ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  赤富士 !! 生態系 2  

2019年08月13日 | 自然 花 写真

 

   ( 最近の日の出は朝5時頃。 まず朝焼けが15分前から始まります。 )

 

台風10号が西日本に接近しています。15日美子姉はじめ 高知の教会の皆さんが 全国聖会出席の為

滋賀県長浜に向かいます。台風の進路を進む感じです。無事の到着を心から祈っています !!

 

最近は 自然を『生態系』という言葉で科学者は著しています。そこに住む生物の生き様に注目した言葉です。

人間は地球という生態系の頂点にあります。最初の人類は600万年前 現生人類の祖先はせいぜい20万年前です。

そして10万年前アフリカ脱出に挑戦 ヨーロッパでネアンデルタール人と遭遇 しばらく共存し 約3万年前には

ネアンデルタール人は滅びました。最初の埋葬を行ったという優れたホモ属だったようですが競合によって滅びました。

現代人の直接の先祖であるクロマニヨン人の登場は6万年前です。彼らが徐々に東進を開始し 生活圏を広げました。

生態系に受け入れられたということでしょう・・。各地でその数を増やし 不安定な採集狩猟でなく 農耕が

始まるのが約1万年前でした。そこから文明が発展し人類が生態系の頂点に立つようになりました。言ってみれば

異邦人が新しい武器を持って領国に攻め入ったようなものです。気候が温暖化にシフトしたのも人類に役だったかも

知れません。でも1億年の恐竜や古生代の三葉虫に比べれば 生態系の頂点にいる期間はわずかです。実は人間は

生態系の破壊者だったかも知れません・・。

生物多様性とは 地球上の生命の総体、全ての植物 動物 微生物これらの遺伝子とこれら生物を取り巻く自然環境

からなる生態系を意味します。簡単に言えば バラエティーに富んだ動植物がいるということです。 生物多様性は

この自然で生物のネットワークが上手く機能する為の基盤 前提条件です。

 

これまで分かっているだけでも地球には 175万種の生物がいます。多分1000万種はいるということです。

全ての生物で全く同じ遺伝子を持つものはいません。様々な遺伝子の組み合わせで異なった生き物が生まれています。

それは30億年という長い進化の歴史を経て 生物は多様化したのです。最初は細胞1個から始まったと言われます。

私たちは普段 『 種の多様性 』を見ています。人間だけでなく 犬、猫 猿 桜 梅など多くの動植物がおり 

目に見えない微生物、細菌もいます。生態系とはある環境に適応した生物達のバランスのとれたまとまり 仕組みを

言います。 与え 与えられて共存している世界です。

 

創世記に書かれている天地創造を信じる立場なので これ以上の深読みは避けますが 生態系は人間業では出来ない

ものであることは明らかです。ともあれ私たちは地球の生態系の中にいます。人間は都会や文明の中に居るように

思っていますが 気候 地理 他の動植物 植生などに大いに影響され 支配されて生きているのです。自然が

無ければ、他の生き物(食物)が無ければ生きていけないのです。日本を襲っている猛暑や台風を人間は避ける

ことが出来ません・・。こんな猛暑は真っ平だと人々は時に呪いますが 日本には四季があり 暑い夏も植物には

必要な恵みであり 私たちも暑い夏や寒い冬 長い雨に適応して 生活してきたのです。『 天は恵みをもって雨を

降らせ 実りの季節を与え 食物と喜び 』を与えています。

 

今は極端な形をとる異常気象に振り回されているのです。その原因に地球温暖化が挙げられ それは人間が便利で

豊かな生活を求めて起こした産業革命以降の二酸化炭素放出にあることが ほぼ明らかになっています。人間が

人間を苦しめています。原発も プラスチックゴミ問題も目先の便利を求める活動結果なのです。人間は一度立ち

止まり 自分達が歩んだ歴史を顧みて 今の生活スタイルを改め 持続可能なシステムを構築しない限り 人類だけ

でなく他の生物の命も奪ってしまうことになりかねないのです。  続く。

 

 

台風襲来が予想される時ではありますが このような美しい朝焼けが見られました。

5時を少し過ぎた頃から すこしづつ赤みが増す富士山。 私も4時半頃 家を出て 待ちました。

富士山ドームの階上から富士山の全貌を見ました。手前はモミの木など針葉樹林です。

ようやくムクゲが満開になってきました。

ピンクのムクゲ。 1日花 ということですが 毎日咲くので いつも咲いているように見えます。

ヤマユリ。 やはり高知より 一月遅く咲くようです・・。

鬼百合 或いは小鬼百合。 独特ですね・・。

少し風変わりなアジサイを紹介します。墨田の花火のピンク !?

一つ一つが小紫の花ですが これはアジサイのガクと呼ばれる部分。

房藤空木(ふさぐじうつぎ) 枝先に小さい花が一杯ついています。

藤の花に似ている・・と言いますが よく分かりません・・。

これは ノリウツギ(糊空木)の花 アジサイに似た感じ。やはりアジサイ属だそうです。

 

主に森の中で見ます。 これもガクがきれいに見えます。

朝セミの鳴き声で 目が覚めるほど・・。 ヒグラシでしょうか ?

 

 

 

コメント (1)
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