ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  高知 12月の紅葉・黄葉 !

2021年12月13日 | 自然 花 写真

    ( いろはもみじの紅葉。 本当にきれいですね。 )

 

NHKの朝ドラ『 カムカムエブリバディ 』で 丁度進駐軍のクリスマスを舞台に話しが進行していた。家族を失った主人公 安子が

偶々知り合った米兵に連れられ アメリカのクリスマスパーティーに触れる。国力の差を見せつける為と疑った安子に『 きよしこの夜 』

のメロディーが聞こえる。米兵ロバートから 戦争でアメリカ人も日本人も愛する人を失い その悲しみを癒やし 生き延びた人々が平和に

自由に 日向の道を歩んでいくようにと 皆祈って集まっていると聞かされる。世良公則が唱う 『 On the Sunny Side of the Street.

を聞きながら 安子も打ち解けた気持ちになっていく・・。

 

クリスマスキャロルという チャールズ・ディケンズの名作がある。強欲なスクルージなる老人が登場する。ガリガリ亡者という言葉が

昔あったが ケチで貪欲 人々に嫌われている。私利私欲のどぎつい人物が 夜に見た夢で 過去 現在 未来の自分惨めさを知り 心を

入れ替え クリスマスに貧しい人々を招き 贈り物をし 喜びを分かち合うという心暖まる物語だ。物語では善人の甥がクリスマスに来る

よう説得する場面がある。 『 クリスマスは親切と許し 恵みと喜びの時、 せめてこの時だけでも 愛する人々を想い 喜びを共に

しよう・・ 』と。 世界で 『 メリー・クリスマス !! 』 が 共通語となって 祝われる意味が分かる気がします。

 

教会では今年もクリスマスイブに キャンドルサービスをします。以前アドベント(待降節)の話しをしました。クリスマスの前4週間が

待降節です。子供達はカレンダーに毎日印を付け クリスマスを楽しみに待ちます。毎週の日曜日 聖日礼拝に出かけ キリストの十字架を

見つめながら 救い主の降誕を待ち望む祈りをします。 昔東京の教会で 夜ペンライトを持って幾つかの家庭を回り クリスマスキャロル

を唱った思い出があります。

 

クリスマスツリーは多くの場合もみの木です。これは古代ローマの時代から魔除けに常緑樹を飾った習慣です。ドイツが起源だそうです。

カソリックの国ではキリスト生誕のシーンを人形などを使って再現したりしますが プロテスタントは偶像崇拝を禁じているので モミの木

を教会に飾りました。今や大きなイルミネーションとなっています。モミの木は生命力や希望の象徴とされます。モミの木に昔はろうそくを

今は豆電球(LED)を付けています。沢山の小さな灯りはまばゆいばかりです。これを思いついたのは マルチン・ルターだと言われます。

木々の向こうにまたたく星の美しさを部屋の中にも取り入れようとしたのだそうです。ツリーの一番上の大きな星は『 ベツレヘムの星 』

と呼ばれ 当方の三賢人をキリストが誕生したベツレヘムの地へ導いた星です。サンタの話は又別の機会に。現在のクリスマスになるまで

長い時間がかかっていますね・・。

 

高知は南国のせいか 12月中旬まで 紅葉・黄葉を楽しめます。 今日も昼間19℃です。

 

少し地味ですが 落羽松(らくうしょ)です。 沼杉とも言います。 今黄葉の時です。

ダイダイ色ですが 高木なので 下から見上げると 一段ときれいです。

これは 台湾楓(たいわんふう) ダイダイより赤いですね。いつも行く体育館のソバです。

楓(カエデ)と紅葉(モミジ)は 葉の切れ込みの差があります。切れ込みが浅いのが楓。

赤い葉に 黒いイガです。 イガカエデとも言います。

先日行った針木浄水場の台湾楓。 翌日の風で 相当散っていると思います。

山全体も紅葉・黄葉しています。 高知は広葉樹も多いです。

イチョウ(銀杏)も今見頃です。 この銀杏の木は晩生で 他はもう葉が落ちているのも多い。

実がなるのは雌株。 植えても実がなるのは孫の時代というので 公孫樹とも書きます。

 

最後にもう一度モミジです。

赤とダイダイが混じってますね。

はうちわもみじ のような感じもありますが・・、 不明です。 

 

 

 

コメント (1)
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