い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

その五十五

2020-12-07 | オキテ
この世の空気に触れた瞬間
握りしめていたたったひとつの宝物

祈りが通じるとか
願いが叶うとか
すべてを超えた喜びが声を上げる

その時から始まる
透明な涙のプリズムは
七色よりも多くの光を放ってる

この世で出会った瞬間
初めての空気と同じ温度で
惹かれ合うたったひとつの心