2人に１人がかかる時代

朝起きた時には、雨音が聞こえるくらい

すでにしっかり降り出していました

日中は降り続け、少しは水不足が解消したでしょうか？



有名人が病を公表することが続きました

病気というのは、一般市民でも

なるべく伏せておきたい出来事です

それを有名人が公表とは、勇気のいる事と想像します

それにも増して、世間に与える影響は大きく

凄いことだと思います

小林麻央さんの件では乳癌検診者が増え

池江璃花子さんの発表の後は骨髄バンクの登録者が増え

堀ちえみさんの告白で、舌癌の初期症状を知る事ができました

こうやって、マスコミに取り上げられ

色々な情報を世間が知る事ができる

これこそ、ご本人達の公表した目的でもあったかと思います

現在は医療も進み

癌は治る病気となってきています

告知も普通に行われます

隠したままでの治療は難しいでしょう

薬の名前からでも、検索すれば

すぐに何の治療をしているか、解ってしまいますし

患者さん自ら、どんな治療をするのか選ばなければなりません


私の父は胃癌で亡くなりました

解った時には手遅れで

「どこに行っても何もする事がない状態」と言われ

本人には告げず、痛みの管理だけでと

「胃潰瘍」と口裏を合わせ

母にも病名を教えず

最後の一週間は病院でしたが

自宅で家族と一緒に過ごし

診断から1ヶ月半で亡くなりました

それが良かったのかどうかの、正解はありませんが

少なからず、本当の事を知っていた

私と妹には(看護師の卵だった娘にはバレましたが)

出来る限りの事はしたと、自己満足なのでしょうが

後悔はありませんでした

でも、どこかの段階で本人も死期を感じたのでしょう

「俺が死んだら…」と言葉を残しました


今、日本人の2人に１人が癌にかかると言われています

早くわかれば治ったのに…という後悔をしないよう

我が家は癌検診を受けていきます