穏やかな風が涙のワケを聞いてくる
窓を流れる風景に呼ばれた気がして
空に溶けてく一瞬を捕まえようとした
思い出よりも鮮明な一コマが飛んでいく
あの日あの時
左ナナメの輪郭が照らされて
ほんの数分のきらめきに酔いしれる
幻の中の現実は
蜃気楼の世界を創りだし
目の前の姿さえ
架空の線で描いていた
流れるしずくが落ちる時
ワケも知らずに風が吹く
窓を流れる風景に呼ばれた気がして
空に溶けてく一瞬を捕まえようとした
思い出よりも鮮明な一コマが飛んでいく
あの日あの時
左ナナメの輪郭が照らされて
ほんの数分のきらめきに酔いしれる
幻の中の現実は
蜃気楼の世界を創りだし
目の前の姿さえ
架空の線で描いていた
流れるしずくが落ちる時
ワケも知らずに風が吹く