Heal-log

つれづれなるままに。

ケロ。

2005年09月27日 | こんなもの見つけた


ここ数日、旅日記の更新に夢中になっている。
このままでいくと、延々と過去の日記を書き続けることになってしまうではないか。
それも何となく、マズいような気がするので、今日の出来事を。

休み明け、1時間の時差ボケをしつつも、仕事は待ってくれないらしい。
ようやく新しい勤務地に腰を据えることが出来そうなので、今日は朝から荷物整理。
資料を片付け、PCのデータを入れ替える。
今度のデスクは多少余裕があるので、多少はモノを置くことも出来る。

という訳で、サイパンでかなりツボにはまった「喫煙カエル」を置いてみた。

かなり「ニヤリ」と来る一品だと思うのだが。
誰一人触れてくれない。

新参者って、ちょっと悲しい。

サイパン8日目(最終日)。

2005年09月24日 | 


チェックアウトは12時。
それまでの間は、やっぱりビーチで過ごした。
天気は薄曇りだったけれど、やっぱり海はきれいだった。


一度日が差すと、自分の陰も水底まで写ってしまうくらい。


タトゥー焼けでショックを受けた割には、懲りずに日向に出てしまう。
また、懲りずに今度は右肩にもイルカを書いて貰った。
その後「右肩」という選択の間違いに気付くことになる。鞄を持つ方だから。



チェックアウトを済ませると、自動的にDFSギャラリアに連れて行かれる。
といっても、買うものもないので、サイパンダと遊んでいた。
いつ見ても、カワイイ。

フライトは17時。空港に着いたのは14時。
時間は余る、筈である。
しかし、ここでもサイパン式の悠長な荷物検査に泣かされた。

自分のスーツケースを預けられたのは15時半。なんと1時間半も列に並んでいたのだ。
アメリカ領ということで、検査は厳しく、鞄を開けられている人も沢山いた。
相当覚悟したけれど、難なくパスしてほっとする。



定刻通りに離陸したNWで一路日本へ。
台風を警戒して酔い止めを飲んだけれど、揺れることもなくしかも30分も速く成田に到着。


出てきたスーツケースにHEAVYの札が付いていて「やっぱりか」と笑ってしまったけれど、とにかく無事に帰って来れて良かった。

1週間ぶりの日本は雨模様で、しかも急に涼しくなっていた。
もう、本当に夏の終わり。
次に旅に出る日まで、日常をこなすとしよう。

サイパン7日目。

2005年09月23日 | 


だから何故、潜らない日は上天気なのか。
と、いう訳で今日も晴天だ。
ダイビングのお陰もあって、寝坊な2人がちゃんと早起きしている。

朝ご飯(ここに来てからの朝食はオールブランとヨーグルトと決まっている)を食べてから、ホテルのビーチに初めて行ってみる。


これまで気付かなかったけれど(と言うより来ていない)ここだって、とても綺麗だ。
木陰にはちゃんとデッキチェアもあるし。


わずか踝くらいまでの水深でも、ちゃんと魚が泳いでいる。
サイパンの海は、本当に綺麗なのだと、感心する。

午前中いっぱい海で半分うたた寝をしたら、スパへ行く時間になった。

宿泊したハファダイビーチホテルにはマンダラスパが入っている。
マンダラスパには、ハワイでも行って、本当に気持ち良くて爆睡した記憶があるので、今回もここにしたのだ。
前回よりもちょっと長めの"Touch of Luxury"を選択。
フットバスに始まって、全身マッサージ→ボディスクラブ→フェイシャル→スメシャルバスと続く130分のコース。
今回も勿論、気分良く爆睡(何をされたのか憶えていない)。

終わった後で見ると、ボディスクラブで取れたタトゥーが、日焼け痕として残っていた。
紫外線の威力を、改めて実感。



通り雨でもあったのか、部屋に帰ると虹が出ていた。
虹を見るなんて、本当に久しぶりだ。
噴水のものでもなく、プリズムでもなく、本物の虹。ちゃんと7色あった。


2人して、出かける前の準備には時間がかかる。
部屋を出る時には、もう日が暮れかけていた。
前にも書いたけれど、ここは本当に日が暮れる速度が速い。眺めているうちに日は落ち、薄暗くなってしまった。


サイパン最後の晩餐は、カーサウラシマというレストランへ。


今回の旅で唯一、予約をして出かけたレストランだ。なるほど、小洒落ている。
頼んだのはウラシマタローディナー。
ニヤッとくる名前ではあるが、これがとても美味しかった。


なまはるまき。
横のソースが絶品。もう本当に。こっそり材料を聞いたので、帰ったら再現しようと決心。


かにのパスタ。


食後のコーヒー。食器やカトラリーもセンスが良かった。
(勿論コースは3品ではない、念のため)


食事も終わって、軽く酔っぱらって帰ったものの、ここで待っているのが荷物のパッキンだ。
毎回この作業には泣かされている。
思えばハワイでは、3人掛かりでスーツケースに乗っかって蓋を閉め、イタリアでは重量制限に冷や汗をかいた。

さて今回は。
これが自分でも驚くことに、余裕だった。
ダイビングの機材も入っているのに。買い物もしたのに。
やれば出来るではないかと、ちょっと満足。

明日、いよいよ帰国だ。
校長先生が良く言うように「家に帰るまでが遠足です」。
最終日も無事であるように(このころ日本には台風が接近中)祈りつつ、眠りについた。

サイパン6日目。

2005年09月22日 | 
今日はダイビングの最終日。
予定では、初日に行ったアイスクリームと、魚の群れに会えるというディンプルに行く予定だったけれど、またまた変更。
海のご機嫌取りは、まことに難しいらしい。

「難民船」を思わせる船も、今日が最後。

一度もサングラスを外すことなく、結局顔がわからずじまいの船のお兄さん。
毎日やってくれた「救命胴衣の着け方」。
失敗した日もあったが、今日は無事成功。ちょっとホッとする。

一本目は「沈船」へ。
船が沈んでいるといっても、もう殆ど原型はとどめていない。
今日はそこでホワイトチップシャークに遭遇。
船の一部だったらしい、鉄板の下に潜んでいた。
その他は、アデヤカミノウミウシやキンチャクガニなどの、ちっちゃいヤツも沢山いて可愛かった。

水面休憩は、ボートをマニャガハ島の沖に停めてもらえた。
この島(無人島)に入るには、なにがしかの料金がかかるらしいので、ちょっとお得な気分。
水深も浅く、近くに根もあったので、シュノーケリングをして遊んだ。
ちょっと潜るだけで、お魚天国。
近づいても、ぜんぜん逃げない。
そんなこんなで、ずっと水中にいたので、これまでの努力虚しくかなり焼けた。

2本目はイーグルレイ・シティへ。
本当は冬場のポイントらしいのだが、今日はここで「これでもか」というほどのマダラトビエイを見ることができた。20枚ほどの群れが2つ。
何故か皆同じ方向を向いて、優雅に飛んでいた。
多少流れはあったのに、何とも涼しげに。

3本目。サイパン最後のダイブは、飽きずにグロットへ。
こうなると、階段のしんどさもなくなり、昇りで段数を数えることが出来るようになるから、たいしたもんだ。
ちなみに111段。下の4段は入れず、昇り始めの小さな段は含める。
行かれた方は是非お試しを。

この日の洞窟のブルーは3回で一番綺麗だった。
一番右から外に出て、外洋でまたアオウミガメに会う。
暫く漂ってから、戻る途中で、念願のナポレオンフィッシュにも遭遇。
とてもハッピーな気分で、再び洞窟の中に。
今度は、写真などで有名な左の穴から戻ることが出来たので、これまたゴキゲン。
ずっと後ろを振り返りながら帰ってきた。


今回お世話になった、シーショアの前で記念撮影。
スタッフの方々も、お客さんも、2頭のわんちゃんも、とても感じが良く、楽しいダイビングだった。多謝。


夕食は、これまで行けなかった「にんにくやグロット」へ(以前バッテラで酷い目に遭って以来、レギュをくわえる前の食事には気を遣っている)。


サラダから鶏肉からタコライスから、見事ににんにく。
さぞや臭かろうと思うのだが、本人たちは気付かないし、良かろうと盛大に食べた。

このお店のオーナーさんがダイバーということで、店内には水中の写真やダイビング雑誌が沢山置いてあった。
お客さんもダイバーが多いのだろう。そして私たちも。
食事をしながら、行ったポイントや行けなかったポイントの話をして、次回への宿題を新たにした。

サイパンも残り2日。
ちょっと淋しくなりつつ、明日のスパを楽しみにしつつ、荷物がスーツケースに収まるかを心配しつつ、家路に着いた。

サイパン5日目。

2005年09月21日 | 
昨日に引き続いて、いいお天気となった。
本日はお隣のテニアン島に行くということで、早めの7時20分に集合。

が、しかし。
風と波の影響で直前でテニアン行きは中止となった。


なるほど、一見穏やかだが、ボートはこれでもかというほど揺れた。
ダイビングのお供「アネロンカプセル」=酔い止めのお陰でぐっすり眠り、気分よくポイントに到着。

1本目は前々日も潜ったオブジャンに、今度はボートから。
2本目は場所を変えて、ナフタンというポイントへ。

ナフタンはサイパンの南端に位置していて、見事なドロップオフのポイントだ。
ドロップオフとは、海底が崖になっていて、急に深くなる場所のこと。魚も多いし、何より本当に空を飛んでいるみたいな感覚が味わえるので、個人的には熱狂的に好きな地形だ。
この日は晴れていたので、ボケーと浮かんで楽しんでみた。
崖下の水深は50-60mはあるらしい。透明度が良いので、そんなに深いとも思えないのだけれど。

この2本目が私の40本目のダイブとなった。
本当はテニアンで有名なフレミングで迎えたかったけれど、こればかりはどうしようもないし、テニアンも最強に綺麗だったので、とても良い記念になったと思う。

午後はまたまたグロットへ。
前回よりも落ち着いてエントリー出来、また外洋に出ることも出来た。
更に。
ウミガメにも遭遇!!!
かなり近くで見られて大感激だった。
思えば昨年の宮古では、カメを探して死ぬ気で泳いだ挙げ句、陰しか見られなかったっけ。

ログをつけながらそんなことを思い出したりした。

アフターダイブは、そろそろ切羽詰まってきた、お土産探しへ出発。


潜っているサイパンダとか、


Kiss Catという小さな置物とか。
そんなものを購入した。お値段は内緒。なぜならお土産だから。

本日の晩餐はモビーディックというシーフードのお店へ。

エビフライ、エビフライ、エビフライ。
ドロップオフといい勝負に、熱狂的なエビフライファンとしては、大満足。
量が多くて、泣く泣く残してしまった。


そんなこんなで、お腹はエビフライだらけ、スーツケースはネコだらけ。
カメの余韻にも浸って、5日目は終了した。

サイパン4日目。

2005年09月20日 | 


4日目にして、ようやく南の島らしい晴天になった。
ダイビングはお休みの日なのが少し残念だが、気を取り直してドライブへ。


レンタカーはトヨタのECHO。
アメリカ領なので当然、右側通行だ。
ウィンカーを出そうとしてワイパーを動かしたり、逆走したり。
おおよそ思いつく限りの間違いを、漏れなくしでかす。
幸い交通量は少ないので、運転にもすぐに慣れ、20分ほどで北部のパウパウビーチへ到着。


この景色に、しばし言葉を失う。

人も殆どいない。いるのはヤドカリくらいのものだ。


日陰のデッキチェアも空いていたので、しばし読書タイム、のち、睡眠タイム。

お昼をだいぶ回ってしまったので、パウパウビーチに別れを告げて、高台にあるコーヒケアというレストランにお昼を食べに行く(看板が出ていないので、多少迷ってしまった)。
このレストランの売りは、何といってもその眺めにある。


真ん中に浮かぶのはマニャガハ島(無人島だが、船で15分ほどで連れて行って貰える)。
海の色がこんなに沢山あるなんて、ダイビングをしていても気付かなかった。

もちろんここはお料理もおいしい。
パスタが有名らしいけれど、私はサンドイッチを試してみた。食後にはエスプレッソ・コンパーナ。どちらも好みの味だった。



お腹もふくれたところで、ドライブの続きへ。
まず向かったのが、バンザイクリフ。ここは太平洋戦争時に、米軍に追いつめられた日本兵が海に身を投げたという、悲しい歴史の舞台だそうだ。


今でも慰霊碑が建ち、慰霊に訪れる人の多さを物語っていた。


慰霊碑の向こうは断崖絶壁。


そして、海。午前中に見た色とは全然違う。「紺碧」というのはきっと、こういう色を指すのだろう。
悲惨な歴史を飲み込んだのに、この色なのか。
いや、悲惨な歴史を飲み込んだからこそ、こんなに綺麗なのか。
よく解らなかったけれど。
(ちなみに中央に写っているのはウミガメ。ここには多くのウミガメがいた)。


バンザイクリフを後にし、グロットを覗いてから、一路南部へ。


散々迷って(しかも最後は未舗装の道路をガタガタ走って)、南部で有名なラウラウビーチへ到着。
17時を過ぎて日差しも弱く、とても穏やかな印象を受けた。
とても遠浅で、地元の漁師さんたちが釣りに出かけるところに遭遇した。


初日から感じていたことだが、ここは「夕暮れ」から「夜」に向かうスピードがとても速い。
「秋の夜はなんとやら」ではないが、本当にあっという間に日が暮れるのだ。


ラウラウビーチを後にして、少しスーパーに寄っただけで、もうこんな夕暮れ。
この後、「車があるうちに」とお土産のお菓子なんかを選んでいたら、もう夜になってしまった。

計画していたレストランももう閉店の時間だったので、昼間会ったおじさんに教えてもらった、J'sというファミレスで夕御飯。


あまりの量のポテトとグレービーソースに吃驚しつつも、お値段もびっくりの6ドル。

ダイビングを一休みした一日は、あまりの好天で、何故か海に出ている日よりも日焼けをした。
夕焼けも見れて、翌日の天気に期待しつつ、これまたぐっすり眠った。

サイパン3日目。

2005年09月19日 | 


雨期のせいなのか、何なのか。
朝起きると「晴天」という日がないまま3日目を迎えた。
前日と同じく7時半に出発し、午前中に2ボートでダイビング。

けれども、ここはやっぱり南国。
一度さすと、日差しは強烈だ。

「アルカイダ」と笑われても、こちらは必死。
(努力も虚しく、結局かなり焼けることになる。)

今日は「ウィング」と「スポットライト」へ潜った。

「ウィング」では「ファインディング・ニモ」のドリーちゃんことナンヨウバギに出逢った。
ニモの仲間のクマノミもいたし、パープルクイーン(和名はハナゴイ←もう少し洒落た命名が出来なかったのだろうか)もキレイな青だった。熱帯に来たなという感じだ。

「スポットライト」は地形ポイントで、洞窟の天井に空いた穴から太陽が差し込む時の光がスポットライトのようになるところだ。
太陽は出たり隠れたりだったが、最後の方で「お情け」と言った感じで、光を差してくれた。
グロットの光が青なら、こちらは緑だ。
ご利益があるように、光の下を泳いで帰ってきた。


「午後はどうしますか?追加します?」
そう訊かれて、これまで断ったことは一回もないけれど、今回もやっぱり潜ってしまった。
行き先はオブジャンビーチ。

オブジャンは小さな生物の宝庫のようなところだった。
モンツキカエルウオフタイロカエルウオ、ムーミンのニョロニョロみたいなガーデンイール
基本的にはデカイヤツにしか興味が湧かない私でも、あまりの可愛さに夢中になってしまった。
小さいヤツもいいかもしれない。


海中では遭わなかったけれど、陸上ではサメに遭遇。

水着屋さんの店先にあったのだが、なかなかの迫力だった。

ダイビングをすると、何故かいつもお腹が空く。
と、言う訳で夕食はガッツリとカントリーハウスというお肉の店に出かけた。


かなり、ガッツリだった。手に負えないくらいに。
このお店はかなりのアメリカ風なので、サイパンでは珍しく日本人以外のお客も見かけた。

3日目はこんな感じで過ぎた。
ホテルのバルコニーで、買ってきたUCC缶コーヒー(普通に売っている)を飲みつつ、お土産や買い物の算段もボチボチしながら、またすぐに眠くなってしまった。

サイパン2日目。

2005年09月18日 | 


そう、今回の旅の目的は、ダイビング。
朝6時半起床、7時半にショップの方に迎えに来てもらう。
今回お世話になったのはシーショアというダイビングサービス。
いつも小規模なショップばかりにお世話になっているので、スタッフの方が多いのには吃驚したけれど、和気藹々とした楽しい印象を受けた(有り難いことに、その印象はずっと変わらなかった)。

午前中に2ボートダイブで、午後は1ビーチ。
多分このスタイルが一般的なのだろう(午前中で終了することも出来る)。

少し難民船とバナナボートを思わせる船で「アイスクリーム」と「沈船」というポイントへ。
前日からの曇り空は続いていて、少し不安だったが、それもエントリーした途端に吹っ飛んだ。
温かいし、透明度も抜群。
それまでが、透明度3m・水温20℃という条件で潜っていたから尚更だ。

この日は「アイスクリーム」でマダラトビエイに遭遇。
あまりの格好良さに大興奮。
「沈船」ではアカヒメジの群れを見ることが出来た。
普段は魚の名前なんて覚えようともしないくせに、環境が変わるだけで急に探究心が芽生える当たり、現金だと我ながら思う。

さて、午後は希望を聞いて頂き、グロットへ。


サイパンでは(多分)一番有名なこのポイントはこの門(?)をくぐって、階段を111段降りたところからエントリーする。勿論、帰りは昇り階段だ。

この日も多くのダイバーや観光客で賑わっていた。



階段を下りると、大きな一枚岩があって、そこから飛び込む仕組みだ。
上から見下ろすと、下りるまでも結構な距離に見えて、多少怖じ気づく。
その恐怖も、エントリーするとやっぱり吹っ飛ぶのだけど。

この日は流れが強くて外洋には出られなかったが、それでもグロットの洞窟から見えるブルーはとても綺麗で見とれていた。

と、ここまでは良いのだが、exit後に待っているのは111段の昇り階段だ。
死ぬかと思った。
それでも、後日もう2回潜ることになるのだが。


アフターダイブは買い物と食事へ。
サイパンのお店は夜遅くまで営業しているので、3本潜った後でも出歩けることを知った。


腕に偽タトゥーを入れて貰って(これは友人のもの)御飯へ。

この日はE'sy Kitchenというお店へ。
多国籍料理ということで、アジアンな雰囲気なのだが、やはり時々アメリカが顔を出す。

こんな風に。でかすぎ!

そんなこんなで長かった2日目も終了。
まだ波の感触を身体に残しつつ、吃驚するほどの早さで眠りに落ちてしまった。

サイパン1日目。

2005年09月17日 | 
少し遅めの夏休みは、午前4時起床で始まった。
久々に再会した同期と話がはずみ(彼女は札幌から来たので前泊なのだ)、前日の就寝は2時半。
半分寝ぼけて、呼んでおいたタクシーに乗り込む。

5時半に大宮を出発して、7時半に成田について、
10時35分のノースウェストで一路サイパンへ。
(実はこの辺りまで、眠くて記憶が曖昧。)

サイパン国際空港に着いてもまだボーッとしていたけれど、彼の登場で一気に目が覚めた。


おおよそ日本人にしか解らない「サイパンダ」というネーミングの割に、彼は大人気。
と言っても、いるのは殆ど日本人なのだけれど。
愛想を振りまいたり、ポーズを取ったりとサービス精神旺盛な彼だったが、空港職員のお姉さんに「サイパンダ!」と(多少怒ったように)呼びつけられて、スゴスゴとバックヤードに去って行った。
サイパンダも意外と忙しいらしい。

悠長な入国審査を終えて(結構時間がかかった)、いよいよホテルへ。
サイパンは小さな島なので、20分くらいで中心部に到着。

今回はハファダイビーチホテルに宿泊。
繁華街ガラパンにある、メガホテルだ。
ちなみにハファダイ(Hafa Adai)とはチャモロ語で「やぁ」とか「こんにちは」という意味だそうだ。


部屋はこんな感じ。


9階ということもあって、バルコニーからの眺めは上々。
この日は曇天で海もあまり碧くはないけれど、海なし県から来ている身には十分だ。

荷物を整理し終えたら、取り敢えずは目の前のDFSギャラリアに行ってみた。
すると。


・・・いた。


・・・後ろ姿。


・・・いすぎ!!!

ひとしきり騒いで外に出ると、カエルに遭遇。
何となく、傘が必要な気がして、ホテルに取りに帰る。


正解。カエル偉し。
この時期のサイパンは雨期に当たるそうだが、それにしても凄い降りだった。
あまりの豪雨に、夕御飯も付近の「ハピネス」という中華料理屋さんに変更した。


で、北京ダックとビールで乾杯。
量は泣きそうなくらい多いけれど、どれもこれも美味だった。

雨も上がって、ホテルに帰る。
タクシーやマッサージの客引きにアジアを、立ち寄ったスーパーにはアメリカを、それぞれ感じた。
昨年訪れたハワイなんかに比べると長閑だなぁと思いつつ、1週間が始まった。