Hare's BAR

「待てば海路の日和あり」焦らず、あわてず、諦めず。

石川啄木歌碑めぐり

2010年10月02日 | Weblog


快晴です。

今日はおにぎり持参で、渋民で啄木の歌碑めぐりをしてきました。

啄木記念館に車を止めて、いつもは車で素通りする道を時間をかけてゆっくり歩きます。


宝探しにも似た楽しさがあって、歩く距離の割に疲れはほとんど感じません。

特に印象深かったのは、石川啄木が代用教員時代に間借りしていたという「斉藤家」前の歌碑。

 かにかくに渋民村は恋しかり
 おもひでの山
 おもひでの川

で有名な詩ですが、これがなかなか見つけることができません。

自力で見つけることを断念し、近くのガソリンスタンドのおじさんに教えてもらってようやく見つけることができましたが、歩いていても見落とすような小さな石碑にびっくりでした。



今日見た石碑の中では一番小さく、古いものでしたが、だからこそ印象に残ったかもしれません。



愛宕神社や、渋民小学校付近を2時間かけて歩き、本日のゴールは渋民公園。


 やはらかに柳あをめる北上の
 岸辺目に見ゆ
 泣けとごとくに

の歌碑と岩手山がセットになって観光パンフレットによく載っています。

ほとんど人もおらず、貸切状態の中で昼食です。お日様の元、一人で弁当食べるなんてほとんど記憶にありませんがなかなか贅沢な気分です。


今日は、啄木記念館周辺の14ヵ所を巡ってきました。


他の写真は↓をご覧ください。





渋民駅や好摩駅の前にも歌碑があるようですが、それは次の機会ということで。

それにしても、今日は暑くもなく、寒くもなく絶好の散策日和でした。
これも一重に私の人徳のせいでしょうか?

やっぱり石川啄木の人徳でしょ。

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