横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

スクワレンでガンが治る!?④

2008-12-21 21:22:09 | Weblog
 “ガンは酸素に対して防御の手立てを持っておらず、酸素の攻撃に対して極めて弱みを持っている”旨は上述しました通りです。
 ガンが酸素ことに活性酸素に対して防御の手立てを持っていないことは、とうの昔に明らかとされている事実です。
 したがって、このことがガンにとっての弱みであるということから、この点を突いてやっつけてしまおうとして様々な治療方法が開発されてきております。

 そこで、このガンの問題を述べて行くに当たって、少し話は変わりますが、ことはこの地球上での生物の発生に始まり、今日に至る生物の進化にも関係するものであるということに触れておきたいと思います。

 そもそも、葉緑素を持つ藻類を始めとする植物がこの地球上に現れる前の原始の地球の大気中に酸素の存在しなかったことが研究によって明らかとされています。
 そこで、最初に現れた生物は、我々人間のように酸素を呼吸して、口から摂取した栄養素を細胞内で燃やしてエネルギーを得ることは当然できませんでした。
 したがって、酸素無しでもエネルギーを得られる、専門用語で嫌気性代謝と呼ばれる新陳代謝をする能力のある生き物が先ず現れたのです。