2008年の潜り初めはグアムにて。
写真は『Blue hole』という名の、グアムでは一番有名なポイントだ。
水深17メートル付近から37メートルにかけて縦に穴が開いていて、その間を泳いで通ることが出来る。
角度によってはその穴がハート型に見えるのだ。
ラッキーなことにこの日は下からホールに入り、中を浮上するというコースを取った。
この日はダイバーが多く、吐き出すエアでハートが欠けてしまったけれど、洞窟から見るブルーは格別。
1本潜った後の水面休息中はドルフィンウォッチングの時間だ。
遠くの方でイルカがジャンプ・・・と思ったら、
真下に来ていたり、なかなか「海豚」という字面が似合わないほどの俊敏さだ。
とても楽しそうにボートと一緒に泳いで、イルカたちは去っていった。
2本目は『バラクーダ ロック』というポイントへ。
といっても、バラクーダなんて一匹もいないらしい。なーんだ。
確かに大物はおらず、平和な場所だった。
いかつい顔のダスキーアネモネフィッシュ(固有種)と出会う。
午後からの3本目は『Piti Bomb Beach』でのビーチダイビング。
タンクを背負ってのビーチエントリーは久々で、少しツライ。
このポイントは海中展望台があって、観光客が海中をのぞいている姿が見られる。
子どもたちはダイバーが来ると大ハシャギ。
なぜか子どもたち相手に愛想を振りまき、記念写真まで撮ることとなった。
今頃どこかの家族のデジカメには、海中でピースしている私の姿が収まっているに違いない。
このポイントの魚は餌付けされていて、人を怖がらない。
むしろ、餌がもらえると思って寄ってくるのだ。
海底の砂を投げたり、餌をまく仕草をしたりすると、一目散に集まってくる。
すまん、手ぶらだよ。
ちなみにガイド氏は魚肉ソーセージを与えていた。共食い・・・。
この日の透明度はあまり良くなかったけれど、久々ダイビングはやっぱり癒しの時間。
日焼けが怖いけれど、楽しい休暇のはじまりはじまり。