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ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  新年早々の大事故や大震災  お悔やみとお見舞いを申し上げます。

2024年01月10日 | 自然 花 写真

                 

( 鏡川上流にある鏡ダム。昨秋水不足ー節水を伝えられたが 現在73%の貯水率。 この日も放流していた。)

 

正月早々の地震から1週間。 能登半島各地の被災状況が明らかになった。行方不明者の多くが亡くなって見つかっている。

帰省して 家族・親類と正月のお祝いの最中の地震である。家族の多くが亡くなった中年男性の涙があった。友人が珠洲市で

産まれ 今も能登に沢山親戚がある方のメール・・。 同情を禁じ得ない。 亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

高知県も中山間部に村や町が多い。地震が起これば 孤立集落が多く出る可能性が高い。冷や水をあびせかけられた思い。

 

冬至から2週間が経ち小寒へ。確かに寒い日もありますが 昼間15℃を上回る暖かい日も。私は冬ミカンと焼き芋が好きで

時々八百屋さんで買います。八百屋とか乾物屋などという言葉はもう死語かも知れませんが・・。高知には荒物屋とか呉服屋

など 今も残っています・・。

 

正月の間 ミカンでも食べながら本でも読もうと ダーウィンの『種の起源』他数冊を図書館で借りてきた。朝ドラらんまん

の刺激ではないが 生物学に関心が出てきました。地球が出来て46億年 海に生命が誕生したのは38億年前、単細胞生物が

誕生したとあります。細胞がある生き物は環境の中で進化して 多細胞生物が生まれ 現在見る様々な形の生き物になってきま

した。細胞にはDNA(遺伝子)があり 全ての生き物に共通です。これは全ての生き物が共通の祖先から始まったことを意味

しています。38億年間 多様な進化を繰り返しながらも DNAは一度も途切れることなく それぞれの生物の歴史が刻まれ

ているのです。

 

1859年、ダーウィンは『種の起源』によって世界の認識を変えました。 当時は科学者を含めて大半の人々が、生物は神により

創造されたものであり、未来永劫変化することはないと固く信じていました。しかし、ダーウィンは論理的思考と客観的な事実

により、全ての生物種は共通の祖先から長い時間をかけて 進化の結果もたらされた(自然淘汰説)と明らかにし 宗教から

科学を解放した。猿から人間が産まれた!?という中傷が今も続いている。 『種の起源』が出版されたのは、日本では幕末期で

160年前。ダーウィンが生きた時代の大英帝国は、世界最強国として繁栄を誇っていた。 

 

ダーウィンは何時間もろうそくの明かりの下、インクペンで世界各地へ手紙を書き、馬車で運ばれてくる返信を待ちながら

動植物に関するデータを収集し 遂に現存する生き物は 原始的な単細胞から枝別れしたと 生物多様性を説明する普遍的な

基礎理論を発見し  生物学の礎を築いた。高知の牧野富太郎博士に似ている研究者の日々を感じます。

 

ここも高知市、畑の上を高速道路が通り その先には 幾層にも重なる四国山地。鏡ダムはその間にあります。

菜の花は 春のイメージ。野菜の花から 菜の花になった。 

臘梅(ロウバイ)。微かに甘い香り。12月末から咲き出す。

この花はツバキ。 やぶつばき。 雄しべが整然と揃っている。季節的にも1月はツバキが咲き出す。

これは山茶花だと思います。 目一杯花を付けています。

この時期に 未だに 夏の花 芙蓉(ふよう)が咲いているのには 驚きました。花びらが瑞々しい !

もうムクゲやノウゼンカズラはとっくに花期は終わっています。芙蓉も同じです。

我が家のブーゲンビリア。 もう20年になりますが 何度も復活して 咲き続けています。 奇跡です。

カラーも年に何度か咲いているのを見ます。普通は6月頃 夏の花です・・。

ピラカンサも赤い実を目一杯付けています。

プールの近くに潮江(うしおえ)天満宮があります。絵馬の中にウクライナやロシア 世界の人々の平和を願うものも。

 

 

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  新年 明けまして お目出度うございます・・・。

2024年01月03日 | 自然 花 写真

 ( ある朝の日の出の様子。 地球誕生もこんな赤々とした 大空だったかも・・? )

 

新年です。ほぼ全国的に良いお天気で TVで ダイヤモンド富士も美しく見えました!! 2024年が このような穏やかな

日々でありますようにと祈っていた矢先 次々と地震と航空機事故のニュースが入りました。多くの命が失われ 建物が壊れ

寒い中 避難所で多くの人々が過ごされ お正月の喜びが一変してしまいました。支援の手が速やかに届きますように。

 

今日は火の鳥の紹介です。お正月なので 光輝く永遠の鳥が 私たちの新しい年を祝福してくれることを願っての紹介です。

34年にわたって描かれた手塚治虫氏の名作です。彼のライフワークと言っていいと思います。天才的な創造力で 生き物と

しての地球と人類の生き方を過去から未来へ 永遠の命を持つ火の鳥を通して描かれた作品。 宇宙にみなぎるエネルギーが

生命を生み 多種多様な生き物へと進化し その中で特異な才能が与えられた人類が 独自の文明を創り 地球の支配者となり

ました。 人類は欲望のままに物質の豊かさを求め 地球を独占するかのように 地球の資源を奪い 森林を破壊し 平気で

毒物を垂れ流し 海、陸、空共 汚染させてきました。それは現在も続き 地球が病んでしまう程になっています。

 

このままでは 美しい地球という星が刻一刻と蝕まれ 人間を含め、すべての生き物が 生きられなくなってしまう。もっと深刻

なのは? これらが一握りの権力者たちだけで行われているのではなく、ごく普通の市民も地球の自然破壊に加担してしまって

いるような気がするところだと手塚治虫は言う。  かけがえのない地球を生き物がいなくなった火星や金星にしてしまっては

いけない。 火の鳥は地球愛そのものの象徴かも知れない・・・。

 

地球の歴史は約46億年、人類の歴史は精々数百年の新参者。人類は自らを 万物の霊長と自賛するが 自然を破壊 動植物を

殺戮 自らを破滅させる核兵器まで開発 核戦争を起こすと脅迫し続けている・・。チエノブイリの事故や3/11の原発事故

で大量の放射能汚染を起こし 何万年も消えない傷跡を地球に残している。人口の増加と共に 明らかに地球は病んできて

いる・・。

 

火の鳥とは宇宙生命ーこの鳥は夜も輝き 地球の全てを知っている 大いなる存在の使い!?

火の鳥は光輝く美しい羽根を広げ 時間と空間を超えて そこに生きる生き物たちと壊れやすい地球という星の行く末を見守り

続けている。 戦争 感染症 自然破壊 生態系の破壊 そんな様々な問題を抱えた地球を憂える存在が 火の鳥だと思って

います。 手塚治虫が今の世の中に贈ってくれたメッセージを 私たちもしっかりと受けとめる1年にしたいと思います。

 

年配の方には 懐かしく思い出されるかも知れません・・!  火の鳥のイメージ。

元旦は 高知城の無料開放日。 確かに普段より多い観光客でしたが 楽しく見て回れました。

天守の最上階から 高知市内を360度見渡すことが出来ます。

裏門となる 黒鉄門(くろがねもん)。 柱梁などが鉄板で覆われ 黒い色が塗られている。

幾つかあるシャチホコ。顔は竜(今年の干支) 身体はシャチ。 火事を消す魔力がある・・?

天守閣の中にある 展示物。大手門(追手門)から見る城造りの様子。

大阪で造られたカワラを水上交通で運ぶ。浦戸湾、江の口川 そして堀を結ぶ。 

今年のおせち料理。 元旦にしっかり頂きました。

正月に多く用いられる 葉ボタン。

生け花にもよく使われる 常盤サンザシ 又はピラカンサ。

日本水仙。11月から咲き出して 春まで楽しませてくれます。

太平洋(土佐湾)を舞う パラグライダー。 大きな扇風機を担ぐのは大変ですが・・。

      

      2025年春の朝ドラに選ばれた アンパンマン。乞うご期待 !!

      

       やはり お正月を感じる 大きな門松。

 

 

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  遅くなりました。 今年最後のブログです。

2023年12月27日 | 自然 花 写真

( 今年のクリスマスイブは日曜日。 キャンドルサービスも兼ねて キリストの誕生を祝いました。)

 

クリスマスの前に冬至がありました。ヨーロッパでは昔 冬至祭が盛んに行われたそうです。寒い冬が早く終わり 春を待つ

気持ちがあります。この日から長い夜がすこしづつ短くなって 昼の光が長くなります。 言わば寒さの峠が過ぎた ?! 

という思いがあります。実際は2月が最も寒い訳で 暦と自然は同じではないですが 高齢者になった私には よく分かる

心の動きです。水仙が既に咲き出した高知では その感が強いです。 

 

NHKの『 クローズアップ現代 』で 気候変動問題を取り上げていました。 

今年の夏 東京都心で30℃を上回る日が90日を越え、1年の1/4が真夏日でした。世界の平均気温は毎月観測史上

最高を記録しました。番組では地球は 『 未知の領域に入りました 』と転換点(臨界点)に達していることを告げて

いました。 ハワイの山火事は未だ記憶に新しいと思いますが 日本も含め世界で山火事が多発しています。一方で滝の

ような豪雨も多く 様々な被害がありました。大気の状態が不安定となり 又寒暖差が大きいのも最近の特徴です。

 

世界の平均温度は既に産業革命以前の気温を1.4℃上昇しています。今世紀末1.5℃以下に抑える努力をしようというパリ協定の

約束が もう少しで超えそうです。『 危険な領域に入った。』 これは世界の異常気象を見ていれば分かります。私たちも

夏の暑さで実感しました。温暖化の主要な原因が二酸化炭素上昇にあることは 既に科学が証明しています。1987年の

二酸化炭素排出量は351ppmでした。昨年度は 2022年421ppmで 35年間で20%増加 且つ年を追う毎に加速度的に

増加しています。 これが気温の上昇ペースと一致しています。

 

第3回のCOP会議で 『 京都議定書 』が採択された。名前の通り1997年京都で採択されました。世界の先進国(二酸化

炭素排出量の多い国々)が温室効果ガスの削減目標を決めた。 それまでの日本は高度成長期 大量生産・消費使い捨て使い

捨ての時代でした。ドンドン買って ドンドン捨てる時代と言ってもいいでしょう。消費は美徳 これが経済の好循環を生む

と信じられた時代。まさに資源の無駄づかいの時代でした。私なども多いに浮かれていました。

 

しかしバブルがはじけて 経済は縮小 人々の行動も萎縮し 次の成長産業を産む力も無く 不況の時代が続きました。

アベノミクスもかけ声だけで 新しい産業は産まれませんでした。一方で1990年代から 温暖化が叫ばれ 化石燃料による

二酸化炭素排出が原因とされ新しい電力エネルギーが求められるようになりました。日本では 科学者の警告に関わらず 

温暖化対策は経済成長の邪魔 ? だと人々は考え 消極的でした。昔 公害対策には熱心に取り組んでいたのに・・?

 

困難をテコに新しい産業を興すのでなく 過去のよき時代の夢を追う そんな受け止め方でした。他国と比較しても 国の

衰退は明らかとなりました。お金をジャブジャブにし 株価だけが上がりました。賃金は上がらず 外国との差が広がり

ました。優秀な頭脳は海外に流れました。一流のプロ野球選手がアメリカ大リーグを目指すようなものです。消費のあり方を

考え 社会のあり方を転換せよと言っても口先だけになっていました。G7でもパリ協定でも 他国に追随する日本でした。

石炭火力発電に執着しており 今回も化石賞を与えられたのも G7の中で 唯一石炭火力発電の廃止に反対する国でした。

年末をこんな形で終わるのは 本当に残念です。今年最後のブログです。 来年は明るいニュースが沢山ありますように!!

 

すみさんから贈られた クリスマスカード。 毎年丁寧に有り難うございます。 

 

よしこ姉の生け花。 高知特産のグロリオーサと百合の花。 

私も4年ぶりに エアロフォンを演奏しました。 

続いて 愛餐会です。 食べて交わりの時です。

ヘリアンサス ? ユリオプスデージー ? とても背が高いです。

高知特産の文旦 ハウスでなく 地の文旦です。

 

これは小さなキンカンです。

ペーパーホワイト。 鏡川土手には この種類が多いです。

アドベントカレンダーも 24日までで完了 クリスマスツリーの完成です。

12月は 美子姉の誕生。 ささやかなお祝いです。

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Merry X'mas !  高知のクリスマス・マーケット 水仙が咲いた ! 

2023年12月20日 | 自然 花 写真

               

        ( Merry Christmas !  今年もキリストの降誕を祝うこと出来ました。)

 

今年も残すところ10日余り。20℃を超える暖かい日もあり 高齢者には有り難いようで 来年夏の猛暑の先触れかと 心配が

先に立つ・・。ここ数日は昼間でも10℃を切る寒い日が出て来た。少しホッとする自分がいます・・。ショウヘイ・オオタニ

のドジャース入団会見があったりして うれしいこともあるが 2つの戦争が続いており 日々多くの命が奪われていることに

暗澹たる気持ちになります。 

 

COP28 (28回目の国連の気候変動対策を話し合う会議)が会期を1日延長して 閉幕しました。 パリ協定に沿って 

世界の気温上昇を1.5℃に収める為に 『 化石燃料からの脱却 』を進めるとした文書を採択し、石炭火力発電だけでなく 

石油や天然ガスを含む化石燃料全体に対象を広げ 再生可能エネルギーの発電能力を3倍にすることも明示しました。


人類は18世紀後半からの産業革命以来 化石燃料を多いに使って 私たちの生活や経済を豊かに発展させてきました。その結果

が地球温暖化になり 気象災害を起こし 様々な弊害を生み 脱炭素化 化石燃料廃止の方向に舵を切った訳です。COP28

回目の会議でようやく・・化石燃料からの脱却に世界が同意したのです。これが世界の潮流となって 脱炭素化社会、持続可能

な循環型システムの構築に向かえばいいのですが・・。

 

これは一定の前進ではありますが 今後各国がこの方向に沿って 脱炭素化を具体的に進めるかが ポイントになります。パリ

協定に参加した世界の国々は この文書を踏まえ 新たな排出削減目標をつくることになります。ただ今回も 産油国の激しい

反対があったり 日本のように2030年でも石炭火力発電に19%、天然ガスに20%依存する方針を掲げている国も あります。

今回もアンモニアを混ぜて使う技術を説明しましたが 化石燃料使用の延命を図るものとして 日本への批判がありました。

 

以前から 2030年頃に大きな『 分岐点 』 が来るのではないかと案じています。もう6年後ですが 最近の言葉では 転換

点 と呼んでいます。転換点とは人類や地球にとって もう後戻り出来ない変化が起きる 簡単に言えば 『 社会の崩壊 』

を意味するとイギリス エクセター大学のCOP28での発表です。 温暖化でグリーンランドと南極の氷床、永久凍土の融解

それは更なる温暖化 猛暑や洪水 干ばつや 熱帯サンゴ礁の死滅など複数の現象が ドミノ倒しのように連鎖する恐れがある

のです。

 

1.5度に抑える目標は今世紀末の目標だったのですが 既に一時的に1.5℃に達している地域があります。統計的に言って 世界は

既に1.2℃上昇しています。 2030年には1.5度に達する ? 更にこのままでは 今世紀末3度上回ることになると言われます。

日本でもこの夏 過去30年の気温より2.66℃上回ったとあります。 岸田政権の支持率がどんどん下がっていますが 政治の

混乱の中でも 脱炭素社会に向けて しっかり行動してもらいたいですね。

 

             

    今年も 中央公園に 大きなクリスマスツリーが 立ちました。

クリスマスマーケットが並び 多くの市民が集い グリューワインやソーセイジを楽しみました。

この日は 夜でも15℃を上回る暖かさでした。 私たちも重い腰を上げて 参加しました。

若い人々で賑わっていました。

それなりに雰囲気がドイツなど似ていますが キリストや天使 などは全くありません・・。

 

           

   主役はサンタクロース。 商売本意の日本的クリスマスですね・・。

昨年より1週間遅れで 水仙が咲きました!

ナルキッソスとか フサザキスイセン とも呼んでいます。 日本スイセンです。

ホワイトペパー という種類。 

唐楓(とうかえで)と思っていたら 台湾楓(たいわんふう)と名札が付いてました・・?

季節外れとは思いますが 野生の朝顔・・。 地面に這うように 咲いています。

グランドゴルフの皆さんに配る クリスマスプレゼントです。 来年の干支 竜も付いてます。

友人から贈ってもらったクリスマスカード。 世界の人々に平和が 心に平安がありますように

 

 

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    紅葉・黄葉が美しい !!

2023年12月13日 | 自然 花 写真

( 高知城の裏庭 ? は絶好の散歩コース。 春のサクラもいいですが 紅葉・黄葉も抜群 !)

 

気候変動対策を話し合う国連の会議COP28、今回はアラブ首長国連邦のドバイで開かれていました。 11月30日~12月

12日まで 世界のほとんど全てと言っていい200近い国と地域が集まる会議。 地球に住む多くの人々にとって 自然災害

が頻繁に起こり 生活環境が大きく変化する環境危機が具体的になるにつれ ここ数十年言われ続けた温暖化がボディブローの

ように私たちの生活に影響し どうにかしなくては 『 地球が危ない ! 』という所まで来ています。

 

今年10月末までの世界の平均気温は、産業革命の前に比べて既におよそ1.4°上昇しており、一年間の平均気温が174年間の

観測史上最高になる見込みだと 世界気象機関がCOP28に合わせて発表しました。昨年の世界の温室効果ガス排出量は前年

比1.2%増の574億トンと最高を更新。二酸化炭素排出が地球温暖化の主たる原因だと改めて証明しています。

 

今年の夏は各地で異常な暑さに見舞われており、現状のままでは産業革命前からの気温上昇を1.5°に抑える世界目標の達成には

程遠い状況です。今回議長を務めるUAEの大臣は開会式で 『 我々のこれまでの歩みでは目標を達成できないことは明らか

で、世界は岐路に立たされている。』 と訴えました。

 

海面の平均水温も2023年3月以降、過去最高を記録し続け、そこから下がらない状態が続いています。報告書では、海の温暖化や

氷河の融解なども進んだことから、2013年から10年間の海面上昇の速さが1993年から10年間の2倍にもなっています。海水温の

上昇と海面上昇から 台風がより強くなり 洪水が各地で起こっています。 これは海が危機に瀕していることを示すシグナルで

あり、生態系や海の食物連鎖への大きな影響が出るとみられています。

 

COP28で公表された調査では 今年も化石燃料の使用による二酸化炭素の排出量は過去最大になりそうです。石炭 石油、

天然ガスのいずれでも排出量が増加し、国別では中国とインドが中心。中国の排出量増加はゼロコロナ政策解除後の経済活動

再開が原因。 インドは電力需要が同国の再生可能エネルギー供給能力よりも急速に伸び化石燃料で不足分を穴埋めしている為

だとされます。 2015年のパリ協定で合意された地球の気温上昇を産業革命前に比べて2度未満、できれば1.5度以下に抑えると

いう目標は一層達成が困難になっている。 

 

COP28の開催中 環境団体が日本の温暖化対策が見せかけの対応として 3回続けて日本を『 化石賞 』に選びました。

気候変動対策に消極的な国だと言う意味です。一方 核禁止条約締約国会議に不参加だった日本の対応は 唯一の被爆国として

許されない・・。日本は世界の危機に対し 消極的な態度をとり続けている・・。 自民党派閥のパーティー券問題も政治の

貧困としか言いようが無い。 国民の支持がどんどん下がっていく 情けない話しばかりです。

 

石垣に沿って 銀杏や モミジが植えられています。

この石段を登っていくと 二の丸から天守へと出られます。

約40mの丘に建つ 高知城。 銀杏(いちょう)も紅葉(こうよう)も目の下に見る事が出来ます。

ダイダイ色というのか 黄色がかったモミジもあるのです。 

これは クロガネモチのようです。 実がなるのは 雌株だけ。 

お城から少し離れて 椰子の木と並ぶ 唐楓(とうかえで)。 南国ですね~。

大きな銀杏の木も すっかり黄葉。迫力があります。

晩秋というのか 初冬というべきか ススキも しっかり種を付けています。 間もなく風に運ばれる。

突然ですが 鏡川の支流 本宮川をきれいにする子供達。 ご苦労様 !!

ゴミ問題も大きな環境問題です。 やはりプラスチックゴミが多いです。

これは絵です。 中央が鏡川 手前が国分川。筆山が手前にあって 後ろに四国山地。

寒い朝も グランドに来れば 優しい日射しで暖かい。この日グランドゴルフは19名集まりました。

    

    朝5時前。 三日月の上に 金星(明けの明星)でしょうか ?

    

  アドベントカレンダー。今 待降節(たいこうせつ)の最中。 箱の中にはキャンデーやチョコレート。

 

 

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   高知紅葉・黄葉 今盛りなり

2023年12月06日 | 自然 花 写真

( 12月初めが 紅葉・黄葉が見頃! 去年も同じ時期でした。 山内神社の紅葉・黄葉です。) 

 

12月に入りました。高知では11月初旬迄 夏日が続いていました。中旬以降はさすがに20℃を上回る日は少なく 

朝の寒さに震える日も出てきて 立冬のイメージも10日遅れで実感しました。当然私の着る物も増えて行き 特に

バイクに朝乗る時は 恥ずかしい程 モゴモゴスタイル・・? おじいさん丸出し・・でした。その間に短い秋を体験し 

これは俗に言う 『 2季の世界 』 だなぁ~と実感しました。

 

けいじいさんの疑問のように 県内8月は雨が多かった。地域によって 例年の2倍以上の雨だった。不思議に猛暑日は

無かった。農家はもう雨はいらないと恨めしげに言ったという新聞記事もある。10月に鏡ダムの貯水率低下が伝えられ 

私も心配しましたが どうやら持ち直して 平常の満水時に近づいており 現在貯水率78%とあります。節水と最近の

降雨のお蔭と言えます。私の家の近くの鏡川は 中の島が大きく見えるほど流量は少なく 未だ節水制限されているように

思います。その分流である本宮川も 時折川底が見える状態でした。

 

今年のガイドボランティアも11月の28日のイギリス人の案内で終了。寒い季節は身体に負担なので基本的にお休みにして

います。案内の1日前は雨の降る寒いお天気でしたが 28日は穏やかな太陽(17℃)に恵まれました。それでも夕方近く

バス停でマイ遊バスを待っている間は 少し涼しさを感じました。今年高知県は50隻以上のクルーズ船が来航(来高)し 

ボランティア団体も仲々忙しかったようです。

 

私はマイペースでやっていますが 10月は連チャンで出勤 ? する日もありました。それでも外国の人々に時間をかけて

案内できるのは喜びでした。高知市の中心街が外国人で溢れている?状況は 街の活気が感じられてうれしかったです。

' English is my hobby '  と言える程ではありませんが 長年英語を使った仕事に携わってきました。インバウンドの増加で

日本への外人観光客が増え 観光業の経済効果が評価されつつあります。円安で外国人には割安感があり 日本人にとっては

高い物価も そう気にならないようです。

 

最近スイス企業の調査で 日本の英語力は最低だという記事が出ていました。特に若い世代の英語力低下が目立つそうです。

偶然の結果でなく毎年順位が下落しているとのこと。少し違和感がありました・・。昔と比べ 生の外国人が学校で英語を

教えるようになっている筈だし 日本のTVでも英語レッスンは多くあるし 多言語放送も増えています。それでも外人への

インタビューでは 日本人は親切だけれど 英語が出来ない人が多い!とよく言ってました・・。島国であること コロナ禍が

あったこと 日本全体が内向きになっていることなど考えられますが・・、観光業は平和産業。世界の人々が交流することは

平和に役立つことだと思います。 

 

緑 ダイダイ 赤 グラデーションがきれいです。

バックナンバーの2022年12月の同じ日を見て頂くと 昨年の紅葉・黄葉を見て頂けます。

緑をバックにした紅葉、 日射しの明るさに 赤い色が冴えます。

山内神社は 土佐藩初代の 山内一豊以来の藩主を祀る神社です。

山内神社境内にはモミジの木が多く 又明治維新前後の藩主 山内容堂の銅像もあります。

出不精の性か オーバーツーリズムのせいか 京都や紅葉の名所に足が向きません・・。

葉の一枚一枚が 際だった赤さで 秋の素晴らしさを感じます。

イロハモミジから 唐楓(とうかえで)に変わりますが 同じ赤でも 朱 という色です。

ここは 小さな公園。 小高い丘に登ると 唐楓が様々な色合いを見せてくれます。

その横に 紅葉し 実を付けた ナンキンハゼ。

週末 旭地区のお祭りがありました。多分今年最後の よさこい踊り 

色々屋台も出て 楽器演奏も有ったりで 住民は間近で楽しめました。 ここはスーパーの駐車場。

 

 

 

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  11月ももう終わり。  高知でも朝方は10℃を切っています。 

2023年11月29日 | 自然 花 写真

( 毎年見る 針木浄水場の唐楓(とうかえで)。 既に紅葉は始まっていました。)

 

『 立冬 』から 『 小雪 』という節気にはいっています。北海道初め各地で雪が降りました。高知の山間部

天狗高原でも初雪がありました。 短い秋というか 未だ地域によって夏日がある一方 日本海や東北・北海道で雪と

なっています。 期間の短い紅葉に 人出も多いようですが 自然もきっとこの寒暖差に驚いていることでしょう。私も

近くの紅葉の名所に下見に行ってみました。 結構美しく紅葉していました。 来週位に家族で行って見る積もりです。

 

先週も書きましたが 21日付けの高知新聞では 昨年の世界温室効果ガスの排出量が最多になったという報道です。

世界で様々にカーボンゼロ(二酸化炭素排出実質ゼロ)を目指している筈なのに 一向に下がることなく過去最多と

なったとは 全く理解出来ない事実であり このままでは パリ協定で約束した世紀末1.5℃実現可能性は14%に

過ぎないと 国連環境計画が発表した。対策が遅れると 3℃近く温暖化が進むという予想・・、それはこの地球上で 

どんな深刻な異常気象、 沸騰するような自然破壊が進む・・か!? ということです。

 

2020年2月まで半年続いたオーストラリアの山火事(森林火災)で 6万匹以上のコアラが死んだり 火傷をした被害が

あったと世界自然保護基金(WWF)が発表している。オーストラリアだけに住むコアラが絶滅危機に瀕している・・。

今年も各地で山火事があった。人命も失われているが 数字に表れない形で 野生生物が死んでいる。草木の被害も当然

ある。生物多様性が失われている。それは人類の生存も脅かすことでもある。

 

コアラの減少は開発や鉱山採掘 毛皮目的での捕獲もあるが 90年以降の森林火災の影響は大きく 半年続いた19年の

森林火災で 北海道の約2倍の森林・原野が焼失した。気候変動と異常気象の関連性について 気候変動は火災のリスクを

30%増大させていると 国際チームが発表している。私はいつも思うのだが 温暖化が100%大規模な山火事を発生

させているのなら 話しは簡単だが 他の要因も70%あると言われると 温暖化対策をもっと進めよう という動きに

仲々結びつかない。 

 

気候変動による災害の頻度は 飛躍的に高まっており 2030年までに、アフリカだけでも1億1800万人の極貧層が干ばつ 

洪水 猛暑にさらされると推定されています。日本から遠いアフリカの異常気象も深刻のようです。東部の干ばつ 西部の

洪水 南部のサイクロン・・。生活の糧である農業への被害が甚大で 経済損失は一人当たり国内総生産(GDP)の伸び率

が15%押し下げていると予測されています(2022年度)。アフリカは温室効果ガスの排出量は世界の4%に過ぎないのに

先進国の排出で引き起こされる気候変動の直接の影響を受けています。 この気候不正義を解決しない限り 世界の温暖化

対策は進みません。

 

 

青空に 燃えるような赤色 朱色。 澄んだ空気故か とても色がきれいです。

高知市内 にも 唐楓は結構あります。高木でスッキリ枝が伸びているので 見栄えがします。

まだ緑の木もあり ダイダイ色もあります。ここ1週間寒さが本格化しつつあるので・・。

紅葉・黄葉も一気に進むでしょう・・。

       

唐楓を近くで見ると 赤色も鮮やかで 黒い実も付いています。

まだ木によって 緑が多いです。

徐々にグラデーションが 変化し 秋の装いを見せてくれます。 高木なのが分かります。

これはイロハモミジ。やはり赤色と言っても 色が全然違います。

京都も今が紅葉・黄葉の盛りでしょう・・。 行ってみたいですが あの混みようでは・・。

ススキもチャンと秋の到来を見せてくれています。

そして高知の名産、 文旦(ぶんたん)。 鈴なりです。

 

 

 

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   晩秋暖かいのは歓迎ですが 世界の温暖化は 無視出来ない所まで来ています。

2023年11月22日 | 自然 花 写真

( 土佐のうまいもん勢揃い !  52回にもなる 『 うまいもん祭り 』に行ってみました。)

 

ショウヘイ・オオタニが 二度目のMVP満票を獲得した。すごいことだと思う。全米の野球記者30人が 全員彼を1位に

投票した。レンジャーズ担当の記者も含めて アメリカ中が二刀流の活躍を賞賛している。日本人として誇りに思う。

藤井聡太八冠の活躍も それに劣らない。ピアノの辻井伸行さんの演奏もしかりだ。 単純に天才と呼んでいいか分からないが 

すごい人々と同時代を生きていることを感じます。しかも若い彼らである。 この世に生きる楽しみを感じます。

 

一方でけいじいさんのコメントにあるように 様々な作物が不作のようです。長野県は青森と同様、リンゴ県である。新潟

などでコシヒカリの1等米が減っている。世界ではワイン生産がこの60年で最低という。イタリア スペインという主要

生産国で干ばつ等異常気象が原因とある。 ボジョレーヌーボーには関心は無いが ワインは今私たちの日常になっている。

 

今年の世界は 最も暑かったと欧州連合の気象情報機関が 1~10月の世界平均気温が1940年からの観測史上最高となった

と発表した。先月10月の平均気温は15.3℃で1940年を1.5℃上回る。 簡単な比較は出来ないが 既に1.5℃上回っている。

グラフを見ても右肩上がりである。この統計上の事実と ブドウが干ばつや大雨などの異常気象で生産量が最低になった事実。

日本でも りんご ぶどう タマネギ(主産地北海道で猛暑の結果不作)この前はトマト 大根 白菜 人参 ネギなど野菜も

高騰していた。私たちの食生活に具体的な影響が出ている。これが温暖化によるもので 暑いだけで済まない 具体的な被害、

損失である。

 

これを裏付けるように 世界気象機関が 2022年の大気中の二酸化炭素(CO²)の世界平均濃度が過去最高を更新し 417.9ppm

だったと発表した。産業革命前の水準の1.5倍に達したのだ。それが即世界の平均気温が産業革命前の1.5℃上昇につながるかのか 

分からないが このコロナ禍の時期もCO²は減少せず 気温上昇していることを意味している。既に産業革命前の基準値13.7℃

から1.1℃上昇している事実と合わせると ここ数年以内に1.5℃に達するという予測も充分ありうることだ。ここ10年の異常

気象を見れば 1.1℃でも多くの被害が出ており 私たちがこの危機に充分向き合っていないという事実こそ問題です。国連

総長は 『 気候崩壊の始まり 』と危機感を露わにしている。

 

更に恐ろしい報告があった。 各国が2030年に向けて掲げた温室効果ガスの削減目標を達成したとしても 世界の平均気温は

今世紀末迄に2.9℃上昇するという見通しを国連環境計画が発表した。 去年の温室効果ガスの排出量は一昨年に比べ 1.2%

増加し 574億トンと過去最も多かった。2050年にはカーボンゼロ その為には2030年迄に42%減少が1.5℃に抑えるのが

世界の一致した目標だった。

 

毎年のCOP会議では気候変動枠組条約を締結した国々が CO²排出削減を強化する討議が行われて来た。しかし残念ながら

現在の各国集計の削減目標では 不十分だという結論だ。日本など排出量大国が 真剣に排出削減を図らない限り 数年先に

1.5℃を上回り 気象災害の激化が予想される。 こんな時代に付き合わされるのは やはり好ましいことではありません。

 

世界では既に今年 世界の平均気温が1.5℃上回った日が86日あり 9月は1.8℃となり 記録上 最も暑い月だったと指摘して

います。『 これ以上先送りは出来ない。 これらは世界のリーダーシップの失敗であり 弱者への唄切りだ。』 と国連事務

総長が 各国の対策の遅れを非難しました。

 

 

昼間は 16℃ 風が無い日は暖かい。 地元の名物を食べたい人々は やはり多い。

四万十川のアユ。 大きめですが 一匹1200円には 手を出しにくい・・。

 

鏡川河畔で 3日間 寒い1日もありましたが 殆どの店が 完売していました。

針木の唐楓の紅葉を待っていますが  プールそばの とうかえでも 色づいて来ました。

ヒマラヤ杉 とか 沼杉なども 紅葉・黄葉。   

桜の紅葉は いい色合いです。

ナンキンハゼ は 実もつけています。

この時期に 鮮やかな黄色。センナ ではないでしょうか ?  豆科の植物。 

グランドゴルフのグランドに近い所で 木立朝鮮朝顔( きだちちょうせんあさがお)

皇帝ダリア、 いいですね・・。 キダチダリアとも。

好きなので 時々登場します。 エノコロ草。 ネコジャラシも 色づいた・・。

そしてススキ。 枯れススキの印象か  何故か好きなんですね。

 銀杏もすっかり黄葉してきました。 TVでは 立川公園の銀杏並木を撮してますね。

銀杏の葉も落ちて 地面が絨毯(じゅたん)のように・・。

 

 

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  秋が来ると思ったら 冬が間近に来ている・・。 

2023年11月15日 | 自然 花 写真

( 霜ではありません。 雑草の一つが小さな白い花を付けています。 秋の風景です。)

 

『 ファイナルアンサー 戦(いくさ)しか道なきや 』  二重丸の付いた この川柳 !

どの新聞にも 読者の広場のような投書欄がある。わずかな字数の中で 自分の考えを述べる しかも普通の市民だ。

その中に キラッと輝く言葉もある。その通りだなーと思う投書も。

一方川柳も私の好きなコーナーだ。先日毎日新聞の川柳コーナーを先ず読むと書いた。私の地域では高知新聞がメインである。

そこにも投書欄 川柳の投稿欄がある 川柳は更に少ない言葉で 私なども意味の取り違えや 言葉そのものを知らない時も

あって 恥ずかしい思いもあるが 普通の市民の心の声が楽しいユーモアに包まれて 納得することがある。

 

『 ファイナルアンサー 戦(いくさ)しか道なきや 』 ロシアのウクライナ侵攻に次いでイスラエルが世界の多くの

人々の反対を押し切って ガザ地区への地上戦を開始した。8割の国民が支持しているという。確か ロシアのプーチンも

同じような高い支持率を得ている。そうなるとこの残酷な戦争は当面終わらないだろう。川柳の講評に 『 闘争は本能

だとしても 核兵器などの武器が開発された今 本気になって国が戦(いくさ)をしたら 人類は滅びる。二つの戦争も

限られた地域の戦でなくなってきた。紛争の解決の答えに 戦(いくさ)しかないとなると 人間に未来はない。』 と

あった。わずか1行の川柳に 人間の未来、人間の本質のようなものが示されている。

 

イスラエルのネタニヤフ首相は 地上戦争を始めて 『我々は前進している。』と言った。世界はこの言葉をどう受け止める

のか ? 最後の答えは戦争 しかも核戦争・・? それを前進と言う。ハマスを絶滅させるという。力でしか考えない人間

もう明らかに硬直している。

 

日本の政治も同じである。硬直と硬直がぶつかり・・。 減税を国債発行(借金)で行うと言う。国民への還元を国民からの

借金で行う。 国債は国民への借金ではないのか ? 目先還元してもらっても 後の世代への借金では明らかに目先の

ごまかしではないのか ? もう人参を鼻先にぶらさげられても 素直に喜ぶ人々はいない。総理もそれが分かって 選挙を

先送りしたようだ。 支持率は最低 ! 政府与党が考えているのは目先の選挙だけである。

 

そこに何の希望もない。私たちも落ち着いて ファイナルアンサーの未来を考え直す必要がある。複合危機の時代と言われる。

気候変動活動家のグレタ・トゥンベリさんもいち早く パレスチナを支持した。即時停戦 正義のストライキを行うという。

私も温暖化の問題だけ考えていても 世界は 人類の未来はよくならない・・。そんなジレンマに囚われていた。ガザで1万人

の命が失われた。温暖化の行く先も 人の命であるなら 今目の前で行われている殺戮を止めなくては 温暖化対策も意味を

なさない。又若い人々に教えられた・・。

 

でも 未だ間に合うと言われながら もう戻ることが出来ない危機的状況が あと数年に近づいている温暖化対策・・。

新しいゴジラ映画が人気があるという。敗戦後の日本にゴジラが襲来したという設定だそうだ。 クマ以上に恐ろしい存在、

ただクマ被害もゴジラの襲来も人間が起こした自然破壊が元々の原因だ。 短い秋が来て 冬の到来も間近かと思われる。

目先の対応だけでいいのだろうか ?

 

黄葉の銀杏(いちょう) 地面に広がる落ち葉が 秋の風情を感じさせます。

ハゼの木 ? ウルシ属なので かぶれる危険有り ? 紅葉はきれいです。

赤まんま と呼ばれる 犬蓼(いぬたで) すっかり赤くなりました。

コキアもすっかり赤くなりました。 箒草(ほうきぐさ)です。

珍しい花に出会いました。 ベニコウカン 或いは 非合歓(ひねむ) 夏の花です。

やはり秋は こんな菊の花を見てみたいです。

秋の花の代表格でもあry 秋桜(こすもす) もう盛りを過ぎようとしています。

時々みるのですが 瑠璃茉莉(るりまつり) 夏から秋への花。 植木鉢であるのが 残念 !?

ジンジャー(しょうが)と覚えていますが  ハナシュクシャとも言う。結構大きいです。 

猫じゃらし。 秋のえのころぐさとも。この花(種)も茶色くなってきました。

いつもきれいな水が流れる本宮川が本流鏡川の節水で 流れが止まってしまいました。

その川の縁に また咲き出した。カラー。初夏に咲いてた記憶あり・・!?

鏡川の遊歩道 夏から道を塞ぐように茂っていた雑草 ? がすっかり刈り取られていました。

 

 

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  秋のイベントが 鏡川緑地でありました。

2023年11月08日 | 自然 花 写真

(  冬の花火 !? 近くの鏡川で地域のイベントがあり その〆で 花火が上がりました。)

 

8日は 立冬です。立春と同じで すぐ春が来る訳ではないですが 冬が立つと書くように、冬の兆しが見え始める頃。

空気がぐっ~と冷たくなり、冬の気配を感じる時期です。暦の上では立冬から冬に入る訳ですが 今の世の中は全くイメージが

違います。『 夏の終わりが来たなー 』という感じです。昔の季節感とズレがあります。まぁ今週辺りから 少し寒くなる

ようですが・・。北日本では紅葉が見頃ということです。

 

11月に入っても 暑い日が続いている。さすがに猛暑日は無い(熊本市は真夏日)が 東京都心は夏日(25℃以上)は

140日を超えている。全国でも1/3が夏日だという報告・・。日本の亜熱帯化や二季説の話題があった。 高知も夏日が

続いており 単純に『 寒いよりいい・・』と慰めていますが・・ ? 世界の異常災害をTVで見ると 温暖化が世界の気候に

悪い影響を与えているという認識が 日本はまだまだ弱いと感じます。私たちの生活に 経済に そして政治にもっと言えば 

戦争で失われる命のように 地球は沸騰し始めており 私たちの命に影響しつつある現実に もっと意識を高める必要が

あります・・。

 

この異常な暑さの原因は 海水温が高いことと偏西風が蛇行していること。黒潮が三陸沖まで北上し 南の暖かい海水が大気を

暖めているようだ。偏西風は日本付近では大きく北へ蛇行している為 南の暑い地域の気候が日本の東北部にも覆っているよう

だ。この海水温はそう簡単には下がらず 冬にかけても暖冬の原因になるらしい。太平洋の海水温が何処も高くなり スーパー

エルニーニョと呼ばれる現象が 始まっているらしい。

 

温暖化で農業はどう変わる ? 北海道がいつの間にか米所になったように 愛媛で温州ミカンが穫れず 宮城でミカンが

作られ始めている。米も温暖化に対応した品種への改良に力を入れだしている。世界の平均気温1.5℃アップが 今迄の生活を

持続出来る分岐点という学者もいる。もう数年後に1.5℃に達するという指摘もある。(現状は1.2℃アップ) 2030年を待たず

して 後戻り出来ない(持続不可能な)世界になってしまうかも・・。

 

COP28が近づいている。温暖化を阻止するため 世界が決めたパリ協定の実施状況を点検し 更なる世界全体の削減に向け

各国が目標を上乗せする会議である。残念ながら温暖化への対応が世界的にもきわめてゆっくりである。戦争に熱心で温暖化に

背を向けている国もある。日本もまだまだ意識が低い。 今回は産油国で開かれる。 産油国も巻き込んで『カーボンゼロ』を

2050年迄に、当面2030年迄に 二酸化炭素排出を50%削減を達成する為に 各国の努力が要求されます。 

 

ひさし振りに高知でも雨が降りました。鏡ダムに水が貯まってくれることを願っています。7日の貯水率は46.35%です。

現在鏡ダムの流量カットを50%に引き上げた。平年は87%の貯水率が38%迄落ちこんだ。 このままでは11月下旬には

利水容量が ゼロになる見通し。(11月3日現在)

 

 

去年も見に行きましたが 盆踊り? や フラダンス ベリーダンスなど催しも様々。

宇宙の星集まりのように 見えます。

今年も柿が豊作。 四国にはクマは居ない !?らしいですが クマ被害は増えてますね。

高知でもリンゴ栽培が行われている・・? 佐川町の山の中へ。

リンゴ狩りに参加しました。富士という品種ですが・・?ですが・・?

秋らしい 秋明菊(しゅうめいぎく)。 菊に似ているところから こんな名前がついてます。

アメジストセージ。メキシコ原産。  サルビア・レウカンサとも。晩秋まで咲いています。

石蕗(つわぶき) 今が季節です。葉が艶があり つやぶきとも言われていた。

マリーゴールドですが  レモンスターという種です。

 

これがひこばえ。 しっかりモミが付いています。

本物のダリアのようですが 造花です。 AIによるフエーク(偽物)ではないですが 本物ソックリ !?

 

 

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   ウクライナに続いて イスラエルとパレスチナの戦争・・対立は深まるばかり・・。

2023年11月01日 | 自然 花 写真

( 満月の夜の月食。 夜と言っても 朝の5時過ぎ。 早起きは三文の得・・。 )

 


『 お鍋の季節だというのに 野菜が値上がりしてます。ネギが一本150円、トマトは一個390円、等々。原因は今夏の

超暑さ!。天候不順、地球温暖化、CO2の増大、この問題に関心の無い人も この値上げで関心を向けてくれればと考え

ます。』 というコメントを頂いていますが 私もビックリです。 

 

この夏の猛暑で野菜が不作となり 値段が高騰しています。トマト 大根 人参 ネギなど食卓に欠かせない定番野菜の

価格が 全国的に高騰しています。トマトは2.8倍 他は1.5倍以上に。政府は相変わらずデフレ脱却の為 物価が上がる

ことを推奨するような発言を続けていますが もう私たちの周りでは 10~20%平気に上がっています。私が行くランチの

店ではどの店も800~1000円と50~200円程高くなっています。 材料の高騰 電気 ガソリンの値上がりなどが原因のよう

ですが 温暖化による気候変動 異常気象も背景の一つです。 猛暑は様々な生き物に 影響を与えています。

 

朝ドラ 『 らんまん 』が好評の内に終わった。先日牧野植物園は開園以来 年度当たり入場者数30万人を超えたと

いう。 これまでの最多は昨年の21万人だという。ただ朝ドラが終わると 徐々に関心が薄れていくのでは ? という

心配があった。 ところが 再来年の朝ドラに 再び高知が取り上げられることに。

その名も 『 あんぱん 』 アンパンマンだ。漫画家やなせたかしと奥さんの愛と勇気の物語という。 何たる恵み !?

アンパンマン・・、急いで図書館で漫画アンパンマンを見た。 困っている人々に寄り添い 自分の身が危うくても助けに

行く・・、お腹が空いている人に自分の頭を食べさせる そして優しいパン屋のおじいさんに頭を再生してもらう・・。

少し変わったヒーローです。これにはやなせさんが生きた人生が裏打ちされているそうです。偶然か牧野富太郎博士と同じ

94才という長命だった方です。 関係ありませんが・・、 私も80の壁を超えました・・。

 

今住宅地に熊が出没し 各地で死傷者が出ています。クマ被害が17の道府県で全国で過去最悪の被害になっています。同じ

意味で鹿や猿 猪の被害もあるでしょう。特に10月に入って被害が増えています。現在は多く殺処分が行われており 自治体に

批判 抗議の電話が相次いでいるそうです。過去最悪の被害になっている秋田県では 秋田市中心部でもクマが目撃され

『 いつでも・どこでも・だれでも 』クマに遭遇するリスクがあると 警戒を呼びかけている。

 

秋田県知事が クマの殺処分に対し 多くの電話 メールで抗議の声が寄せられ 業務妨害になっていると訴えている。

各自治体でも様々な対策を講じているようですが 県民の命の安全を踏まえての やむを得ない措置として殺処分を行って

いるようです。今年は餌になるドングリなどが不作で人里(住宅地)へ出て来ているようで 奥山へ追いやる為 銃の使用は

やむを得ないと多くの人々は思っています。ただこれは人間優先の目先の話しで 彼らが本来の生息地(奥山)で生きられる

森林(里山、山間地)対策が行われる必要があります。 天候異変による餌不足が 生き物を住宅地へと向かわしています。

 

 

気付かないうちに 唐楓(とうかえで)も紅葉を始めています。

コキア(ほうきぐさ)も紅葉の時。 時期はそれぞれ異なっていますが・・。

ホトトギス。今年初めてかと思います。斑点模様が 鳥の杜鵑(ほととぎす)に似ているから・・。

ピラカンサス。 初夏に白い花が咲き 秋に赤い実をつける。 オレンジ色もあります。

紫式部(むらさきしきぶ) 時々見かけます。清楚な美しさが平安の美女を連想させる・・。

もう冬みかんも スーパーに出回っていますね。

鏡川。 秋の陽だまり。 水鳥が日向ぼっこですね。鏡川は今節水制限中。

野菜の高騰が時々報じられるので スーパーへ行ってみました。 トマトも1個100円 !

白菜も1/4で売る時代です。

最近少し値段も落ち着いてきているようです。

今日はハロウイーン ! 去年の事件もあって 自粛ムード。 

エノコロ草と思いますが 陽に照らされて 金色に輝いています。

     

    グランドゴルフのグランドに粒々の跡・・。 雹が(ヒョウ)が降ったのでは・・?

     

     80の壁を超えました。 一番驚いているのは 本人ですから・・。

 

 

 

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 秋晴れの日々が続いています。 鏡ダムの貯水率が50%を切った !

2023年10月25日 | 自然 花 写真

( 大きな金木犀(きんもくせい)です。青空に甘い香り 秋ですね・・!)

 

今年 東京都心の夏日(25℃以上)が140日と過去最多を更新した。名古屋では 観測史上最も遅い猛暑日を9月15日に

迎えたなど 令和5年の 日本列島はまさに暑い夏だった。10月 11月も例年より高めの気温になるようで 紅葉も各地で

遅れている。夏日140日とは4ヶ月と20日であり 夏が5ヶ月近くあったということです。

 

これからの日本は、冬の一時期を除いてずっと暑さを感じる国になる。秋と春は無くなると考えた方がいい という意見もある。

数年前までなら異常気象と言われた状況が 今後は当たり前になる。 異常気象のニューノーマル『新しい常態』という呼び方も

あるそうだ。 日本の夏が仲々終わらず、冬は極端に寒いという『 二季の国 』 になる・・。それでいいのか? イヤな感じ

である。 それでも人間は自然と向き合って生きていかなくてはならない・・。

 

北極の温暖化が進み。 偏西風が激しく蛇行するヤマに当たる地域が暑くなる。 温暖化によって海水の表面温度が高くなった

ことも一因。 これらから日本は年々暑くなる。麗しい四季のある日本から 亜熱帯気候の国になるという。本当だろうか ? 

偏西風が北に蛇行し 日本は太平洋高気圧に覆われ 南から湿った空気が流れ込む、猛暑と豪雨の日本というあまり美しく

ない気候になるのだ。 桜が10月に咲くと 春はその木は咲かないという・・。 


                                                      
高齢者にとっては猛暑日に限らず 夏日でも外で過ごすのは厳しいものがあります。私も外でグランドゴルフをやりますが 

10月でもつい木陰を求めます。日陰にいると暑さが和らぎ 頭もすっきりしますが 日向では頭がぼおっとして 集中力 

注意力が無くなります。軽い熱中症です。無論成績にも影響します。夏はゴルフを休むという人々が増えています。毎年8月は

休んでいますが 将来 7~9月は休み ? となっては 全く運動になりません・・。

 

今年9月、ニューヨークにある国連本部で。『 気候野心サミット2023』が開催された。 そこに集まったのは、世界で野心的な

気候変動対策に取り組む国や地域の活動家たちだ。他方そこには、日本を含む温室効果ガス排出量の多い国々の姿はなく 

各国の取り組みの不十分さを改めて浮き彫りにしました。 今世界は 化石燃料の段階的な廃止を求める国々と 石炭 石油 

天然ガスの役割を維持すべきだと主張する国々の溝が深まるばかりです。国連のグテーレス国連事務総長は 世界の温室効果

ガス排出量の8割を占める主要20か国地域に対し、削減対策の強化や途上国向け支援の上積みを表明するよう迫っています。

化石燃料利権者のむき出しの強欲さを嘆き、『 地球を温暖化することにより、人類は地獄への門を開いてしまった。』とも

語っています。

 

金木犀は 2度咲きする花だそうで 10月中旬だそうです。ホント見つけやすい花です。

銀杏(いちょう)も色づきました。銀杏並木の下を歩くのも 楽しみですね。

柿も熟れてきました。 地産地消と言いますか  先日喫茶店で 3個100円で売ってました。

私の好きなススキが目立ち始めました。 葉が広がり 花が咲くのが楽しみです。

秋桜(コスモス)は秋の花 結構背が高いのに 驚かされます。

色んな種類の鶏頭(けいとう)が目立ち始めています。 12月迄持ちますね・・。

鶏の頭に似ていると言いますが こんなトサカもありますかね・・?

セイダカアワダチソウ。 今年は背の高さが目立ちます。

アキノノゲシ。秋の野芥子 と書きますが 春のノゲシもあるそうです。

月一回 朝早く外へ出て 白粉花(おしろいはな)を撮ります。 粗大ゴミの日です ?

私の考えでは これこそ西洋朝顔?? 昼過ぎでも咲いているし 11月迄咲くかも。。?

桃色月見草 又は昼咲月見草(ひるさきつきみそう)。 夏の花ですが 勘違い ?

鏡川には 渡り鳥 ? オオバン。夏には北海道で繁殖 冬には南国で越冬。

年中居る 白サギ。 何かの音で 一斉に飛び立つ。

 

 

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   金木犀 秋桜 コキア 少し遅れて咲いています。

2023年10月18日 | 自然 花 写真

( 金木犀の季節となりました。甘い芳香が香って もう咲いているよ! と知らせてくれます。) 

 

いよいよ80歳台に突入です。東京からのトンボ帰りのせいか 風邪で 体調不良でした。体調が悪いと 心まで萎んで

しまいますね・・。 80の壁を前にして 体力の無さを実感し 80代への不安を感じました。グランドゴルフで体力 

気力に満ちた90歳台の男性を見ていると こんなことでは・・と思います。最初から愚痴で始まるのが80歳台の人生

しょうか ?

 

自然の暦では 今は寒露(かんろ)。露が冷気によって凍りそうになる頃。冬鳥が渡ってきて コオロギが鳴き始める頃と

なっています。確かに朝晩の冷やっとした空気は もう秋だ !と感じます。コオロギも部屋の外に聞いていませんが 

寒さに負けず 外へ出れば 或いは鳴いているかも・・。金木犀の香りが漂うようになってきました。

 

ここ1週間 『 体調誠に悪し 』 でコロナ禍の時のように 自粛しています。ただそんな時に限って ガイド・案内の

仕事が入っています。好きなグランドゴルフもプールも休んでいます。声が出ないというか ガラガラ声で喉が痛くなります。

仲々治らないのも 高齢者の症状の一つですかね・・? 幸い1日4~5時間のガイドは無難に終わりました・・。


ワイドショー番組で これからの気候は2季になるかも・・と報道してました。5月から9月までが夏 短い秋と春の間に 

長い冬があるのです。暑さのせいで 紅葉が遅れたり 季節外れのアジサイや桜が咲いているそうです。米農家にとっては

更に深刻です。新潟では1等米が3%弱(例年は80%)二等米、三等米が多くを占めています。これは即売り上げ 収入減に

なり 借金 又暑さに強い品種への転換 中には廃業までいく農家も。 高齢化し気力がもう無いとも・・。 自給率が低い

中で 米だけは国産と思っていても 儲からない米に執着出来ないとも・・。気候変動が生活の変動にもなっています。

 

これらは猛暑 水不足が原因と言われるが 異常気象がこれからも続く以上 農家はどう対策すればいいのか ? 米を主食と

する私たち日本人全体で考えなくてはならない問題です。 今世界で起こっている異常気象 例えば アマゾンやボリビアの

干ばつ アルゼンチンの山火事 ミャンマーは洪水・・、自然の中に生きる私たちの生活に即影響を与えます。ウクライナや

イスラエルの戦争だけではありません。自然の報復だけでなく 人間同士が殺し合いをしている 嘆かわしいことです。


現在起きている事態を 深く見つめないといけません。 人類が地球を変化させる大きな力があること 核兵器など地球まで

も破壊する危険な力を持つことを 私たち自身が気付かなかった。科学者も未だこの程度なら大丈夫 母なる地球の自浄力に

期待していました。しかし酸素を含む大気の層が意外に薄くもろいことを宇宙飛行士が言葉で語ってくれました。

 

1990年頃から始まった地球温暖化対策は徐々に効果を上げていますが 最新の英知である パリ協定の 『 世紀末の地球の

気温を 産業革命前の平均気温の2℃まで 出来れば1.5℃以内に 温暖化を抑える 』 という今世紀末の目標がこの数年の

間に破られようとしています。SDGs(エスディジーズ)の目標達成も遅れています。人間が戦争や経済に時間を使って

いる間に 私たちを取り巻く自然環境は どんどん悪化し 未来に良い環境をつなぐ機会が失われています。


世界気象機関は9月の世界気温も観測史上最高を記録したと発表しました。2020年の9月より大幅な記録更新です。6月から

毎月記録を更新しています。このままでは今年が年間平均気温の過去最高に向かっているということです。 コロナ禍が

あっても排出量は増えています。パリ協定がいう2030年迄に二酸化炭素排出を半減させるという目標は 言わば緊急事態宣言

なのです。既に猛暑日や山火事の増加 台風の大型化で 危機が表面化しています。農業危機による食料不足はアフリカなどで

深刻です。想定を上回るスピードで温暖化が進んでいます。 2030年迄の決定的な10年も既に3年が過ぎようとしています。 

 

本来 9月末から咲き出すのですが 秋の花も暑さで 遅れ気味です ?

秋桜(コスモス)も 満開に。茎が長いのが特徴ですが 強い風もなく きれいに咲いてくれます。

いつも世話をしてくれている方に感謝です。 夏から咲いていますが やはり今が見頃です。

メキシコ原産ですが 日本の気候に合って 秋桜という漢字も ピッタリです。

秋を感じさせる花ですね・・。

コキア。 同じ鏡川の土手に 咲いています ?!  箒草(ほうきぐさ)とも。

マリーゴールドも 野辺に咲いているので 差別無く紹介します。

ムラサキカタバミも元気いっぱい。

イヌタデ(赤まんま)とも。 夏から咲いています。目立たない花も紹介します。

カタバミの側に みずひき だと思います。 紅白の水引に例えています。

花は紫御殿に似ていますが ムラサキツユクサのようです。 初めて紹介。

玉すだれ。  夏から咲いていますが 暑い毎日に咲く時期を間違えている ?

 

 

 

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東京へトンボ帰り ! 高齢者にはきつい日程となりました。

2023年10月11日 | 自然 花 写真

( 長く賛美フラを指導されてきた 中野めい子先生を偲ぶ会が 7日東京で行われました。)

 

TV小説『 らんまん 』が終わりましたが 主人公の花への愛 情熱は伝わったと思います。彼は地元の横倉山に始まり 

日本中の山野に出かけ 草花を採取し 標本を作り 日本中にある植物に名前を付け 多くの人々に知って貰おうと勤め

ました。今ある牧野植物園も博士の遺志をついで 翌年(1958年)開園しました。

 

『 人生を豊かに心楽しく暮らすには、大自然を友とする人でなければなりません。 散歩をしていても、道端に咲いている

草や林の中に茂っている木が皆自分の知り合いだったら、どんなに心楽しいことでしょう。 普通の人が雑草とか雑木とか

一口に言って片付けてしまう草や木にもその一つ一つに名があり 物語が秘められています。』(牧野博士の植物はわが友

より)

この半年が あっという間に過ぎた感じがします。ドラマと実際とは相当違うとは思いつつも演じる人々の巧みさによって 

植物を友として日本の山野を巡り 観察し スケッチし 採取し 標本にする。40万種以上と言われる植物が集められたと

言います。牧野博士は 植物図の天才 花の仕組みや葉の形 実の姿など丁寧に描かれている。1枚の図で その植物の全てが

分かるように描かれている その巧みさは本当に素晴らしい。

 

高知は南が太平洋に面し 足摺岬から室戸岬まで広い海岸線を持っています。同時に四国山脈など84%が森林地域です。

日照時間が多く 同時に年間雨量が2500mm以上という多雨県で 亜熱帯とも思える南国の暖かさです。そこに山の幸 

海の幸があります。なす 生姜 ニラ ししとう 文旦などの生産は日本一です。水産物は495億円 木材は73万立米を

毎年提供しています。

 

高知の豊かな自然の中で 植物を友として育ち 独学で植物知識を身につけた牧野富太郎博士ですが 学歴が無いことで

当時の身分社会でどれ程苦労があったことだろうと思いますが そんなハンデをものともせず 裕福だった実家を倒産させる

程の金使いも 孤独に研究する以上やむを得ない事情があったのでしょう・・。買い貯めた蔵書は45000冊とも。 

 

暗い電灯の下で 1cmにも満たない花を綿密に調べ上げる根気の良さ 視力の良さにも恵まれていたようだ 神秘に満ちた

植物の世界に没頭するその執念。植物図はスケッチを含め1700枚。1500種以上に学名(ラテン語の名称)を付けた。

私たちは和名でしか知らない植物の新種 変種 交雑種・・、その僅かな違いを見逃さず 研究し続ける姿に驚きしかない。

 

『 私は植物の愛人としてこの世に生まれきたように感じます。或いは 草木の精 かもしれんと自分で自分を疑います。』 

かように自らを 草木の精と名乗る程の生涯を植物分類学に捧げた。シャツと蝶ネクタイ その身だしなみは 恋人に出会う

ような植物への愛と尊敬の気持ち。 天才とか偉人と呼ばれるに相応しい人物です。 没後 文化勲章を受けています。

 

新宿淀橋教会に全国から賛美フラのチームが集まり めい子先生の冥福を祈りつつ 賛美しました。

広い教会に入りきらない程の方が集まりました。東北からフルダさんもおいでになっていました。

私たちも久し振りに高知を出て 東京へ。羽田ー品川ー新宿へと移動。お上りさんでした。

高知黒潮アリーナ。 以前グランドゴルフをしたり 秋桜を見に来た事があります。

高知龍馬空港の展示。 大きい鳴子と小さなはりまや橋。 よさこいのPRも。

ひさし振りの羽田空港。多くの人々に圧倒されながら 荷物の受け取り場へ移動。

僅かなフリータイム。 新宿御苑に行きました。

高いビルを背景に緑が広がります。 この日は15000歩も歩きました。

温室の オオオニバス。 全国各地で育てられています。

カラフルな花で一杯。 アラマンダ アンセリウム プルメリアなど。

珍しい 10月桜。 或いは季節を間違えて 咲き出した・・?

夜の新宿西口。東京はめまぐるしく変わっていきます。

ひさし振りに昔の同僚と夜の食事を共にしました。

 

 

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   10月になりました。 急に気温が下がり 秋桜も満開 ? です。

2023年10月04日 | 自然 花 写真

(  9月いつも30℃あった部屋の気温が26℃ 湿度も40%と下がりました !)

 

高知県も10月に入り 急に涼しくなってきました。 昼夜の気温差は大きいですね。

コスモスも 急に咲いて来た感があります。 待ちに待った秋が来た !

 

宇宙には数え切れないほどの星がありますが。 地球がほかの星と違うところは 海があり 生き物がいることです。 植物 

動物 微生物等 私たち人間もみんな地球に住む仲間です。 私たちが地球の上で安心して暮らせるのは、太陽の光 水 大地

空気 様々な資源 動植物がおり 大気に包まれているおかげです。 大気は燃え盛る太陽の熱や宇宙の寒さから地球を守って

います。こんなに恵まれた地球を誰が創ったのでしょうか ? 神としか言いようがありません。


小さい頃から思っていましたが カレンダーは日曜から始まります。日曜 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜など様々な

曜日があります。太陽 月 火 水 木(森林) 金はカネか金属の金か ? 土は大地、 私たちの必需品の名前になって

います。

惑星にも水星 金星 地球 火星 木星などと使われています。 日は無論太陽ですね。多くの生き物は、程よい光と温かさが

なければ生きていけません。それを超え 異常な暑さになったりすると 生きていけない動植物が多くいます。人間も猛暑を

嫌い 低体温症では人々は動けません。 地球という限られた場所を皆で分け合わなければなりません。 そこに共存共栄の考えが

必要になります。

 

約38億年前 地球に生命が生まれてから 数え切れない程の生物が生まれ 命をつなぎ 又滅んで来ました。 三葉虫も恐竜

も滅びました。今も絶滅危惧種は多くおり その数は増えています。今地球に生きている菌類 微生物 木や草 小さな虫から

大きな動物まで 互いに関わり合い 支え合って生きています。生産者、消費者、分解者の関係です。これを生物多様性と言い

そんな世界を 生態系と言います。

 

日本の食料自給率は38%と長期にわたって低迷しています。農林省は2030年に45%まで高める目標を掲げていますが 実現

のメドはありません。昨年の大雨 台風 地震などの自然災害の被害額は2400億円に達しています。目にみえませんが 草木や

他の生き物の犠牲もあります。

福島での処理水(汚染水)の長期にわたる排水、沖縄辺野古地域の埋め立て基地建設、明治神宮の再開発による樹木伐採など

自然破壊が各地にあります。地球の至る所に多くの生物が住む世界が広がっています。そんな仲間をどんどん殺すことによって

人間の生息にも影響が出てきます。生態系が壊され 生物多様性が失われることは 人類の命にも影響があります。

 

化石燃料利権者の『むき出しの強欲さ』により 温暖化は『沸騰の時代』となり、『人類は地獄への門を開いてしまった』と

国連の事務総長。次の世代に 2つの季節しかない気候 連日の猛暑、ゲリラ豪雨、作物の不足 飢餓に病む日々 など押し

つけたくありません。

お知らせ 10月からは 週1回 更新します。 通常水曜日に更新する予定です。

 

遅れていた ? 鏡川のコスモス(秋桜)が急に咲いてきました。

キクイモ ? ヤナギバヒマワリ ? オオハンゴンソウ ?という声も・・?

多分 これが今年最後の 彼岸花。  沢山見せてもらいました。

我が家では 仲々咲かない ブーゲンビリア。 

真っ赤な 八重のハイビスカス。 緑によく合います。

縷紅草(るこうそう)もきれいです。

高知で 大道芸フェスが2日間開かれた。 一部しか見られなかったが TVでも紹介していました。

アーケードの下 間近で実演を見られるのは 仲々いいです。

偶々食事に行った ソーレという施設で 絵手紙の展示がありました。カツオの絵がうまい!

朝の日の出も 夏至に比べ 1時間以上 遅くなりました。 ほぼ6時きっかりです。

 

 

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