Heal-log

つれづれなるままに。

ハッピー・アペリティフ。

2005年06月03日 | 料理


日付が変わってしまったが、今日6月2日は2005年の『アペリティフの日』らしい。

この『アペリティフ』、昨年あたりからこの時期になるとらラジオ(J-wave)で良く流れると思っていたら、やはり2004年から始まった習慣(になっているのか?)ということだ。

ちなみにアペリティフ=食前酒と訳されることが一般的である。

従って、私のようなゲコの人間にはあまり縁がない習慣かと思いきや、今日とてもいいことを聞いた。
『アペリティフ』とは食前酒そのものよりも、『食前の時間を楽しむ』ことなのだそうだ。
いわばスローライフ・スローフードの一環、ということなのであろうが、そういうことなら大歓迎である。

と、いう訳で帰りに小さな白ワインとオレンジジュースを買い、試してみた。
(ほとんどオレンジジュースなのだが。)

ついでにご丁寧にオードブルまで作ってみた。


悲しいかな、こうやって食前の時間を楽しんでいても食事が出てくる訳ではないので、平行して晩ご飯を作る。

本日のメニューは『チキンのトマトソース煮』


<材料>
○鶏もも肉(塩・胡椒で味付けし、小麦粉をまぶしておく)
○人参(千切りにしておく)
○にんにく(きざんでおく)
○オリーブオイル
○バジルの葉(今回は乾燥ものを使用)
○赤ワイン
○トマトソース(作り方はスパゲッティ・ポモドーロの頁参照)
○パルミジャーノチーズ

<作り方>
1.鍋にオリーブオイルを熱し、人参を炒め、一旦皿に取る。
2.再びオリーブオイルを鍋に加え、にんにくを炒める。
3.鶏肉をカリッと炒める。
4.赤ワインを加え、煮立たせる。
5.人参を鍋に戻し、トマトソースを加える。
6.バジルを足し、煮込む。
7.器に盛り、パルミジャーノをかけて出来上がり。

普段は、食事を作る間に仕事を片付けたりしているのだが、食前酒とオードブルをつまみつつ、テレビなど見てのんびりするのも、なかなか乙なものであった。

惜しむらくは、自分の胃袋が欧米人のように出来ていないことであろうか?
オードブルで結構満腹になり、チキンはあまり入らなかったのである。

本末転倒。

しかしながら、たまにはこのような時間を過ごすのもなかなか良いものであると思った次第である。
そして、このような習慣を『木曜日』に設定した主催者に拍手を送りたい。
この少し『特別な日』になった今日のおかげで、金曜日を一日また新鮮に送れるような気がしている。