横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その62

2008-11-24 08:59:19 | Weblog
 なお、日本以外の他国の医療も、病気の原因が明らかとされての根本療法では無く、同様に対症療法であることには変わりありません。
 ただ、薬剤は、消化剤などごく一部のものを除けば、それぞれに副作用を持つものがほとんどです。

 薬の種類の数が増えるほど、病気の治癒にとってマイナスがもたらされるリスクが増えることになり、病気治癒の主たる役割を担っている“自然治癒力”と呼ばれるようなものを弱らせることとなります。その結果、病気の治癒を遅らせることにも、場合によっては起こっていると判断されるのです。

 以前このブログで、小児科医の成り手が、他の診療科の医師に比べ、その収入の少なさゆえに少ないことに関しての私の判断を記しました。
 その際、小児に対する薬剤の処方量の少ないことが、薬剤の量に比した価格に設定されているがゆえに、小児科医の収入の少なさに直接的に影響していることはおかしいという私の判断を述べました(このようなことが原因となって、小児科医の収入が他の診療科の医師に比して少ないことが、小児科医に成りたがらないことの主要な一因になっていると考えられています)。
 小児にも薬剤をタップリとサービスして、成人と同量の薬剤を処方し、医療費も成人と同額請求したとすると、小児は過量の薬剤の副作用により、病状が軽快するどころか、より危うい状態におちいることが起こりうるのです。