父親も「お前の正直な答えは千本の桜の木より値打ちがある」とほめたというあの逸話である。


逆に「よく誤ってくれたわね!その正直さに免じてお小遣い上げてあげるわ!」


・・・・いや、


そりゃ~ムリだーーーー!!

正直言って・・・・

2011年11月07日 | プロ野球


日本シリーズ、SBの対戦チームが決まりました。


が・・・・・セ・リーグのCSをCS放送で(ノン駄洒落です)すべて生、あるいは録画観戦しましたが・・・・・「えーーー、こんなモンなの?」ってのが正直な感想です。

ヤクルトがあの戦力でシーズン2位ってのも信じらんないし、CSファイナルでも2勝出来るなんて・・・・。

まぁ~、Ysの明日をも考えぬ選手起用については賛否両論あるでしょうが、ああいう戦い方をしないと2つ勝つのは厳しかったでしょう。

しかし、血行障害という爆弾を抱えた館山投手があそこまで無理して投げたって代償が彼の選手生命を縮めた、な~んてならなければいいんだが。

ただ・・・・ただ、正直言ってどっちが出てきてもあんまり変わらないでしょう。

VS竜だったら、4勝2敗、

VSツバメだったら4勝0敗でどちらが来ても・・・ってところでしょう。(※カブを出さないって条件付です。)

竜打線じゃSB投手陣から点数取れない。

荒木・井端の1、2番はまったく怖くない。勿論、このコンビが数年前までは球界を代表する1,2番コンビだったというのは議論の余地は無いところだが、今年は・・・・いやこの2年・・・彼らにも年齢による衰退が重くのしかかって来てる。

4番ブランコはアウトローの出し入れだけで三振してくれるしマークする打者は森野だけでしょう。


ちょっと怖いのが和田が開き直って出てくるってことだろうが、まぁもし開き直れる性格してんだったらここまで凋落してないだろうけど・・・。


で・・・・結果は冒頭に書いた通り、ありきたりではあるが4勝2敗です。

2敗ってのは正直、吉見は打てない。凄すぎる。・・・・「いやいや、ダルや田中まーを攻略してきたSB打線なら打てる」って反論もあるでしょうが、吉見投手はヤバイ。

ダルさんや、まーとは違う種類の凄みがある。谷繁さんが構えたところに全部って言っていいぐらいボールが来てるし、クイックや牽制のターンもメッチャ速いし、投球間隔も一球一球違うんで、足使った攻撃は出来ない。

例えれば21勝挙げて最多勝獲ったときの岩隈なみです。

どーやって吉見を攻略しようなんて考えないことです。はい、ここは素直に負けましょう。

吉見が1戦・5戦に出てきて二つ負け、あるいは1・4・7戦(落合さんのことだから故障上がりの吉見投手にこんな無茶はさせないと思うが)に出てきても吉見投手はヘロヘロで第7戦はあっさり攻略ですね!

あとはSB打線を抑えられそうな投手は中継ぎさうすぽの高橋、そして・・・・浅尾ぐらいでしょう。

でも・・・・高橋・浅尾を出す展開にはならなそう。SB打線が一気に先発投手(吉見以外)を打ち崩し早々に決着・・・しそうです。

昨日TVでスポーツニュースの解説者が「SBの先発陣は連投がきかないから」な~んておっしゃってたが、和田・摂津・杉様・ファル・で十分です。ムリさせる必要がない。思い切って吉見には、岩崎や大隣をぶつける、ぐらいの余裕のローテが組めちゃったりしますし。

って、上記はカブが出ない、出さないって条件付きの予想です。

もしヤツが出てきたら・・・・いや、カブのバットで勝った日にゃ~速攻このブログ消しちゃいますけど・・・・。

まっ、どっちにしても『馬原』、『岩瀬』がでてくりゃ・・・・悪い意味でドキドキして楽しいんでしょうけどね。



私・・・・・このCM見て・・・・うるうるってしちゃいました。



おそらくは・・・・このCMのように指輪をそっとプレゼントし・・・・

そっと離婚届を差し出されるでしょう・・・・・白髪さん・・・・現実を受け止めて。