横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その47

2008-11-06 08:48:32 | Weblog
 医学は進歩した進歩したと言われながら、医療費は年を追う毎にどんどんと右肩上がりです。
 ほとんどの分野が右肩上がりで無くなっている状態の中にあって、進歩したと言われていながら、掛かる費用を減らせないということは非常におかしなことだと皆さんは感ぜられないのでしょうか?
 それよりも病人の数が増え続けていることが非常におかしく感ぜられます。

 言葉通り大きな進歩を遂げたのでしたなら、病気をスムースかつ効率よく治すことができますし、病気を軽度で済ますことができるわけです(なお、確かに大幅な進歩を遂げて、治癒効率が格段に上がった医療分野も一部にはあります)。
 すなわち、依然として増えているということは、肝心の部分が本当は進歩していないことを意味するとしてしか理解することができないのではないでしょうか?

 私などは、自らの老後の事もかえりみず、人々が長く健康で病気にならないで済むような価値ある情報を広く伝えられれば、後はどうにかなると思って努力して参りました。
 しかし、時間はどんどん加速度を付けて経過します一方、広く啓蒙する願いはほとんど叶っておりません。
 病気を恐れる人は数多くおられるはずだ、おられないはずがないと思ってはいるのです。
 しかし、無知(それは、医学界並びに担当所轄官庁が適切な情報を人々に知らせる状態になっていない)からではあるのでしょうが、むしろ、病気になろうなろうとする生活を送られている人の割合が非常に多くなっておられると私は研究成果の視点から近年富みに感じています。

 私は、段々と世の中、人々の心が判らなくなってきています。
 病気になった時点では、何とかこの苦痛さえ取り除いて欲しいと切実に思うはずなのですが、運よく治ってしまった後では、ケロッと瞬く間にその苦痛や気持ちを忘れてしまうようなのです(そういう私も、類似のことを再三経験してきております)。
 果たして人々は病気に関して、どれほど本気で治したいと思っておられるのかということに私は疑念が湧き起こる時があり、自らは強い自信と熱情を持ち続けている気ではいるのですが、時折迷いと寒々とした気持ちを感じてしまうのです。