横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身!その166

2009-11-25 17:30:36 | Weblog
 私は、ことに慢性病に関しては、現行の医療だけでは芳しい治癒成果を上げる事は無理だと考えております。
 なぜならば、慢性病の原因は食生活を中心とする生活環境の累積的な誤りの結果として生ずるものであることが明らかとなってきております。
 このことは、慢性病の予防及び治癒には、食生活を中心とする生活環境をどのようにしたらよいのか等に関する知識・情報が極めて重要であるということです。

 昨日このブログに、“<5分ルール>厚労省が廃止検討”というニュースのことを記しました。
 ところで、最近の医療の実態は、つい先般まで3分間診療と言われておりましたのが、2分間診療とすら言われるようになってきているのが実状ですから、この短い診察の間に医師からまとまった情報を得ることは不可能です。
 したがって、自らが積極的に健康の維持・増進、病気の予防・治癒を可能とする、食生活を中心とする生活環境に関する知識・情報を得る努力をする必要があるのです。そしてもちろん、自ら理解・納得できたその情報を生活の中で実践して初めて、その恩恵を享受することができるのです。

 私は、“慢性病の主治医はご自分自身!”というタイトルで160余回にわたり述べてきておりますが、上記のような状況の中で、自らの一番大切なものである健康・生命を守るのはご自身以外に誰がいるでしょうか?
 なお、外科手術と言うような特殊技能を必要とする治療を受ける場合には、貴方(外科医)任せにならざるをえません。ただこの場合にも、今日ではインフォームド コンセントということで、医師から治療方法の幾つかの選択肢が示されますので、最終的にお決めになるのはご自身であるのです。したがって、このような場合も自ら判断できるための情報を取得する努力が必要であるのです。
 世の中では、貴方任せということがしばしば行われておりますため、健康・生命に関わる問題でも同様な考えで行動される人が結構おられるように私は感じております。だがこれでは、大切なものを守ることは決してできないのです。