~ 夢の途中 ~

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勧誘撃退

2011年05月06日 | ステキな話


最近の土日、少年野球に一日中関わることも無く、


家にいることも結構多い。



「へ~~。けっこうセールスってくるんだんな~」ぐらいに思っていた。



先日も・・・・


自宅に宗教の勧誘でおばさんと娘がやってきた。


「あなた、今、つらいことないですか?」と聞かれたので


「ありません」と答える。


「でも、景気が悪いとか、子供の教育問題とか悩んでないですか?」


「いや、特に悩んでないです」


「いいえ、自分では気が付いてないだけで、きっとつらいことがあるはずですよ」


どんなに否定しても


私につらいことがあるはず、と決めつけるおばさんにむかつき・・・・


「私は幸福で何もつらいことがないと言っているのに、私を不幸だと決めつける


あなたの方が不幸だと思いませんか?


そんなネガティブな思考回路で人を宗教に誘う方が間違っている。


まずはあなたが幸せになるのが先だ」と。


「そして、この世界で起きている戦争は・・・


そのすべてに宗教が絡んでいる。


エルサレム問題もそうだ。


中東戦争なんかは、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の三つ巴の闘いになってるし、


フランス政府は問題を起こす宗教団体に対して「セクト対策」をおこなっている。


逆に共産主義を標榜してる国は宗教弾圧を国家を挙げてやっている。



日本での布教活動より世界にもっと目を向けるべきだーーー」。。


一気に言い放ったら、すごすごとおばさん達は帰って行った。

本当に必要なのも。

2011年05月06日 | 悲しい話

高速道路を制限速度で運転していた。

すると、助手席に座っていた妻が意を決したように話し始めた。

「あなた・・・わたしたち、今年で、結婚10周年ね。それなのに、とっても申し訳ないんだけど、あなたと別れたいの」

夫はそれを聞くと、何も言わず、黙ってアクセルを踏んだ。車の速度は時速90キロにあがった。

妻が言った。「怒らないで、あなた。実は、あなたの親友の前田さんと....2年前からつきあってるの。

彼の私に対する愛情はとっても情熱的なの・・・。それは私たちの結婚生活にはなかったものよ」

夫は押し黙ったまま、さらにアクセルを強く踏み込んだ。

妻が続ける。

「自宅と土地の名義、それに株式は私のものにしたいの。

あなたには現金があるでしょ。こうしない不公平でしょ?」

妻がそう言うと、車の速度はさらに100キロにあがった。

妻はそれには構わずに続けた。

「あ、子供達の養育権も、もちろん私のものよ。あの子達も私になついてるし・・養育費は一人・・・月5万ぐらいでいいから。」


車の速度は120キロにもなり、路肩をはずれたかと思うと、道路脇にあるコンクリートの壁のほうに向かって走り始めた。

妻が言った・・・・・。


「あなたの方で欲しいものは、ほかに何かあるかしら?」

夫がようやく口を開いた。

「いらない。本当に必要なものは、こちらにあるから」




「本当に必要なものって?」妻が不審げに尋ねた。


車の速度が140キロになり、コンクリートのビルに衝突しようとする目前、夫が答えた。
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「エアバッグたい」