鳥インフルエンザのパンデミック対策のアイデア④

　“タミフル”は、現在すでに医師によってカゼ患者に対して処方されております。
　ところが、小児に対してタミフルを処方した際に、高層建物に住む子供でタミフルを服用した者の中に、なぜか高層階から飛び降りて亡くなられるという事件が何件か立て続けに起こり、タミフルに異常行動を起こさせる何らかの強い副作用があるのではという話題で一躍この薬は知られることとなってしまいました。
　その後、色々と調べた結果、このような副作用の存在については一応無いということで否定されたということは新聞などでも報道されました。
　しかし、飛び降りて亡くなられた幾人かのお子さんに、何れのケースもそのようなことをする動悸などが見当たらないと聞いておりますので、すべてを偶然の一致で済ましてしまうことには強い疑問が残ります。
　したがって、今のところその真実は正直なところまったく判りません。

　鳥インフルエンザのパンデミックに備えるため、各々の国でタミフルの大量備蓄などの処置がとられています。他に方法・手段が無いとされている状態では、これに頼らざるを得ないということのようです。
　果たしてこのものがどれほど頼りになるか、それも蓋を開けてみないと判らないのではと感ぜられるのです。