山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

彼は多分一升瓶ワインに苦労している

2022-09-24 16:18:35 | ワイン四方山話

三養醸造(山梨市牧丘町)から、一升瓶ワインが入荷です。

伝統の、生ブドー酒ラベル。

生ブドー酒とは、葡萄を使ってワインを作ったということで、輸入ワインなどを原料にしていない意味。

随分昔の、伝統のラベル。

一升瓶ワインの製造は、三養さんのように、老舗ワイナリーだけ(例外はイケダワイナリー)です。

さて今回入荷した一升瓶ワインの中身は、巨峰の辛口。

巨峰ワインは、甘口も美味しいのですが、三養さんは辛口。

三養さんがある牧丘町は、培巨峰の栽地として有名なので、巨峰ワインがたくさん作れますね。

他の地域では、巨峰の葡萄が貴重なので、贅沢なワインです。

そのためでしょうか?

1年を通じて、巨峰ワインの一升瓶を提供できません。

品切れしている間は、違うワインが一升瓶に入ります。

今回までは、たくさんの葡萄品種を使ったワインが入っていました。

コストでは、たくさんの品種を使ったワインの方が高いそうです(販売価格は同じ)。


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