ブラームス
交響曲第1番
指揮…チェリビダッケ
演奏…ミュンヘンフィル
好み度…4(5点満点)
好みにもよるだろうけれど、ブラ2やブラ4で聴かせた美しさは、ブラ1にはちょっと合わない感を感じた。
ゆっくり丁寧に独自の世界をつくっているのはある意味共通しているが、ブラ1にはもうちょっと力がほしい気がする。
第2楽章、第3楽章はチェリらしく美しいし、終楽章はフィナーレの凱歌が、むしろそこだけ速めなのがちょっと残念ではあるが、出だしのホルンの独奏部でのホルンの重なりも美しいし、第1楽章よりは力も感じるし、ホルンを思い切り引っ張った強奏等は新鮮で聴き応えあったりと、ならではのよさもそこここに聴かれもするが、同じコンビの2番、4番がとてもよいだけに、ちょっと合わないかな、との感を受ける。
2016.12.17 追記
久しぶりに聴いてみた。※ただ、前回の投稿時の演奏と同音かどうかは不明。
改めて聴いてよかったと思う。
確かに長い。普通の演奏より1楽章分くらい余計に聴くような感さえ受ける。ただ、これだけゆっくりやりながらかえって密度が濃いような独特の響き、第1楽章の、のしかかるような独特の雰囲気、終楽章ホルンの独奏から例の主題が終わるあたりまでの敬虔なまでの大きく深い美しさ、等など、これはもうやはりチェリにしかできない演奏。
第1楽章中盤の高揚部で顕著だが、トランペットが結構印象的に使われているのもチェリならでは。フィナーレの凱歌がちょっと速くて流されるような感じなのが相変わらずちょっと残念だが、それは他で聴けばいいし、代わりに他では聴けないものが沢山あって、そういうことはこの演奏ではどうでもいいような気になるような、チェリワールドたっぷりの魅力ある演奏。(好み点3.5から4に変更)
交響曲第1番
指揮…チェリビダッケ
演奏…ミュンヘンフィル
好み度…4(5点満点)
好みにもよるだろうけれど、ブラ2やブラ4で聴かせた美しさは、ブラ1にはちょっと合わない感を感じた。
ゆっくり丁寧に独自の世界をつくっているのはある意味共通しているが、ブラ1にはもうちょっと力がほしい気がする。
第2楽章、第3楽章はチェリらしく美しいし、終楽章はフィナーレの凱歌が、むしろそこだけ速めなのがちょっと残念ではあるが、出だしのホルンの独奏部でのホルンの重なりも美しいし、第1楽章よりは力も感じるし、ホルンを思い切り引っ張った強奏等は新鮮で聴き応えあったりと、ならではのよさもそこここに聴かれもするが、同じコンビの2番、4番がとてもよいだけに、ちょっと合わないかな、との感を受ける。
2016.12.17 追記
久しぶりに聴いてみた。※ただ、前回の投稿時の演奏と同音かどうかは不明。
改めて聴いてよかったと思う。
確かに長い。普通の演奏より1楽章分くらい余計に聴くような感さえ受ける。ただ、これだけゆっくりやりながらかえって密度が濃いような独特の響き、第1楽章の、のしかかるような独特の雰囲気、終楽章ホルンの独奏から例の主題が終わるあたりまでの敬虔なまでの大きく深い美しさ、等など、これはもうやはりチェリにしかできない演奏。
第1楽章中盤の高揚部で顕著だが、トランペットが結構印象的に使われているのもチェリならでは。フィナーレの凱歌がちょっと速くて流されるような感じなのが相変わらずちょっと残念だが、それは他で聴けばいいし、代わりに他では聴けないものが沢山あって、そういうことはこの演奏ではどうでもいいような気になるような、チェリワールドたっぷりの魅力ある演奏。(好み点3.5から4に変更)
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