◆セカンドライフ◆ 恵那で楽しく田舎暮らし

串原は、国道無し・信号無し・コンビニ無しの限界集落
ここで見つけた古民家で、スローライフを始めました

ひな祭りのお供え菓子を作る

2013年03月31日 | 田舎生活
岐阜県の東美濃に位置する串原は、寒い地域なので

「ひな祭り」を旧暦の4月3日に祝います

その時のお雛様に備えるお菓子として

この時期「カラスミ」と呼ばれる物を作ります

カラスミと一般的に言われる物は、ボラという魚の卵を干した珍味

串原の人は逆に、海のカラスミを「何で?」と思うそうです

昨年のひな祭りには、近所のおばあちゃんが届けてくれました

今年は「作り方を教えてほしい」と私が言っていたのを、覚えていてくれて

本日、二人で来てくれました

あらかじめ電話で「米粉と砂糖はある?」と聞かれ

友人に頂いた米粉があったので、それで作ることになりました


計った米粉と砂糖・塩をよく混ぜ

そこに熱湯を入れ、よくこねます

それを30分ほど蒸します

蒸し上がったものに、残りの砂糖と

今回は何も入れない「白」ゆかりを入れた「紫蘇」と

干し葡萄を入れた「レーズン」の3色を作りました

ゆかりと干し葡萄は、ちょうど家にあった物

他にも、クルミやサツマイモを入れてもいいようです

熱々の生地をよ~く練ります

手が真っ赤になって、疲れる作業です
(お二人にやってもらいましたが・・)

よく練り終えたら、1本が米粉100g相当づつにわけ
(1キロなら10本、800グラムなら8本できます)



独特の切り口が富士山にも見える型に入れ

型が付いたら取りだし、10分蒸して

出来上がり!!

風にあてて冷ますと、表面のツヤが出るそうです



上から3本目のちょっと他とは違う形のは

型が無い人用バージョン

箸などで、筋をつけてもいいそうです

味は、子供の頃母が作ってくれた「よし餅」に似ています

材料も作り方もほぼ同じ

ただ形は丸くて、川岸でとってきた葦(よし)の葉でくるみます

地域の伝承行事をまた一つ覚えました

今度は1人で作ってみます



夕方、自宅に戻りました

名古屋市内はサクラが満開



サクラを見ながら歩いている人も、たくさんいました




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プロの仕事

2013年03月30日 | 田舎生活
日差しが暖かい一日でした

今日も、二人で丸太を下しました

昨今、日本全国で言われることですが

「山を管理」するというのは大変なことです

山が価値があり、生えている1本1本にまで値段がついて

木を売って「大学へ行かせた」「嫁入りの支度をした」というのは昔の話し

安い外国産が入ってきて、山の木を材にしても手間賃の方が高く

木を切る人もいなくなり、山が荒れています

国から補助を貰って、なんとか伐採だけはしたものの

切った木は、ほったらかし

それが大雨でも降れば、みんな流れ落ち、被害が大きくなっています


ここ串原でも、それは同じ状況

高齢化も重なり、山は荒れています

移住組の私たちの仲間は、ほとんどが「薪ストーブ」愛用者

燃やす薪は、山から頂いています

道に接した所では、簡単に出せますが

そんな良い場所ばかりではありません

また、我が家のように何かの材料にしたいと思うと

長い物になるため、重くて出せません

昔は、馬に引っ張らせて出したようですが

もいませんし・・・

幸い、我が家には「ひっぱりだこ」がありますが

それでも1本づつ、気をつけながらゆっくり・ゆっくり下しています


先日、隣街で森林組合が材木を下している現場に遭遇しました

やはりプロは大仕掛けです



切りだした山とは反対側に大きな重機を置き

山とこちらの間に太いワイヤーを張ってあります



見づらいですが、対岸の山から丸太を束にしたものを吊って

ワイヤー伝いに下してきて

先がつかむことのできる重機で「ガシッと」つかんで、地面に積んでいきます


個人では、こんなことはできません

まだしばらくかかりそうです

赤松は早くしないと虫が入るとか・・

でも、焦って怪我してはいけません

ボチボチと疲れないよう、半分くらいの頑張りでやっていきます




今日も続けています

2013年03月29日 | 田舎生活
薄曇りの一日

風は冷たくはありません


出始めはフワフワで可愛かった、ネコヤナギ

今では「キャー!毛虫?!」というような、出で立ちに変わっています



薪を乾かすため、軽トラで2回戦、反対斜面の借りている畑に運びました

その後は、丸太を下す作業の続き

私はオペレーターなので、そんなに動くこともありませんが

ダーリンは、丸太にワイヤーの端を掛け

引っ張られて、動いていく丸太について

トビで方向を変えたり、障害物を除けたりしながら下りて

ワイヤーを外し、それを持ってまた上へ上がる・・・

急斜面を上へ下へのくりかえし・・・

すごい運動量です

逆では、私など何の役にもたたないから仕方ないのですが

しっかり熟睡して、疲れをためないようにしてね




眺望

2013年03月27日 | 古民家再生
今日も、疲れない程度に休憩をとりながら

山で丸太を下しました

道からは2・30メートルは高いので、眺めは抜群!

近所の人たちが、外にいれば何をしているかわかります



田んぼもトラクターがかけられ、着々と春の作業が進んでいます

よ~く見ると、Sさんが畑の小屋を新しく建て直しています



我が家の全景

左の小さい家が「ゲストハウス」です

貰いものの戸が仮でいれてあるため、建物と不釣り合いですね

縁側の前には相変わらず、資材が積まれ、ブルーシートが掛けられて

まだまだリフォーム中の雰囲気を醸し出しています

母屋の後ろにチラッと見える屋根が土蔵

先日伐採した柿の木も見えますね

右の建物が「納屋」

こちらが次の大物のリフォーム箇所です



串原の下の方は、ようやく梅が咲きだしました

標高の高い私たちの住むこの地域は

梅も桜も桃も一緒に咲く地域です

まだ色付く「春」は先のようです




水はけの悪い土地

2013年03月26日 | 古民家再生
薪を乾かすために、日当たりのいい使っていない畑を借りています

そこは、上の段が田んぼ

両脇に水が流れる場所にあり

いつも水が溜まり、湿気っている場所で

軽トラで薪を運んでも、乗り入れるのが一苦労な所でした


そこで大改革

両脇の水路に流すのは諦めて、改めて畑の端に水路を掘りました

しばらくすると、掘った穴に水が集まり

水路を伝わり、水が流れるようになりました

全体が乾いてきたのを確かめて、入口に橋をつくりました

掘った水路を跨ぐので、U字溝を置き、その上に丸太を並べました



完成です

橋の向こうが、水たまりです

よ~く見ると土手が荒らされているのがわかりますよね

イノシシの仕業です

こうやってミミズを探すために、ありとあらゆる場所を掘ってしまいます

上段が田んぼですので、この土手の穴からも

水が漏っているのかもしれません

これも獣害の一つでしょうね




キャベツが収穫できました

春キャベツが出回る頃ですが、まだ冬キャベツです

固いでしょうが、厳しい冬を越していますので

火を通せば、甘くて美味しいはずです