横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

「32歳」は野球選手にとっての“厄年”・・・食生活と選手寿命②

2009-07-12 23:58:54 | Weblog
 プロ野球選手になるような人は、小学生の頃から頭角を現し、高校生時代にはプロのスカウトの目に留まるほどの人々です。32歳まで現役で活躍できる人はほんの一握りですから、野球の世界での成功者と言いうる者たちです。
 32歳までにすでに二十数年間も野球をやり続けてきているのですから、色々な体の部位に疲労の蓄積あるいは、故障を抱えることなどがあっても当然でしょう。
 この年齢以上現役を続け、しかも一線で活躍できる人は、地道な体の強化ほかの努力を行っている人乃至は、遺伝的に頑強な体を受け継いでいる人(ただし、これらの人もそれに加えての努力が必要と判断されます)など一部に限られると考えられます。
 採り上げた記事の中で、“アンチエージング(抗加齢対策)を医学的にサポートしながら研究も進めている京都府立医科大の吉川敏一教授(62)が、「新井選手はこれまでの血液検査の結果が、食事が肉ばかりに偏っているという結果が出ていたので、顔をあわせて『栄養をバランスよくとっているか?』と尋ねたが『ハイ』と返事があった。たまたま彼が手に野菜ジュースのパックを2つ持っていたので、まあ信じることにしようか」 ”という下りは極めて興味深いところです。

 今の野球界で現役最古参選手というと、横浜ベイスターズの工藤公康投手(46歳)ですが、最近何度か彼の家庭及び仕事への取り組みの姿勢などをダイジェストしたテレビ番組の一部を見ました。とても家庭の中が和やかな様子が見て取れて、良い御家庭をお持ちなのだナァと羨ましく感ぜられました。
 工藤氏が46歳まで一軍で活躍できて来ているのも、体の基盤となる食生活管理という部分で奥さま他のサポートがあってのことであろうと推察され(食生活のことなども述べられた本を出されているのだとしたら、興味がありますので是非読んでみたいと思っています)、“浜のおじさん”と自称されている、心は今なお野球小僧のご活躍を応援したくなります。