横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

病死と殺人との違いは何か?

2007-07-30 14:46:11 | Weblog
 例え仮定の話であるにせよ、そのような事態が起こることを考えることさえおぞましいことでありましょうが、皆さんの近親者の一人が何者かによって殺されたという場合を想像してみて下さい。

 その殺された被害者が貴方にとって極めて強く愛おしいと感ずる存在の者であった場合には、その犯行を犯した犯人を強く憎悪し、恐らくは、“殺してやりたい!”とさえ思うほどの感情を心の奥底に抱かれるのではないでしょうか?
 更に、その犯人が何者であるのかが判らぬ場合には、その真犯人が是非とも究明され、逮捕されることを強く望むはずです。また、誰がどのような理由で、その近親者の命を奪うという行為をするに至ったのか、そのわけを是非とも知りたいと思うはずです。
 しかも、同様の手口でその殺人犯が連続的に犯行を犯している可能性が高いと推測される際には、その者を逮捕したいという思いは、地域全体の者たちの総意となるはずです。

 ところで、この殺人を、同じ死の結果をもたらすという共通項を持つ病気による死と比較してみましょう。
 日本では慢性諸病で一日平均何と! 約2,000人もの方々が亡くなられています。
 もちろんそれらの方の中の過半は、長い歳月慢性諸病を患われてきていた者たちで、そのように長期の闘病・介護の末に死亡された場合、“亡くなられたことは非常に悲しいが、それがその者の運命であったのだろう”、あるいは、“寿命だ”などとして諦めているケースが多いことと推察されます。
 しかし、ほんの少し前まではかなり元気であった者が、ごく短期間の体調不良をきっかけとして、あれよあれよと言う間に亡くなられてしまった場合には、“極めて残念だ! 諦め切れない”という思いを強く抱くケースもかなり多数存在します。