◆セカンドライフ◆ 恵那で楽しく田舎暮らし

串原は、国道無し・信号無し・コンビニ無しの限界集落
ここで見つけた古民家で、スローライフを始めました

「むじん」って?

2012年02月15日 | 田舎生活
恵那のあたりの、料理店などに入ると

時々、こんなポップやメニューを見ることがあります

「むじんの予約承ります」

むじん

消費者金融の機械でもないし、何だろうと不思議に思っていました

ある時、居酒屋さんでカウンターに座った時に

店の大将が「今夜はむじんで、何人か集まる・・」と話すのを聞き

「むじんって、前から気になってたんだけど何?」と聞いた所

親切に教えてくれました

なんでも、友人やご近所・知人などが集まって

一定のお金を集め、その中の1人の人に融資したのが始まりで

それが、回ごとにお金を受け取る人が変わっていくんだそう

その際に会食をしていたので、その宴会用の料理の予約を承ってるということでした



一応調べて見ました

無尽ー日本各地(主に農村・漁村地域)に、無尽や頼母子、模合と呼ばれる会・組織が存在している。メンバーが毎月金を出し合い、積み立てられた金で宴会や旅行を催す場合もあれば、くじに当たった者(くじと言いながら実際は順番であることが多い)が金額を総取りする形態のものもある。多くは実質的な目的よりも職場や友人、地縁的な付き合いの延長としての色彩が強く、中には一人で複数の無尽に入っている人もいる。沖縄県では県民の過半数が参加していると言われるほか、九州各地や山梨県などでもよく行われている。

      -ウィキペディアよりー


どうも、山梨県が発祥のようで、信金庫の基になったとも言われています

昔は、たとえば入学する子にお金がかかるが

お金がなくて、支度がしてやれない家があったら

村の他の人が宴会を開き、かかった費用より大目の会費を集め

残ったお金を、入学費用にと渡した

そんな感じのようです


現在では、ホントの「無尽」というのはなくなってきているようで

集まって会食することだったり

グループで旅行に行くために、お金を積み立てたりすることを指すようです