横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

新型インフルエンザに対する狂騒に冷静に対処せよ!

2009-08-28 20:26:08 | Weblog
1日当たり76万人発症=新型インフルの流行時-入院4万6400人・厚労省試算(時事通信) - goo ニュース

 新型インフルエンザが大流行した場合の予測に関する上記のようなニュースが本日入りました。
 現在、なぜか沖縄県は日本の中でも新型インフルエンザの発症率が飛びぬけて高く、各病院はこの関係の患者さんへの対処に追われていて、他の病気の重症患者さんへの対処に支障が出るような状態になっていると聞きます。
 今でさえこれでは、いざ本番が来る事態となった場合、日本の医療は大混乱を来してしまうことが強く危惧されるのです。

 私は、かねてより、カゼには2種類あって、その2つが相互に密接に関係する状態にあると、抗生物質が出現する以前の医学界では判断されていたもので、当時の医学界の判断の方が現在の判断より非常に妥当なものであったということを述べてきております。
 そして、カゼ罹患の場合、生命を危うくするようなカゼは、ウイルス性のカゼよりも、私どもが“普通のカゼ”と呼んでいる、溶血性連鎖状球菌が病原体のカゼが主であるという判断をこのブログで述べてきております。

 そこで、新型インフルエンザウイルスは確かに感染力が極めて高いと推察されますが、その症状の重篤化を防ぐのに、新型インフルエンザへの対処と並行的に、普通のカゼに対する対処を行えば、想定される被害を大幅に縮小させることができるのではなかろうかと私は考えているのです。
 このことは、有能な臨床医が幾人かのチームを組んで、私どもの研究成果を採り入れての治療処置を行った患者群と、対照群とを比較検討することで、さほどの労力を使わずとも実践でき、その真偽を見極めるのが可能なことでありますから、早期に行って頂くことを私は祈念しているのです。

 インフルエンザワクチンは、そのウイルスの型が合えば非常に治癒成果が上がるでしょうが、その数の用意が十分には間に合わないとニュースで聞いております。
 また、例え緊急輸入などによって数が間に合っても、ウイルスの変異などにより想定したほどの成果が上がらない可能性もありえます。
 したがって、他の方策があると問題提起する者の意見を聞く耳を持つ者がいても良いのではと私は考えるのです。

2 コメント

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コメントありがとうございました (ヨコタ)
2009-08-31 17:14:03
(読者A)さんへ

溶血性連鎖状球菌が原因のカゼのことについては、私のブログで何度も採り上げてきております。
私のココログ時代の旧ブログに、2006/1/30日から、二十数回にわたり記述したのが最初でありますので、その部分をお読み頂ければ良いかと思います。
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溶血性連鎖状球菌 (読者A)
2009-08-29 07:43:24
はじめまして。
興味深く拝読させて頂いております。
さて、溶血性連鎖状球菌の件
私は途中から読み始めた読者なので、
溶血性連鎖状球菌についての記述を読んでおりません。
いつごろのログを読めば判るでしょうか。
宜しくお願いします。
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