スリーピングポット。

今年のお正月からずっと気になっていたティーポットを入手した。
それがコチラ。


ドイツ・ロンネフェルト社の「スリーピングポット」。
その名の通り、横向きになっているポットである。
別段カワイイ訳でもない（むしろブサイクである）形であるが、使ってビックリ、とても機能的な代物なのだ。
まず、上記写真の仰向け（と定義する）状態は、紅茶を蒸らしているところ。



下から上にオイルが上がっていく不思議なタイマーで待つこと3分。

紅茶が程よい濃さになったところで、

起こすと、



内蔵された茶漉しに茶葉が引っかかる仕組み。
これで、2杯目以降も渋くならないのだ。

さすがドイツ製、アッパレである。
ちなみに、落として割ってしまいがちなポットのフタのスペアもついている。
そんな心配りもステキ。

8,000円超のティーポットを買うのには勇気がいったけれど、届いてみればウキウキ。
割らない落ち着きと、ゆっくり紅茶を楽しめる余裕が備わりますように。

風邪っぴき。

1月に引き続き、喉から風邪をひいた。
喉が痛くなって、声が枯れて、2日間声が出なくなって、咳が止まらなくなった。
ゼイゼイ、ヒイヒイ。

口から生まれたかと自分で思うほどオシャベリな私にとって、声が出ないのはツライことだ。
電話やらインターホンやら、日常生活では声を出す機会が多いことを認識した。


今日はだいぶマシになったけれど、まだマスクは手放せない。
パリ帰りのマイバディがシャネルのグロスを買ってきてくれたので、試そうと小躍りしながら鏡をのぞいたら、マスクマンが映っていた（忘れていた）。
凹。


しかし、身体が弱くなったと感じる今日この頃。
ここ4年くらい、風邪らしい風邪なんてひいてなかったのに。
病院回りで培った強靭な免疫力も、切れてきたようだ・・・。

帰ったら、鼻うがいをすることにしよう。

慣れない。

例えば、
ガスレンジとシンクの位置が逆だったり、
バスタブの栓をギュッと閉めないとお風呂の水が漏れたり、
玄関のドアにロックが2箇所ついていたり、
トイレと廊下の間に段差があったり。


いつの間にか身体には「前の家での暮らし方」がしみついている。
だから随所に違和感を感じ、動線が不自然だったり段差から落ちたりしている。
人の家にお邪魔するときには感じないのに、不思議なものだ。


ドアを間違えたり、うろうろしたり、モノを探したり。
そんなことをしながら、きっとこの家と仲良くなっていくのだろう。
いつの間にか、我が家になっていくのだろう。

引越し劇。

からっぽ。

9時に来る予定の引越し屋さんは8時半にやって来た。と思ったら、一切合財ねこそぎ持って行った。
今日着る予定だったジャケットまで。

只今カットソー一枚で新居に移動中。
風邪か埃か、一昨日から全く声が出なくなってしまったので、薄着にマスクマン。

変な人ではないか。

引越しは何度やってもバタバタだ。
感傷に浸るヒマもない…。

1580日。

＝4年4ヵ月。
これは私がさいたまに住んだ期間。

今日は午前半休を貰って転出手続きを済ませた。

4年というと長いのか短いのか微妙だけれど、濃い期間だったことだけは確か。

働き始めたのも、上司とモメたのも、車をぶつけたのも、友達を沢山招いたのも、振ったり振られたりしたのも、海外旅行が恒例になったのも、本社に転勤になったのも、ダイビングを始めたのも、鳩を飼い出したのも、ブログを始めたのも、結婚を決めたのも、すべて此処に住んでいる間の出来事。

地元でもなければ、定住を決めた場所でもない。
この場所にさほど愛着は感じないけれど、それでも、変な気分。

1580日で張った根っこの抵抗だろうか。

モバイルsuica。

ついに、モバイルsuicaに登録した。
携帯でピピッと改札を通る動作に憧れて、でも定期の区間が変わってから…と我慢すること数ヶ月。
スイカペンギンの仲間入り。

最近ではJRのクレジットカードを作らなくても良くなったので、初期設定も簡単、カンタン。
無事チャージも、来週からの定期券購入も終了。

…と、簡単に書いているけれど、携帯をポチポチするだけで、5,000円のチャージと、43,000円余りの通勤6ヶ月定期券がクレジットから引き落とされるって、少し怖い気もする。

よくよく考えると、このモバイルには航空会社のマイルも全部入っていたりして。

携帯が少し重くなった気がした。

ピヨ。

てのりたま。


買ったあとで、ゴハン好きでもふりかけ好きでもないことを思い出した。
こういうことを世間一般では「無駄遣い」というのだと思う・・・。
まぁいっか。カワイイから。

ここは大阪。

絶対こんなネーミングセンス、東京にはないと思う…。

おみやげ。

マイバディがハワイのかほりを届けてくれた。
ドライマンゴー＆ハニーローストのマカダミアナッツ。
絶妙のツボの突き具合をありがとう。

暮らしのオト。

普段からTVなんて殆ど見ないけれど、朝だけは例外。
毎朝のテレビは目覚ましであり（番組名ではなく）、時計であり、情報源。
TVがいなくなった今朝の我が家は、ひっそりと始まった。

家電が一つなくなっただけ、音が一つなくなっただけで、我が家が「仮住まい」に変わる。
引越しまで、あと10日。