横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

日本再生論(その67)

2012-02-23 15:45:00 | Weblog
 人間の生命が有限であることはご承知の通りです。
 そして、死をもたらす因子として病気は最も主要なものであり、年間の死亡者総数の約9割余の死因が病気で占められており、その他としては老衰、不慮の事故、交通事故、自殺などがあります。

 上記しましたように死に至る形態には様々なものがありますが、それぞれに於いて何ゆえ死という帰結を迎えることになっているのかその原因を考察してみますと、そのほとんどに酸素欠乏が密接に関わっていることに気付くことができます。
 すなわち、傷害(炎症)、出血、梗塞などによる一部組織・臓器の機能低下乃至機能不全です。

 人間が生命を維持する上で必須とするものは、酸素、水、栄養の3つであることは周知の事実です。
 これら3者は、何れが欠けても生命を維持することができません。したがって、どれが一番重要だなどと順位付けすることはナンセンスです。
 しかし、そのものが欠けた場合、健康・生命を危機に至らすまでの時間の長さということに着目した時、酸素欠乏ならば普通数分、水分欠乏ならば数日、栄養欠乏であれば数週間ほどで人間を死に至らしめることは皆さん良くご存知のはずです。
 このことからも、酸素の欠乏が抜群の短時間で人間の健康・生命に影響を及ぼす存在であることが判ります。したがって、病死に限らぬことではありますが、酸素欠乏は人間の死の最大の原因因子であり、大半の人間の生命を奪う病気の根本原因は、体内に強力な酸素欠乏を引き起こすこと、あるいは酸素欠乏作用を持つものであるということが予測できます。

 人間の死亡原因として上げられる病気には非常に様々な種類のものがあります。
 ただ、死亡診断書の死亡原因疾患名を記す欄には様々な病名が記載されますが、最後の最期の直接的な死亡原因因子は、僅かな数のものに収束すると私どもは結論しています。
 そして、その僅かな死亡原因因子の中の抜群なものとしては二つのものが存在し、その中の一つが“酸性腐敗便の産出・吸収”であるという結論に達しているのです(残りのもう一つの因子は、ウイルスが原因体では無いカゼの罹患に伴って生ずるアレルギーであると私どもは結論しています)。