横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

社会保障と税の一体改革(その11)

2012-08-05 22:39:54 | Weblog
 心臓発作あるいは脳卒中の発症に際して人々は、最初の中は何が起こったのか戸惑い、その後いったいどうすれば良いのかとオロオロし、結局は何をどうすれば良いのかが判らず、「そうだ!医者だ!」、「救急車を呼ばねば」ということになっているのがほとんどのケースの実態であるかと思われます。
 ただ、救急車の現場到着までの時間は、平成22年の調査では全国平均で 8.1 分(前年は7.9 分)と年々長くなり、さらに、病院収容までの時間は全国平均で 37.4 分(前年は36.1 分)と、過去最長となったことが判っています。
 「救急車を呼ぼう!」と決めるまでにも発症してから時間がある程度掛かっていると推測されますから、結局は発作発症から何らかの治療処置が行われるまでに、最低でも一時間数十分くらいの時間が掛かっていると判断される状態に現在はあるのです。

 そして、繰り返しこのブログで私が述べていることですが、心臓発作並びに脳卒中は酸性腐敗便の産出・吸収が根本原因で発症します。酸性腐敗便の産出・吸収は分秒単位で刻々と急速度に進行します。
 そこで、重篤なケースではこれら発作の症状が発現してから、数分~数十分ほどの間に適切な処置の手が打たれないと、あれよあれよと言う間に危機的状態へと陥って行くこととなるのです。

 したがって、発作発症から治療開始まで1時間以上も掛かっていたのでは、発作原因物質が体内を暴れまわった結果の梗塞あるいは出血箇所に対する外科的なその場しのぎの後始末の処置がなされなければならなくなるわけです。
 そして、このような形の治療が今日ではもっぱら行われている実情にありますため、医療とはこんなものだという思いこみが医師並びに一般の人々の側にもあると思われるのです。
 しかしそうでは無く、病気の根本原因に対して安全に処置することが可能な範囲の時間内に適切な治療の手が打たれずにいるため(このことは慢性病の根本原因を現代医学が未解明だとしている状態にあることから起こっていることです)、患者が医師の所にたどり着いた時は、もはや根本原因物質が体中を暴れまわった跡の後始末の処置をせねば、生命の維持に支障が生ずる段階に至っているので、このような対処しか採り得ないでいる医療の実状を表しているということなのです。
 私どもは、このような後始末の処置では無く、その発症の初期の段階に於いて根本原因に対して処置の手を打つことこそが肝心だし、治癒成果を画期的に上げ得ることだと結論しているのです。

 発作発症の初期の段階に於いてこれら発作の根本原因である酸性腐敗便に対して適切な処置の手を打つことが実践可能となりましたならば、経済的負担が従来の百分の1~千分の1というほどに大幅に削減できることになるでありましょうし、何よりも生命に危険が及ぶなどの心配をせずに(また、患者が死の恐怖を覚えるなどのことも無く)、安全に莫大な数多くの人々の健康・生命を救いうるようになると考えているのです。
 もちろん、後遺症もまったく残らないか、もし残っても遥かに軽度で済ましうるようになると私どもは確信しているのです。

 なお、どれほど医療費を削減できるかは、人々の酸性腐敗便学説に対する理解の度合いと、良く理解して得た知識の下に、自ら酸性腐敗便に対する対処を積極的に実践するか否かの度合いとで当然大きく変わって来ることになります。
 北海道の瀬棚町では、既存の知識を駆使して町を上げて病気撲滅に取り組んだ結果、お年寄りの医療関係の経費を、それ以前より45%ほど削減できたことを過去に何度かこのブログで繰り返し採り上げました。
 そこで、既存の知識を総合的に駆使してさえもこれほどの成果が努力次第で上げられたわけですから、慢性病(それ以外にもカゼのアレルギーや動脈硬化など)の根本原因が明らかとされた下では、この瀬棚町で実現された削減のパーセンテージを下回ることはまず無いと私は考えています。ただしもちろん、国を上げて酸性腐敗便学説の理解に熱心に励み、国民個々人がその実践をできうる限り一生懸命に行うという条件付きのことではあります。

 現在私のこのブログを訪れて下さる人の数は数百人ほどです。今後は、厚生労働省の数多くある委員会のメンバーや、医療問題に関心ある国会議員などにも是非見て頂ければと思っています(ただ、関連する業界には少なからぬ影響をもたらしうる情報でもありますから、これまでもそうであったであろうように、なんでかんで邪魔されるくらいがオチなのかも知れませんが・・・〔このような根本原因を解明した研究成果を基盤とした、まったく新たな、既存のものより遥かに優れた治癒効果ある製品の開発を試みて頂くためのきっかけという、前向きな捉え方をして頂ければと私は願っているのです〕)。(続く)