い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

百五十七歩

2018-01-29 | 道しるべ

沁みるのは しおれた涙 揺らす声

悲しい時も
嬉しい時も
聴きたい歌がある

ただ息をするように
当たり前に馴染む声
それだけで
芽吹く希望を
信じられる



百五十二歩

2018-01-11 | 道しるべ

三日月と 朝を迎えた 星ひとつ

マイナスの朝は
それでも地球の起床時刻を変え
明るくなった屋根の上に
彩りを添える

夜明けの眩しさの上に
凛とした三日月が浮かぶ

そこに
従うように
支えるように
夜の輝きより強く
光る星がある