横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! ⑧

2008-08-09 08:56:15 | Weblog
 もちろん、永久の生命を持つ人間はおりません。したがって、何時の日か体の機能が衰えて、消化機能の低下から消化不良が起こり、さらにこれが高じて腸内での腐敗が生ずるに至り、酸性腐敗便(酸性腐敗便に関して詳しくは、私著『医療革命』をご参照下さい)が大量に産出され、その吸収により生命が奪われる宿命を人間は生まれながらに背負っているのだと私は考えております。
 そこで、せめて平均寿命以上であれば、このような形で亡くなられるのも致し方ないとは私も思うのです。

 しかし、人間の一生中では、体調も山あり谷ありです。この、たまたま体の機能が低下した際に、酸性腐敗便産出のハードルが待ち構えています。そして、一生の中で何台も用意されているこのようなハードルの、比較的最初の部分で引っ掛かってこけてしまい、その人のレースはそこで終わってしまうということの起こる確率が、主には近年の劣悪な食生活が原因で非常に高まっていると私は判断しているのです。

 このようなことが、長寿世界一を誇る一方では、病院罹患率世界一という極めて矛盾した状況を生む元凶となっていると私は結論しております。
 ことにその内容が、高齢者は比較的に矍鑠として元気であるのに対し、青・壮年期の者たちが各種の慢性病に罹患するという、極めて問題あるものとなっています。

 慢性病は食生活の改革ほかで予防・治癒する方法・手段が既に存在すると述べても過言で無い状態となっているのです。それにもかかわらず、現在のままの食生活の状態を放置していたら、慢性病罹患者は増加し続け、それに応じて医療費も増加し続けるばかりです。
 そしてこのことは、経済的損失ばかりでなく、同時に人的損失が生ずることを意味します。すなわち、数多くの家庭で様々な形の不幸が頻発することとなるわけです。
 この悪循環を断ち切るために“どげんかせんといかん!”と、皆さんもそうは感ぜられませんか?