横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

突発性難聴の原因を解明する!

2008-02-08 23:54:15 | Weblog
あゆにも朗報?突発性難聴で細胞再生の世界初の治療(読売新聞)

 昨日上記のようなニュースが入りました。

 『突発性難聴』というと、 “浜崎あゆみ”という当世の人気歌手がこれになったことを最近告白した病気として注目を集めましたので、ご存知の方も多くおられることでしょう。
 私の場合は突発性難聴では無いのですが、時々耳の聴力の低下することを経験しております。すなわち、アレルギー性体質であることと、耳道が生まれながらに一般人より狭いため、耳に水が溜まり易いのです。頭を振ると耳の奥で水の動く音がゴソゴソッと聞こえるようになると、耳が何か詰め物をしたようなくぐもった感じとなり、自分や他の人の発した言葉が非常に聞き取りにくく、また、考えながら話をまとめて話すことがとてもしづらくなるのです。

 芸能人でこのような状態となられたら、例えば歌手では、自分の声がどの程度どのように出ているかを極めて確認しづらくなり、上手に音程をとって歌を唄うことが非常に困難になるであろうと推察されます。

 上記のニュースは、“聴覚細胞の死滅を防ぎ、再生させる”という再生医療に関するもので、突発性難聴患者の人々にとっては非常に朗報と言い得るものだと思います。

 ところで、突発性難聴について私の興味がある点は、その原因解明に関してのことです。
 なお、この病気は国から特定疾患(難病)に指定されているもので、現在その発症原因は未解明とされている状態にあります。
 難病情報センターのHPには、“1993年に厚生省研究班を中心に行った調査では、突発性難聴の全国受療者数は推定、年間24,000人で、人ロ100万人対で192.4人でした。2001年の調査では、全国受療者数は推定、年間35,000人で、人ロ100万人対で275.0人と増加しました”と記載されており、10年ほどで約1.5倍も増えているのだそうです。
 現在はおそらく5万人近くもの患者数となっているのではと思われます。
 そこで、原因が解明されれば、この数を大幅に減少させることが可能となるはずですので、このことに関して記してみようと思います。(続く)