横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その64

2008-11-27 14:37:51 | Weblog
 以下は、2005年12月20日 (火)に、私が私の“ココログ”時代の旧ブログに、“医療改革(その3)”のタイトルで記述した同一のものです。

 朝日新聞の(2005年)10月27日朝刊27面に“医療200X年 制度改革を前に”というシリーズ記事が掲載されました。この記事では、人口約2700人の北海道の旧瀬棚町と人口39万人の神奈川県藤沢市での、健康診断や保険指導で病気を予防して医療費を減らす試みについての経過が報告されていました。
 記事の概要は以下の通りです。
  ☆  ☆  ☆
 瀬棚町は65歳以上の高齢化率は約30%(全国平均約20%)。1人当たりの老人医療費は94年度まで130万円超、その後も100万円台が続き、道内上位の常連だった。
 これではいけないと、改革の柱を予防重点に大変換した。保健師による保健指導、医師と一緒の健康講話・相談会の開催など。また、町独自の保険事業(各種予防接種や検査)などを続々導入した結果、一人当たりの老人医療費は02年度には72万6千円に減少。当時の道内212市町村中187位に改善した。
 一方、人口39万人の東京のベッドタウンである神奈川県藤沢市では、厚生労働省のモデル事業で、健診と保健指導強化が健康状態や医療費に与える効果を検証した。
 ただ、ごく一部の生活習慣や各種検査数値の改善は認められたが、肝心の医療費削減に寄与すると判断される結果は僅かにしか見られなかったとのことです