横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

スクワレンでガンが治る!?(その48)

2009-03-13 22:16:54 | Weblog
 我が国に於いては、昭和25年(1950年)にガンは疾患別死亡率順位のワースト10に初登場して以降着実に順位を上げ、1981年秋に死亡率順位第一位の疾患となりました。その後ガンは一位が定位置となったままであることはご承知の通りです。
 
 ただ、ガンはどこの国でも一番多い病気というわけではありません。
 アメリカや西欧諸国では心臓病死が第一の病気である国々が大半であって、ガンは一位ではありません。また、いわゆる低開発国と呼ばれる国々では、いまだ伝染病による死亡率がトップで、ガンによる死亡者は非常に少数であるという統計成績となっております。
 国(あるいは、地方、民族)の違いによる、これらの病気の発生傾向の差異の生ずることにつきましては、もっと更に詳しい研究がなされる必要があると私は考えております(このことにつきましても私どもはすでに研究成果を得ております)。

 なお、一つには、ガンの発生は老齢となるほど高くなる傾向があります。
 したがって、平均寿命がかなり短い地域では、ガンによる死亡率は当然かなり低いことになります。
 また一つには、医療の発達の度合いにより、死亡原因疾患が曖昧となる可能性があると推測されます。

 ただ、そのようなことの影響を大幅に差し引いても、低開発国と先進諸国との間に、死亡原因疾患の種類や発生率に大きな差異が明らかに存在することの意味は、もっともっと深く追求する価値があると私は思っております。
 そのことは、医学界がいまだ原因未解明としている、いわゆる慢性病の原因解明に結びつく研究であると考えられるからです。